40代がシャツワンピースを今年らしく着るコツ
2019/06/24
40代を境に今までの着こなしがしっくりこなくなったという経験はありませんか?この連載では、そんな迷える40代女子の“いまいちファッション”を整えるコツを、クローゼットオーガナイザーの林智子さんに伺いました。
今回のテーマは、シャツワンピースの着こなしについて。
シャツワンピース
こんにちは、クローゼットオーガナイザーの林智子です。今年は、シャツワンピースが豊作ですね。さまざまな色、形、柄が出そろっているので、このチャンスを逃さずに、自分に似合う1枚を手に入れてみませんか。
シャツワンピースは、こう選ぶ。
今回のコーディネイトに使用したワンピースは、落ち着いたベージュに金ボタンをあしらった、大人っぽい一着。素材が光沢のあるポリエステルなので、カジュアルになりすぎないんです。
そう、40代からは「素材選び」が大切。コットン素材のシャツワンピースもナチュラルで素敵ですが、なんだか似合わないな……と感じるなら、ややツヤがあるテロンとした素材のものを探してみましょう。きっと、今の自分にしっくりくる1着に出合えるはずです。
シャツワンピースは、こう着こなす。
春先は、シャツのボタンを全開にして、はおりものとして着てみましょう。リブ素材のぴったりとしたカットソーに細見のパンツやリブレギンスを合わせて、インをコンパクトにまとめると今年っぽいバランスに仕上がります。
「小物の色は、洋服の色から1色取って合わせるのが黄金ルール」と思い込んでいる人も多いですが、それだと無難には見えても、おしゃれには見えません。ベージュのワンピースならブラウンなど引き締めカラーの小物を合わせることで、コーディネートにメリハリが生まれて、素敵に見えると思います。
もし、1枚でさらりと着るなら、赤やオレンジなどビビッドカラーのパンプスを合わせて遊び心を加えてあげると、シャツワンピースにありがちな“パジャマ感”を払しょくできますよ。
服装が整うと、明るい気持ちで毎日を過ごせるはず。林さんのアドバイスを参考に、年を重ねても似合う1着を見つけて、今年らしいシャツワンピースの着こなしを楽しんでみませんか。
Have a try!
□テロンとした素材のシャツワンピースを探してみる
□ワンピースを羽織りものとして活用してみる
監修/林智子
クローゼットオーガナイザー。センスのよい着こなしと的を射たアドバイスが大人気で、女性誌やテレビをはじめとする各種メディアで活躍中。一児の母でもある。著書に『だれにでもつくれる最強のクローゼット』(ワニブックス)など
撮影/キムアルム モデル/林智子