48歳からは要注意!一生懸命メイクをするほど痛くなる…を防ぐテクニック
2022/12/03
48歳――いよいよ50歳目前となり、カラダにもさまざまな変化が生じてくる頃。そうした変化に、メイクにおいても上手く対応できているでしょうか?お肌のアラを隠そうとがんばり過ぎてついつい厚化粧になってしまったり、いままで通りメイクをしているのに、テクニックが追いつかずすっぴんとあまり変わらない状態…なんてことも!?そこでここでは、隠したいポイントをきちんとカバーし、なおかつ厚化粧にならないための基本のテクニックを伝授!教えてくれたのは、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんです。
自分の顔が変化している自覚を持とう!
1年ごとにカラダの外側にも、内側にも、さまざまな変化が訪れるお年頃ですよね。顔自体が変化しているわけなので、メイクもいままで通りやっているだけでは物足りなく感じて当然!いまの自分に合わせたメイクをすることが大事です。まずは、自分の顔が変化しているという自覚を持ちましょう。
いま一度スキンケアを見直す!
まず大事なのは、スキンケアをきちんと丁寧にすること!年齢を重ねるにつれ、女性ホルモンが減少したり、ターンオーバーも遅くなってくるため、いままでと同じスキンケア用品を使っているはずなのにどこか物足りなさを感じてしまう方も多いはず。いま一度スキンケアを見直し、高保湿のもの、エイジングケアに特化したものなど、いまの自分に合わせた商品を取り入れてみて!
また、「私の肌、がんばれ!」という気持ちが強いと、ついつい気合いの入った力任せのパッティングをしがち。だけどパッティングを素人がやると、たいていは力を入れ過ぎてしまうものです。パッティングではなく、優しくハンドプレスをして肌に入れ込んであげましょう。
メイクをする際は、自然光&引きの視点が重要!
メイクは顔全体が映る鏡の前で行いましょう。ただし、洗面所などは暗いケースが多いので注意!自然光または自然光に近い明るさの場所でね。暗いところですると、濃さの加減がわからなくなってしまいがちです。また、代謝が悪くなるので、顔周りは暑くても下半身は冷えているという方も多いはず。冷えは大敵!暖かい場所でメイクしましょう。
さらに、老眼がはじまり目が見えづらくなってくると、つい手鏡を持ってメイクしがち。ポイントメイクの際使っても良いけど、全体が見えていないと左右がちぐはぐになりやすいです。引きの視点を持って全体のバランスを見ることが大切ですよ。
ベースメイクでは、“時短・手抜き”といった考え方はやめる!
ファンデーションや下地は大事です。優秀なものが沢山出ているので、くすみや毛穴など、自分の肌悩みに合わせたもの、なおかつ保湿成分の入ったものを選んでみて。ちなみに、毛穴系の下地を使う際には、気になるところにピンポイントで使うようにね。
また何かひとつだけのアイテムで済ませようとするなど、ベースメイクにおいて時短、手抜きといった考え方はやめましょう!シミが隠れるようにファンデーションを塗ろうとすると、厚塗りになってしまいますよ。ファンデーションはスポンジで密着させ、適度なツヤ感、透明感を出し、シミはコンシーラーで隠しましょう。
それでも厚塗りになってしまう…という方を見ていると、1回に出す量が多いこともしばしば。適量を使うようにね。
各パーツ、80点くらいの気持ちで!
何か物足りない…と思ってどんどんメイクを足していくと、濃くなってかえって老け見えに。各パーツ100点ずつを目指すのではなく、80点くらいの気持ちでメイクしてみて。
その際、付属のメイクツールは小さくて使いにくいものが多いので、柄の長いブラシを使うだけでもメイクがやりやすくなるはず!最近は100均にも良いものがありますよ。
【パーツ別 メイクのポイント】アイメイク
アイシャドウが思うように発色しない…それは、まぶたのくすみが原因かも。アイシャドウベースを使うことで、まぶたが自然と明るくなり、アイシャドウの発色と色持ちが良くなりますよ。
また、目をぱっちり見せようとして、黒いアイラインを太く、上に上にと引いていませんか?それだときつい印象を与えてしまいます。アイラインはまつ毛のあいだを埋めるように引いた方が目元もはっきりしますよ。カラーもブラウンを使ってあげる方が自然に見えますね。
アイシャドウは基本的に粉ものなので、それだけでアイメイクを済ませようとするとパサついてボヤッと見えてしまいがち。目をぱっちり見せたいなら、マスカラが有効です。マスカラ下地でカールキープをしておくと尚良いですね。
【パーツ別 メイクのポイント】チーク
頬骨は何もしなくともすでに目立っています!チークは頬のうえにフンワリと、血色感を出すために付けるものだと思って!
【パーツ別 メイクのポイント】リップ
唇が痩せてくると、口元が引っ込んで見えるため、ほうれい線が目立ってしまいます。1ミリ程度はみ出す気持ちで、唇は少し大きめにふっくらと描いてあげましょう。