恥ずかしい表情の女性、白いスタジオショットの背景

老けて見える最大の原因はコレ!48歳になったら取り入れたいテクニック

2024/01/21

いよいよ50歳が見えてきた48歳のいまこそ知っておきたい!アラフィフが老けて見えてしまう原因とは?ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんにお聞きしました。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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原因1:姿勢の悪さ

夜のイルミネーションを見ている若い女性
maruco/gettyimages

アラフィフになると肉の付くところが以前と変わってきて、いわゆるおばさん体型になりがち。見た目のシルエットの変化は避けて通れないものの、姿勢を正すことで若々しく見せることはできます!

歩いているとき、ショーウィンドウや鏡に映った自分の姿を見てその都度姿勢を直すなど、常にシルエットを意識することが大事です。

原因2:ケアしていない髪

シミ、皺、くすみ、ツヤやハリのなさ…こうした顔のお悩みにばかりつい目がいきがちだけど、意外と老け見えの原因となっているのが髪の毛。

アラフィフは血行不良が起きやすくなる年齢なので、当然髪にも影響が出てきます。対面で話すことでもない限り、他人はあなたの横顔や後ろ姿を見ていることが多いものです。せっかく顔はきちんとメイクしているのに、髪がペタンコになっていたり、ツヤがなかったり、毛先がパサついているのは残念!

まずは、血行を良くするためにも頭皮のブラッシングを心がけてね。

そして指の腹で頭皮をマッサージするようにシャンプーをしたら、ドライヤーは頭皮を乾かすイメージで!8割方乾いたら手櫛で髪を引っ張りながら乾かすと、うねりが伸びてまとまりやすくなりますよ。

また、ペタンコになりやすい方は、分け目と反対に髪をかきあげながら乾かすことで根元が立ち上がってフンワリします。最後に冷風を当ててツヤを出してあげましょう。

ワックスやバームなど、スタイリング剤を付けてあげるとまとまりが良くなります。ただし、付け方に注意!手の平でよく馴染ませ、毛先、襟足の内側からスタートすることでベッタリ付いてしまうのを防ぐことができますよ。

余ったからといって最後に根元に付けてしまうと、シャンプーしてない?と思われてしまう可能性があるので注意してね。

原因3:透明感のない、くすんだ肌

メイクアップの背景。液体基礎テクスチャと化粧品ブラシ
Kat-Ka/gettyimages

肌は面積が広いので、透明感がなく、くすんでいるとどうしても老け見えに繋がってしまいます。スキンケアは毎日の積み重ねです。美容というのは地道な作業ですが、丁寧に続けることで1ヶ月後の肌が変わってきますよ。

いつものスキンケアだと物足りないなと感じたら、高保湿やエイジングケアに特化したものなど、いまの自分に合わせてスキンケア用品を変えてみるのも良いですね。

またメイクにおいては、ファンデーションのみですべての肌悩みをカバーしようと思わないようにね!下地でトーンアップさせてくすみをとり、シミは肌より少し暗い色のコンシーラーで隠すなどしましょう。

その際、コンシーラー用のブラシを持っておくと便利ですよ。とくに目の横のくすみは老け見えに直結するので意識してみて。色ムラがなくなると肌もキレイに見えますよ。

原因4:眉と目のあいだが広過ぎる

まぶたがたるみ、眉と目のあいだが広くなると間延びして老け見えに。急なアーチの眉にすると余計に広くなってしまうので、眉は平行気味、ちょっと太めに描きましょう。柔らかい芯のアイブロウペンシルはベタ塗りになりがちなので注意!アラフィフはカラーもグレーは避けた方が無難ですね。

眉尻に締まりがないとボンヤリするので、スッと抜けるように最後に綿棒で整えてあげましょう。眉頭は濃過ぎたり角ができてしまうときつく見えるので、スクリューブラシでぼかしてフンワリさせてね。

原因5:目まわりのくすみ、痩せたまつ毛

目まわりは、アイシャドウベースを用いてまぶたのくすみをカバーすることで自然な明るさを出しましょう。目の下には、テクスチャーの軽い明るめのコンシーラーを付けてあげると良いですね。また、まぶたがたるんだり、まつ毛が痩せてくるとボンヤリした印象になってしまうので、まつ毛はちゃんと上げ、カールキープの下地を。マスカラは一本一本キレイに塗りましょう。

原因6:縦皺の入った痩せた唇

ふだんからマスクをしている方は、口元のケアが疎かになっていませんか?老け見えか否かは顔の下半分で決まることが多いです。唇が痩せてハリがなくなり、縦皺が目立っていませんか?見て見ぬふりをせず、口元のケアはきちんとね。

メイクの際は、とくに上唇を意識して、実際の唇よりも1ミリ程度大きくふっくらと描いてあげましょう。口元が引っ込んで見えると頬のほうれい線が目立ってしまいます。また、下唇の口角部分にコンシーラーを施し、きちんと締めることで口角が上がって見えて若々しくなりますよ。



姿勢にはじまり、ヘアケア、スキンケア、そしてメイクの際に気をつけたいこと。思い当たる節のあった方は、さっそく今日から意識してみてくださいね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。



取材・文/岸沙織

 
 

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