いそがしくないときは週1ペースで無印良品に通うサンキュ!STYLEライターのdanngoです。
無印良品のキッチン用品のなかでも売れ筋なのが、シリコーンの調理スプーン。
その仲間といえるシリコーン製のミニスプーンはジャムをすくうのに便利とされているのですが、わが家では別の使い方をしています。
すくうのは、食品ではなく化粧品
無印良品の「シリコーンミニスプーン」は、290円(税込)の商品。
シリコーンの調理器具シリーズのなかでは、私の知る限り最安値です。
肩の部分の丸みが瓶の内側にフィットするように計算されているらしく、瓶の中のものをかき出すのに便利。
考え方をかえれば、食べ物でなくても容器に入ったものになら使えるのです。
私が使っているのは、ゲル状の化粧品。
手で直接とればよいのですけれど、ゲルに指を突っ込んだ瞬間ひんやりする感覚が好きではないし、指にたくさんついてしまって余ることもよくあります。
こういった化粧品にはスパチュラと呼ばれる小さなヘラがついていることもありますが、総じて小さいのですよね。
たくさん塗りたいときは、小さなヘラよりずっと大きいシリコーンスプーンの方が使い勝手がよいのです。
残りわずかでもしっかりキャッチ
容器の底に微妙にゲルやクリームなどが残ってしまい、指だとどうしても取りきれずイライラしたことありませんか?
指の先は丸みがあるせいか、容器の端にしっかりフィットせず少し残ってしまうのですよね。
シリコーンスプーンを使えば、端に残ったゲルやクリームを余すことなくかき出すことができます。
お高いクリームなどの場合、ほんの少し残っただけでももったいない気がするので、最後まできっちり使いきれると気持ちがよいですよ。
綿棒などを使うと先の綿の部分にかなりしみこんでしまうのですが、シリコーンならその心配もありません。
細い部分にも使える
シリコーンはよく曲がる素材なので、細い部分に入り込んだものでも取ることができます。
乾燥対策として使っているアロエのゲルは、容器が細く先に少し中身が残ってしまうのが悩み。
一生懸命押しても、なかなか出てこないのです。
こういう時は、容器をハサミで切断し、シリコーンスプーンを突っ込みます。
先端の細い部分に差し込んで、ぐるりとひと回ししてみました。
それだけで、そこに詰まっていたのゲルのほとんどが取り出せます。
もうひと塗りできそうな量が残っていました。
ここまでしなくてもよいのかもしれませんが、どんなものでも限りある資源。
中身を残さず使いきれば、容器をゴミに出すときも気持ちよく捨てられますよ。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。
※商品情報は記事執筆時点(2021年1月)のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。