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45歳過ぎてからメイクがしっくりこないと感じたら…原因と対策

2022/10/01

40代半ばを過ぎてくると、お肌の悩みも加速。いままでのメイクでは何となくしっくりとこない…と感じることが多くなってきていませんか?具体的に何が原因なのか、またどのようなメイクに変えると良いのか、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに詳しくお聞きしました!

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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年齢とともに顔も変化している!

ホルモンバランス然り、年齢に応じてカラダに変化が生じてくるように、フェイスラインが四角くなってきたり、肌質が変わったり、唇が痩せてきたりと顔も変化していきます。顔はそうやって変化しているのに、メイクだけいつまでも同じようにしていたら、しっくりこなくなって当然!いまの自分に合うようにメイクをアップデートしていきましょう!

ベースメイクは手抜きしない!

ミントの背景にカラフルなコンシーラー付きのメイクアップパレット。
Andrei Lavrinov/gettyimages

メイクがしっくりこないからといって、足し算ばかりして厚塗りになってしまうとかえって老け見えに!それよりも“仕込むメイク”を意識してみて。スキンケアを丁寧にした後、ベースメイクは手抜きしないことが肝心です!皺やくすみが気になるから…とファンデーションを厚塗りするのではなく、気になるところにはコンシーラーを使ってあげて。適度なツヤ感、透明感を大事にしましょう。

ハイライトでくすみを飛ばす&立体感を出す!

ハイライトは目頭と頬骨の上、さらに鼻は額から鼻筋にかけて“T”に入れるのではなく、鼻根と鼻先部分にだけチョンと入れてあげるのがポイントです。また、上唇の山の上部分にも仕込みましょう。くすみを飛ばして見せてくれるだけでなく、立体感も出ますよ。

アイブロウはナチュラルさを大事に!

眉毛が細過ぎると、まぶた部分が広くなり間延びして見えてしまいます。また、急なアーチの眉毛もきつい印象を与えてしまいます。眉頭は柔らかく、濃さも均一にならないように、アウトラインをアイブロウペンシルで描き、足りないところをパウダーで埋めてあげましょう。濃過ぎないナチュラルな眉を目指してね。

毛の長さも無闇に切らないように!アイブロウマスカラやアイブロウコートを使って毛を立たせて立体感を作ってあげると、リフトアップにもなりナチュラルに顔が締まりますよ。

アイメイクは濃過ぎに注意!

濃過ぎるアイメイクは流行りではありません。とくに目を囲ってしまうようなメイクは老け見えに!アイラインは上に足して太くするのではなく、まつ毛のあいだを埋めるようにね。二重のラインやまつ毛が隠れてしまうのはNGですよ。

カラーは、ナチュラルに見せるなら黒よりも濃いめのブラウンの方が良いですね。まつ毛は根元から立ち上げ、マスカラを一本一本キレイに塗りましょう。

チークは頬の高いところにフンワリと!

ブラッシュの適用
DragonImages/gettyimages

頬骨の一番高いところにチークを入れるのは昭和です!また、急角度にチークを入れ、筋状に見えてしまうのもNG。頬の高いところにフンワリと入れましょう。血色が良く見えるカラーを選ぶと良いですね。

リップは少し大きめにふっくらと!

唇を小さく描いてしまうと、口元が凹んで見えてしまい、ほうれい線やエラの四角さも悪目立ちしがち。唇から1ミリ程度はみ出す気持ちで、少し大きめにふっくらと描きましょう。

マットなリップが流行ではあるけど、大人には少し上品なツヤのあるものの方がオススメです。

「各パーツ、ちんまりとやらないこと」が重要だと榊さん。パーツごとのポイントをおさえながら、足し算ではなく仕込むメイクにトライを!



教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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