45歳からは「品」!誰でも簡単に上品さがプラスできるメイクテクニック

2024/11/19

40代半ばを過ぎて、メイクで重要視したいのは“品の良さ”!?その理由、そして少し意識するだけでグッと品良く見えるメイクテクニックを伝授!教えてくれたのは、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんです。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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品があると信頼度もUP!?

年齢に抗えない部分を補うために、足し算メイクばかりしていたら厚塗りになってあまり品が良いとは言えませんよね。また、きっちりし過ぎたキメキメのメイクも古臭く見えてしまいます。かと言って、すべて放置してしまうと疲れた人に見えてしまいがち…。

ではいったいメイクはどうしたら良いのか?さまざまな方を見ていて私は、大人は“雰囲気”こそ重要なのではないかと思います。若作りをするのではなく、そのときそのときを丁寧に生きてキラキラしている人(セレブ感という意味ではありません!)、ちゃんと歳を重ねていっている人は周りから見ていてもステキですよね。

そして品があると自ずと信頼度も上がるもの。少し肩の力を抜いた、清潔感を意識した大人の品のあるメイクをしていきたいものです。

メイクは必ずしもやらなければいけないわけではありません。ただ、もしこうなりたいなと思う理想があるなら、なれる方法はたくさんあるので諦めずにチャレンジを!

メイクのアップデートを!

同じメイクアイテムを使い続け、何十年も同じメイクを続けていませんか?品のあるメイクへの第一歩は、メイクを少しずつアップデートしていくことです!とは言え、若者の流行をそのまま取り入れたりするのは逆効果。どこか一ヶ所で良いので流行を反映させてみると良いですよ。

たとえば流行が一番出やすい眉毛を意識してみるのもオススメ。眉の描き方や色に流行を取り入れてみましょう。アイラインやマスカラは黒じゃなきゃ!といった思い込みからの脱却を。

ベースメイクはファンデーションのみで解決しようしない!

基礎、コンクリート幾何学的形状の背景にコンシーラー。コピースペースを持つベージュの背景に顔の補正。コピースペースを含むパッケージングモックアップ
DenisKozlov/gettyimages

マットなファンデーションを厚塗りしてしまうと厚化粧に見えてしまい、品が良いとは言い難いですよね。シミやくすみなどのお悩みに対して、ファンデーション一発で隠そうという考え方は捨てましょう。コンシーラーやコントロールカラー、下地を用いながらツヤのある透明感を出すよう心がけてみてくださいね。

ラインをきちんと取る!

眉やリップのラインが整っていると、きちんと感や清潔感が出ますね。アイラインは上に上にと太く描いていくと厚化粧になってしまうので、まつ毛のあいだを埋めるように仕込みましょう。ポイントメイクは、はみ出たところを最後に綿棒で整えてあげると締まりが出ます。

まつ毛は一本一本キレイに塗る!

美しい女性の目
RyanKing999/gettyimages

マスカラがダマになって、まつ毛がひじきのようになってしまうのもあまり品が良くないですよね。一本一本セパレートするように、キレイに塗っていきましょう。

口角を締める!

口元は人からよく見られている箇所。口元がだらしないと、相手にきちんとした印象を与えることは難しいです。口角の下部分にコンシーラーを仕込んであげるだけで締まりが出ますよ。最後まできちんと締めることが品良く見えるコツです!



ちょっとしたワンポイントを気に留めるだけで、大人の“品の良さ”を醸し出せそうですね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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