年間100万貯めた元浪費家が実践!年末の1回で家計が変わる「ゆる棚卸」

年間100万貯めた元浪費家が実践!年末の1回で家計が変わる「ゆる棚卸」

2025/12/11

慌ただしい年末は “家計の整理” にも絶好のタイミングです。そこでおすすめなのが、年に1度だけ取り組む「ゆる棚卸」です。

多くの節約上手さんも取り入れている方法で、家計の問題点を“ゆるく・短時間で・気負わず”見直し、無理なく支出のムダに気づけるのが特徴。「ゆる棚卸」の具体的なステップを3つに分けて、元浪費家の貯蓄0家計だった小倉つぼみがご紹介します。

小さな発見でも次の年の家計が大きく変わりますよ!

サンキュ!STYLEライター。元浪費家で貯蓄0家計だったが、収入減少をきっかけに家計を見直し、年間100万円...

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使っていない固定費を棚卸して“隠れムダ”を見つける

使っていない固定費を棚卸して“隠れムダ”を見つける
出典:写真AC

最初に見直したいのは、毎月自動で引かれている固定費。特に年末は、「この1年で何を継続して、何をやめるか」を考えるベストタイミングです。

・サブスク(月額サービス)
・スマホ・Wi-Fi料金
・保険
・使っていない習いごとの月謝
・オンラインサービスの自動更新

これらは普段気づきにくく、「気づいたら1年で数万円払っていた…!」というケースが多い項目です。

年に1回“全部書き出す”だけで、ムダな契約が見えてきます。
特にサブスクは、 平均で1人あたり年間約3万円使っていると言われており、解約するだけで翌年の貯蓄額が一気に増えることもあります。

食費・日用品の「買いすぎポイント」を棚卸する

食費・日用品の「買いすぎポイント」を棚卸する
出典:写真AC

家計で最も変動が大きいのが食費や日用品。しかし、年末にまとめて振り返ると、ムダな習慣が見えやすくなります。

例えば、「同じ調味料を重複して買ってしまう」「使わない食材が冷凍庫に眠っている」や、「日用品の“予備買い”が無意識に増えている」など、こうした“買いすぎのクセ”は、月数千円、年間で数万円のムダになることも。

年末の棚卸で、
「今年使わなかったものリスト」
「来年は買わなくていいものリスト」
を作ることで、翌年の買い物の精度がグッと上がり、自然と節約につながります。

「来年の貯め方」を決めて仕組み化する

「来年の貯め方」を決めて仕組み化する
出典:写真AC

棚卸の締めくくりは、“来年どう貯めるか”を決めること。気合いを入れる必要はなく、むしろ“ゆるく続けられる方法”にするのがポイントです。

・給料日の「先取り貯金」額を決める
・投資信託を毎月いくら自動積立にするか設定
・財布・口座を分けて使うルールを作る

これらを年末に一度設定するだけで、翌年は自動的にお金が貯まる仕組みが完成します。

また、1年を振り返って
「今年は何ができて、来年はどこを変えたいか」
と書き出すと、家計管理のストレスが大幅に減り、行動につながりやすくなります。

年末の「ゆる棚卸」は、がんばりすぎず、できる範囲で家計の棚卸をするだけでOK。
小さな整えが積み重なり、気づけば大きな貯蓄に変わります。忙しい主婦でも無理なく始められるので、ぜひ今年の終わりに取り入れてみてくださいね。

■執筆/小倉つぼみ
フリーランスのWEBデザイナー・メンタル心理カウンセラーで、娘2人のママです。日常の心のリフレッシュ方法や、無理せず楽しく貯蓄・節約する方法を発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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