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40代が一番おさえておきたい!「品がよく見える」メイクテク

2020/11/20

40代のメイクにおいて、「品のよさ」はぜひとも心がけたいポイント。品よく見えるメイクのコツについて、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが教えてくれました。

若作りすると、品がなくなる!?

若く見られたい気持ちが強すぎて、若い子たちと同じようなメイクを取り入れて若作りしようとすると、バランスが悪くなり品もなくなってしまいます。無理な若作りをすることなく、年相応な品のよさを醸し出すメイクポイントをお教えしていきますね。

隙のない厚塗りはNG

スキンケアコンセプトの美人女性
RyanKing999/gettyimages

年齢とともに肌の悩みも増えてきますよね。悩みを隠すことばかりにとらわれると、厚塗りになってしまい品を欠くことに。隙のないマットな厚塗りは避けましょう。くすみを取って、適度なツヤ肌をつくることが大切です。ただし、ツヤ感が強すぎるとギラギラして逆に品がなくなってしまうので注意してね。

全体の統一感を出す

服にもメイクにも、自分の好きなカラーばかり取り入れて全体のバランスをくずしてしまっていませんか?それぞれ別個で考えず、全体的に見て統一感を出せているか確認しましょう。たとえば、メイクをワントーンメイクでまとめてみるのもよいと思いますよ。

肌馴染みのよい色を選ぶ

色を選ぶ際は、肌馴染みのよい色を選びましょう。ただし、リップなどに色味のないベージュを選ぶのは避けてね。ビビッドカラーも浮いて悪目立ちしてしまう場合が多いです。また、リップを塗る際の大前提として、いくら乾燥する季節であっても唇のかさつきはNGですよ。

すべてのパーツをがんばりすぎない

すべてのパーツのメイクをがんばりすぎて隙がないと、逆に老けて見えてしまいます。品あるこなれ感が40代には大切ですよ。

ただ、きっちりしすぎないというさじ加減はなかなかむずかしいと思うので、テーマを決めてみることをオススメします。アイメイク、リップなど、メイクのテーマを決めたら、ほかのパーツのメイクは少し控えめに。たとえば、マットリップを目立たせたいならば、アイメイクの色は抑えるなど、どこにポイントを置きたいか考えてみてね。

ラインを適当にしない

まつげ化粧筆のマスカラーを閉じるをボトルします。
AndreyCherkasov/gettyimages

品のよさを目指すには、凛とした雰囲気を醸し出すことも大事かと思います。メイクをする際にはボンヤリ感が出ないように、眉毛やアイラインを丁寧に引くなど、ラインを適当にしないことを心がけてみて。

また、アイシャドウはがんばるもののマスカラはつけないというかたが多いですが、これはNGです。シャドウはあくまでも粉もの。それだけだとパサついて見えてしまいます。マスカラをしっかりつけることでツヤも出て、目もパッチリとします。目がハッキリすると表情もハッキリするので、相手が受ける印象もよいですよ。

品のよさがにじみ出るメイク、さっそくチャレンジしてみてくださいね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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