節約が続かないのは“やめる”ことに力を使いすぎていたからかもしれません。
実は、好きなことを無理に断たなくても家計は整います。日常の選択を少しだけ置き換えるだけで出費は自然に減少するものです。今回は、元浪費家貯蓄ゼロ家計だった小倉つぼみが、その方法をご紹介します。
「ゼロにする」節約は続かない理由
節約しようと思ったとき、多くの人がまず「やめること」に注目します。
甘い飲み物をやめる、外食をやめる、趣味をやめる…。
でも“ゼロにする節約”は多くの場合、長続きしません。理由はシンプルで、人は制限されればされるほど反動が起きやすいからです。禁止した反動で衝動買いにつながったり、ストレス食いに走ってしまうこともあります。
さらに、毎日忙しい主婦は仕事・育児・家事で日々フル回転。疲れたときに自分へのご褒美が必要になるのは自然なことです。そこを力づくで我慢し続ける節約は、どうしても無理が出てしまいます。
だからこそ、家計改善で大事なのはゼロにしないこと。
やめるのではなく「置き換えること」が、ストレスなく続けられる節約の基本になります。
お金もストレスも減る「置き換え術」
置き換え節約とは、「完全にやめる」のではなく「よりコスパの良い選択に変える」方法です。
たとえば…
甘い飲み物 → 無糖炭酸水へ置き換え
1本140円のカフェラテをやめるのはツラい。でも炭酸水100円なら満足度もあり、月に1,000〜2,000円近く節約できます。
外食 → 作り置き・レンジ調理へ置き換え
家族4人で外食すると4,000〜8,000円程度の支出になってしまいますが、簡単な作り置きで代用すれば、その半額以下で済みます。
毎日の買い物 → 週1まとめ買いへ置き換え
「ついで買い」によるムダ遣いが減るだけで月5,000円以上出費が変わる家庭も。
“やめる”よりも“変える”の方が心理的コストが圧倒的に低いのがポイント。
ストレスなく続けられて、気づけば出費が減っている。これが置き換え節約の最大のメリットです。
家族でできる無理のない節約習慣
置き換え節約は、家族にも負担がかかりにくいため協力を得やすく、続けやすい理由があります。
たとえば…
ジュースは炭酸水+レモンで代用
外食の回数を減らして、家族リクエストの“簡単メニュー”を作る
お菓子は大袋を買って小分けにする
「やめて!」ではなく「これにしてみない?」と提案できるので、家族のストレスも最小限で済みます。
無理のない置き換えを積み重ねると、
・甘いものを買わなくなった
・外食が減った
・買い物の回数が減った
と自然に家計が健全化していきます。
節約は頑張るものではなく、習慣を整えるだけで十分。
「置き換え」という小さな工夫で、心も家計も軽くなるのを実感できるはずです。ぜひ、今日から試してみてください。
■執筆/小倉つぼみ
フリーランスのWEBデザイナー・メンタル心理カウンセラーで、娘2人のママです。日常の心のリフレッシュ方法や、無理せず楽しく貯蓄・節約する方法を発信中。
編集/サンキュ!編集部