増える晩産化・・・“子どもの教育費”と“自分たちの老後資金”、どう貯める?
2016/03/02
高齢出産・晩産家庭が増えています。
キャリアを積んでからの結婚や共働き傾向など、生活レベルが高いケースも多いとは言われてますが、
「教育費を貯める期間」と「老後資金を貯める期間」が重なり、しかもその“期間が短い!”という不安があります。
そこで、実際に3人の子どもを育ててきた、ママさんファイナンシャルプランナーが、
教育費と老後資金を貯めるための“心構え”を教えてくれました!
晩産家庭が老後資金を貯めておくためには、子どもの教育費をきちんと確保することが大切です。
そのためにおさえておきたい、2つの考え方がコレ!
Point1 今ある貯蓄から、学資保険をまとめ払いする
晩産家庭では教育費と老後資金を並行して貯める必要があるので、教育費をゼロから貯めると後半息切れする原因になります。
今ある貯蓄から学資保険の一部または全額をまとめて払い、振り込み期間を短縮するといいでしょう。
Point2 貯められる期間をシミュレーションして、生活内容の見直しをする
教育費を貯める期間が短いと、毎月の貯蓄額も増額します。
晩産の共働き家庭で生活レベルが高いケースは、生活費の見直しをすることも大切。
教育方針も早いうちに決めて、貯蓄プランを立てましょう。
いずれにしても“くずれない教育費の貯め方”に大切なのは
1・「ライフプランを書いて、子どもが18歳までにいくらかかるか確認する」
2・「今すぐ貯蓄を始めて子どもが小学校3年生までは踏ん張って貯蓄する」
3・「自動的に貯まる&下ろしにくい貯蓄の仕組みをつくって継続する」
の3ステップ。
まずは今の家計と、これからかかるお金をきちんと確認することで、見えない不安を解消していきましょう!
参照:『サンキュ!』3月号「子どもにかかるお金の備え方最強BOOK」より一部抜粋 監修/北見久美子、畠中雅子、イラスト/殿内真帆、文/田谷峰子
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!