花粉症の若い女性

今さら聞けない話からイマドキ情報まで!見直そう!花粉症対策

2021/03/20

春が近づくと、ムズムズ、グズグズしてくる花粉症。多くの人を悩ませる花粉症の今さら聞けない基本から最新情報まで一挙に紹介。少しでも快適に過ごすために、備えましょう!

<教えてくれた人>
清益功浩(きよますたかひろ)先生
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センターなどを経て、現在も専門医として診療に従事。診察室外で多くの人に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などで情報発信を行っている。

そもそも花粉症にかかる人とかからない人はどこが違うの?

花粉症発症のメカニズムとしてよく例えられるのが「アレルギーコップ」。人は体内にアレルギーを受け取るコップのようなものを持っており、幼いころからの積み重ねでいっぱいになり、中身があふれだすようなことといわれます。つまり、花粉症にかかる人は容量が小さく、かからない人は大きいということ。同じ環境で育っても差が出るにはそんな理由があるのです。

最新医療事情根治をめざすなら注目の免疫療法

花粉症治療で注目されているのが、アレルゲン免疫療法。なかでも舌下免疫療法は、医師の処方を受ければ自宅で服用することも可能。花粉が飛来する前から始め、数年続ける必要がありますが、アレルギー症状を治したり、長期にわたって抑える効果が期待できます。

1 お出かけ対策

●マスクは素材よりもサイズとフィット感を重視!

花粉は30~40μmと、ウイルス(約0.1μm)やPM2.5(約4.0μm)よりも大きいので、素材によって防御率に差が出ることはありません。気をつけたいのはサイズとフィット感。マスクが小さくて鼻が出てしまったり、大きすぎて鼻のまわりや頬の部分にすき間ができては台無しです。サイズとフィット感をポイントにマスクを選びましょう。

女性マスク
maruco/gettyimages

鼻からあごまですっぽり収まるのが理想。鼻のまわりや頬などが浮かないようにフィットさせましょう。

●衣類はツルツル素材で花粉をくっつけない!

トレンチ コートの女
LightFieldStudios/gettyimages

家の中に花粉を持ち込む最大の原因が衣類への付着。帰宅時には玄関で花粉を払って落とすことが大切ですが、服の素材や形状もポイントです。ウール素材のニットは付着しやすく落としにくいのでNG。毛足の短いすべすべした素材でシンプルな形状の服を選びましょう。服に静電気防止スプレーをしておくと、付着を抑えることができます。

2 おうち対策

●部屋干しは通気性を考えて

部屋に洗濯ぶら下がって
ahirao_photo/gettyimages

花粉の飛散時期は、洗濯物は室内に干すのが花粉症の常識。ただし、気をつけたいのが通気性です。こもった部屋の中でぎゅうぎゅうに干したのでは、乾きにくいだけではなく、カビなどの原因にも。カビもアレルギーの原因になるので要注意。衣類は間隔を空けて干し、なるべく空気が流れる場所に干すなど、工夫しましょう。

●部屋の換気はカーテン越しに

風に揺れるカーテン
byryo/gettyimages

健康のためにも定期的に部屋の換気は行いたいもの。とはいえ、花粉が部屋に入ってきてしまうのは考えものです。そんなときは、カーテン越しの換気がおすすめ。窓を開けたときにレースのカーテンを閉めておけば、花粉の侵入をいくらか抑えることができます。2時間に1回、5分くらいを目安に換気をしましょう。

●掃除は人の動きがない時間を狙う!

花粉は軽いので、人の動きがあるとたちまち舞い上がります。せっかく掃除をしても花粉が再び降ってきては無駄になってしまいます。掃除は、家族が外出している時間など、人の動きの少ない時間に行うのがおすすめ。床に降りた花粉は拭き取りましょう。また、出かける前にお掃除ロボットに任せるのも手です。

3 生活習慣対策

●乳酸菌やカテキンでアレルギー症状を緩和

外側だけではなく、体の内側からの対策も心がけたいものです。花粉症の症状緩和が期待できる成分として注目されているのが乳酸菌。腸内環境を整える働きもあります。また、カテキン、ポリフェノールなどもおすすめ。日々の食生活や生活習慣によっても効果は異なりますが、花粉によって低下したQOL(生活の質)を改善するためにも積極的に取り入れましょう。

●免疫バランスを整える

免疫の過剰反応によって起こる花粉症に対抗するためには、免疫バランスを整えることが肝心。生活のリズムが乱れていたり、体調が万全でないと、さらに症状が悪化することもあります。花粉症対策のためには、規則正しい生活と健康な体が必須条件です。

●規則正しい生活

パステルカラーの明るい黄色の背景を持つ床に落ちる赤いヴィンテージ目覚まし時計
Andrii Sedykh/gettyimages

体内時計がきちんと働くよう、起床、就寝、食事などはできるだけ決まった時間に行うようにしましょう。

●適度な運動

若い女性ランナー靴結束
bfk92/gettyimages

花粉を避けたいからと閉じこもってばかりでは運動不足に。対策を万全にしたうえで外に出て適度に体を動かしましょう。

春をスムーズに過ごす!編集部おすすめアイテム

「邪気を払う」ほど酸っぱいといわれる「じゃばら」果汁をベースに「すだち」「青みかん」をミックスした、さっぱり味ののどあめ。季節のムズムズ感に役立ちます。※「じゃばら」「邪払」については、北山村が保有する登録商標または商標です。

「邪払のど飴 柑橘ミックス」(72g)¥238(税込み) 参考価格/UHA味覚糖TEL0120・653・910

衣類の静電気を防ぐロングセラー商品。静電気の発生を抑えることで衣類への花粉の付着を少なくすることから、花粉シーズンのお手入れ法としても注目されています。外出前の新習慣に。

「エレガード」(大サイズ 160ml)オープン価格/ライオンTEL0120・556・973

のどや鼻の奥まで潤してくれるスチーム式の吸入器。花粉や異物を洗い流してくれるから、すっきり。のど、鼻うがいの新習慣としておすすめです。悩みに合わせてスチームのつぶの大きさを調整できるのも魅力。

「スチーム吸入器 EW-KA65-W」(ホワイト) オープン価格/パナソニック https://panasonic.jp/inhaler

カラダを守る植物由来の乳酸菌B240が配合されたコンディショニング飲料。さらに体液の組成に近い電解質が、体調管理をサポートしてくれます。爽やかなグリーンシトラス風味。

「ボディメンテ ドリンク」(500ml) ¥154/大塚製薬TEL0120・550・708

参照:『サンキュ!』2021年4月号「2021見直そう花粉症対策」より。掲載している情報は2021年2月現在のものです。監修/清益功浩 構成・文/田久晶子 編集/サンキュ!編集部

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