サンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
「食品ロス削減推進サポーター」として、食品ロス削減や冷蔵庫収納でキッチンのムダをなくすコツを発信しています。
「今月も食費が5万近く…」
「1人暮らしなのに、全然節約できてない…」
そんなふうに感じているかた、じつはすごく多いのではないでしょうか?
私自身、1人暮らしを始めた当初はそれまでの4人家族の感覚が抜けず、気づけば月5万円近く食費がかかっている状態。
しかも、食材を使いきれずムダにしてしまうことも多く、自己嫌悪の連続でした。
でも、いろいろ試していくなかで、今では月2.5〜3万円台に食費を安定させられるようになりました。
今回は「満足感はそのままに、食費をちゃんと抑えたい」というかたに向けて、私が最初にやったことをまとめます。

1.まず「予算」を決める。ゴールがないと、がんばれない!
何より最初にやったのは「食費の予算を決める」こと。
私は【週5,000円×5週=月2万5,000円】を目標にしました。
とはいえ、いきなり半額にするのは現実的じゃありません。
最初は【週8,000円】から始めて、慣れてきたら7,000円→6,000円と、少しずつ下げていくようにしました。
「食費を下げたいけど、なかなかうまくいかない」というかたのなかには、
意外と“目標額を決めていない”人が多い印象です。
ゴールがあるから、試行錯誤もやりがいが生まれます。
まずは「これくらいならできそう」と思えるラインで、週単位の予算を決めてみましょう。
2.今のお金の使い方を“数字で”見える化する
次にやったのは、「何に使いすぎているのか」をはっきりさせることでした。
私の場合は…
・なんとなく寄ったコンビニで、ついお菓子やドリンクを買ってしまう
・外食やテイクアウトが多い
・安いからと買った食材が使い切れず、ムダに…
などが大きな要因でした。
この“ムダづかいゾーン”を明確にするために、私は家計簿アプリの「マネーフォワードME」を活用。
項目の設定で、「スーパー食材」「スーパーお菓子」「コンビニお菓子」「外食」などこまかく分けてみたら、どこでお金が出ていってるかが一目瞭然になりました。
3.「冷蔵庫の傾向」を知るのも節約の第一歩
さらに、冷蔵庫整理を月に数回やっていました。
「またこの野菜、使いきれずにダメにしてる…」
「同じような調味料がいくつもある…」
何度か整理を繰り返すうちに、自分がムダにしやすい食材の傾向が見えてきます。
これを意識するだけでも、買い物の仕方が変わってきますよ。
食費は「なんとなく」では下がらない!
なんとなく節約しようとしても、なかなか効果は出ません。
でも、今回紹介したように…
1.まず週単位の「予算」を決める
2.ムダの多い項目を数字で把握する
3.食材の使い方・クセを冷蔵庫整理で知る
この3ステップを丁寧にやれば、ちゃんと節約できるようになります。
「今年こそ、食費を本気でどうにかしたい!」と思っているかたの参考になればうれしいです。
◆この記事を書いたのは・・・おだけみよ
整理収納アドバイザー。無印×時短家事で50代からのシンプルライフのコツを発信