散らかるのは「分け方」が間違っているから。子どもの物は「捨てる」より「分ける」方が効果的でした。
2022/11/13
増え続ける作品やサイズアウトした服など、子どもの物はどう収納すればいい?家の中であちこち散らばりがちなアイテムの収納アイデアをご紹介。家族みんながひと目でわかる方法で、すっきり片づきます♪
<教えてくれた人>
・整理収納アドバイザー 中山真由美さん
大の苦手だった片づけを克服。現在は個人宅の片づけ、収納セミナーの講師、収納アイテムの開発まで行う。
・ビジュアルコンサルタント 能登屋英里さん
自らリノベーションした自宅マンションは、多くのメディアに登場。今回は収納アイデアを写真で紹介。
【作品】子どもが管理する物と大人が管理する物を分ける
どんどん増えるので、器を決めておくこと。子どもが管理する物は子ども部屋、大人が管理する物はクローゼットなど、収納場所を分け、いずれも容器に入りきらなくなったら処分を。立体的な作品や大きい絵がコンパクトに収められる専用の「作品収納ボックス」もあるので、活用しても。
娘のお気に入りはふた付きボックスに収まる量だけと約束。
能登屋さん
きょうだいごとに分けてボックスに。
サンキュ!アンバサダー なごみ~さん
【サイズアウトした服】えりすぐりをケースに入れてサイズ別に収納
きょうだいに取っておく服やお下がりは、今後着るであろう物だけ厳選。それ以外は、思い切って手放して。保管時は紙袋に入れたままにせず、ケースなどに移して収納を。その際、サイズごとに分けて、ひと目で分かるようにすると◎。
サイズを書いた紙をペタ!
『サンキュ!』読者 A・Mさん
【タブレット】充電できて、立てて収納できる場所を設置
ファイルボックスやスタンドなど立てて収納できて、そのまま充電ができる物をリビングに設置して、ちょい置きを阻止。自分の部屋でも使う場合は、持ち運びしやすい取っ手付きのファイルボックスなどに収納すると便利。
突っ張り棒に専用のスタンドを。
能登屋さん
【おむつ】取っ手付きが◎。おむつ卒業後も使える収納に
お尻拭きやお手入れアイテムと一緒にして、ケースやバッグに。移動しやすい取っ手付きで、インテリアになじむシンプルな物が◎。ずっと使うわけではないので、おむつ卒業後は別の用途で使えそうな物を選んで。
どこに置いてもなじむ白を。
『サンキュ!』読者 H・Nさん
【プリント類】投げ込める平置きトレーなら整理もラク
プリント類は倒れてごちゃつきやすいので、立てる収納は不向き。100円ショップで購入できる平置きトレーなら、ポイポイ投げ込めるから子どもでも簡単。定期的に親が下の方にある古い物からチェックし、不要な物は処分を。
塾のプリントや学校のテスト入れに。
『サンキュ!』編集部 草野
参照:『サンキュ!』2022年11月号「収納アイデア事典」より。掲載している情報は2022年9月現在のものです。構成・文/草野舞友 撮影/天野良子、上原朋也、大森忠明、小野田陽一、片岡祥、キムアルム、木村文平、小林キユウ、砂原文、高杉純、林ひろし、山口明、山本あゆみ 編集/サンキュ!編集部