あなたはどのタイプ?むくみやすい部位でわかる!?体と心の弱点
2024/07/10
むくみに悩む女性は多いですよね。「とくにこの部分がむくみやすい」ということはありませんか?
実は、東洋医学(中医学)では、特定の部位がむくみやすい人には共通の特徴があると考えます。
今回は看護師・薬膳師などの資格をもつ薬膳ナースけいこさんが、「むくみやすい部位でわかる!?体と心の弱点」を3つのタイプに分けてお伝えします。
顔がむくみやすいタイプ
顔がむくみやすいあなたは、五臓の「肺」が弱いかもしれません。
呼吸器系の症状が出やすかったり、冷え、乾燥、ほこりっぽい空間に滞在することが多くありませんか?
また、この傾向があるかたは悲しい、寂しいといった感情を引きずりやすい傾向があります。
自然が豊かな空気のきれいな場所で深呼吸して体と心を癒すのもよいですね。
下半身がむくいみやすいタイプ
下半身がむくみやすいあなたは、五臓の「腎」が弱っているかもしれません。中医学では「腎」は成長、発達、加齢、生命力を蓄える力と関連深い役割を担うと考えます。
腰や泌尿器系の不調が出やすかったり、立ち仕事、同一姿勢、冷えやすい環境にいるなどの状況が長引いているかたに多いです。
また、感情面では恐れを伴うストレスが長引いていると「腎」が弱りやすくなります。
該当する状況があれば、できるだけ軽減できるように工夫してみましょう。
全体的にむくむタイプ
局所的なむくみではなく、全体的にむくみやすいあなたは五臓の「脾」が弱っているかもしれません。中医学では「脾」は消化システムのことをさします。
食事の不摂生、暴飲暴食などはありませんか?
「脾」はストレスに弱いんです。ストレスが溜まりやすかったり、うまく発散できていない傾向はありませんか?
とはいえ、消化に負担のかかるやけ食いなどのストレス解消はおススメできません。
消化にいい食事で消化システムをいたわりつつ、ストレスケアで心をいたわりましょう。
むくみは冷えの原因にもなりますし、美容面からみても早く解消したいものですよね。ご自身のタイプに合ったケアで体も心もすっきり過ごせますように。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中
編集/サンキュ!編集部