毎日洗濯をしているのに汚れがしっかり落ちていないと感じることありませんか?
そして、柔軟剤を入れているのにふんわりしないと感じることありませんか?
そんな洗濯の悩みからいろいろ試し、結果これだ!と解決できた洗濯方法を、こそうじマニアのkousanaが紹介します。

汚れ落ちとフワフワ感のなさに悩む日々
洗濯洗剤といえば今では液体洗剤が主流。
売り場を見ても大半が液体洗剤を占めています。他にジェルボール、スティックタイプなど、洗濯洗剤もどんどん進化していると感じます。
当たり前のように長年液体洗剤を使ってきましたが、ただ洗濯機を回すだけではどうしても汚れが蓄積してしまう。特に襟や袖汚れは。そんな経験はありませんか?
その度に浸け置きしたりもみ洗いしたりするのも面倒。
柔軟剤入りと書いてあってもフワフワにならないから柔軟剤も投入してみるものの、劇的に変化しているとは正直感じられない。
そこで、一旦粉末洗剤に戻してみることに。
粉末洗剤とクエン酸使いに変更
かつてはどの家庭も粉末洗剤が当たり前だったのに、一体いつから棚の隅に追いやられるような存在になってしまったんでしょうか。3種類ほどしか置いてありません。
久しぶりに粉末洗剤を使ってみて、予洗いせずに洗濯機を回してみると汚れの蓄積がないことに気づきました。
粉末洗剤の方が洗浄力があると言われているのは確か。(汚れの度合い、個人の感じ方に差が生じます)
次に、柔軟剤を使ってもフワフワにならない悩み。
香りつけのために…という観点で使う方もいると思いますが、その香りが時には他人の迷惑になることを知り、クエン酸が柔軟剤の役割をし衣類を柔らかくするというのを聞き、いざ実践。
結果、古びたタオルがフワフワになってきたことに驚きました!
使い方と注意点
使うなら環境に良いもの、皮膚に良いものを使いたいと、粉末洗剤から粉末石けんへとステップアップし使ってみると、粉末洗剤とは違い溶けにくさを感じます。
そこはあらかじめ水や残り湯で溶かすことで解決。そのまま洗濯槽に投入します。
ただ、粉末石けんが使用できない機種もありますので確認してください。
クエン酸も小さじ1に対し50mlの水で溶かし、すすぎの最後に投入、もしくは柔軟剤投入口に入れます。
クエン酸は少量で十分効果があります。そして石けんカスの除去・予防、石けん洗濯の仕上がりを柔らかくする効果があります。
注意点として塩素系製品と混ぜない、洗濯槽の掃除に使わないようにしてください。
粉末石けんは環境にも皮膚にも良いので、肌の敏感な方にもおすすめです。
ただ、購入する時に液体洗剤のように選択肢がたくさんある訳ではありませんし、どの店舗にも置いてあるとは限らないのが難点。
店舗購入ならドラッグストアよりもホームセンターや大型スーパーの店舗へ。近くにそのような店舗がなければネットで購入できます。
汚れ落ちに納得いかない、柔軟剤を使ってもフワフワに感じられないなどの洗濯悩みのある方は試してみる価値はあります。
■執筆/kousana
1日に10分程度の掃除を毎日実践しているこそうじマニア。掃除ネタをはじめ、暮らしに役立つこと、アラフィフの暮らしや生活ぶりなどを発信している。インスタグラムは@kumikato.0125
編集/サンキュ!編集部