夫がみるみる家事をするようになる「男脳」対策4

2017/04/19

共働き夫婦の家事育児分担表。

家事をする夫が増えていますが、一方で「夫の家事はイマイチ」という声も。料理をするとき節約観念ゼロだったり、少ししかしてないのに“家事メン”アピールしてきたり・・・。でもそれでイラッとしているだけではもったいない! 夫の家事がイマイチになる原因=「男脳」対策で夫をもっと家事上手にし、妻がラクする方法をお伝えします。


~「男脳」の特徴&こう働きかけよう!~


1.目標に向かってシステム化する志向が強いから……
目標を提示して、やり方は任せる
〝男脳”は物事を組織化したり体系化して考え、目標に向かって一直線に進んでいきます。自分なりの手順があって、それに執着する傾向があるので、掃除を頼むなら一部だけでなく、段取りごと考えてもらうなどやりたいようにさせておくのも手。一方で論理的考も得意なので、夫の非効率なやり方に気づいたらより効率的なやり方があることを説明し、納得させることができたら、案外すんなり取り入れてくれることも。


2.聞いて記憶するのが苦手で「画像メモ」で記憶するから……
「言ったでしょ!」ではなく見てわかる形で示す

何かを覚えるとき、女性は音によって記憶する「音のメモ」という記憶装置がよく働きます。一方、男性は「画像メモ」を働かせて、視覚から覚えようとします。そのため言葉で言われたことを覚えるのが苦手です。やってほしいことは個条書きでメモしたり、手順をチャートで表すと、夫の脳が記憶しやすくなります。


3.扁桃体が大きく、好き嫌いがはっきりしているから……
「興味を持った」「楽しそう」な家事を分担する

男性は好き嫌いを見極める扁桃体が大きいので、嫌いなことには敏感です。例えば、よかれと思って手伝った家事を妻から「やり方が悪い」と文句を言われると、その経験がしっかりと記憶されて、二度と手を出そうとしません。反対に、好きなことにはとことん集中します。やりたい家事を任せれば、喜んでやってくれるというわけです。


4.快感中枢が活動しないとやる気が出ない……
初めだけ行動ごとに小まめに褒める

最初のうちは、小まめに褒めて、褒める回数を重ねることがコツ。あとは褒めなくても脳が覚えていて、自然に行動にうつせるようになります。また、〝男脳”は相手の表情を読むのが苦手なので、口先だけで褒めたとしても、夫は単純に褒められていると喜んでくれます。最初のうちだけ、ちょっと手をかけると、あとがラクです。


いかがでしたか? 〝男脳”は1つのことに集中する傾向があるので、いったん覚えれば、その道を究めることが得意。やり方しだいでは、男性ならではの家事力が発揮されそうです! 男性と女性、お互いの得意・不得意分野は違うもの。補ったり協力し合って生きていきましょう!


参照:『サンキュ!』4月号「夫の家事あるあるは男脳対策でラクになる」より一部抜粋 監修/篠原菊紀、取材/村越克子、文/田谷峰子
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