パリは塾も受験もないので子どもとの時間もゆったり!とある家族の平日と休日を大公開!

2021/11/08

しばらくご無沙汰の海外旅行。今回は『サンキュ!』読者に人気の国で暮らす家族の平日と休日の過ごし方を覗かせてもらいました。憧れのパリでの暮らしはどんな生活?友だちの家に遊びに行く気分でのぞいてみて♪

<教えてくれた人>
フォトエッセイスト とのまりこさん
住まいはアパルトマン(賃貸)。日本人の夫(44歳)、長男(4歳)の3人家族。03年に単身渡仏。パリを拠点にフォトエッセイ、執筆など幅広く活動。フランス雑貨店「ぼわっと」(東京・西荻窪)店主。Instagram @tonomariko

【平日】塾も受験もないので子どもとの時間もゆったり

わが家のパリでの平日は、子どもは幼稚園、大人は家で仕事が基本。朝夕の子どもの送迎はマストです。幼稚園のあとは、子どもは運動や音楽系の習い事をしたり、近所の公園で遊びます。フランスでは基本的に幼稚園から高校まで受験がないので、子どもが子どもらしい時間を過ごしながら成長できるのがいいですね。
自宅の1階がスーパーでほぼ毎日通って必要な物を買います。フランスではビオ(有機食材)がどこのスーパーにも並んでいて、みんな普通に買っています。夜は家族で過ごしますが、フランス人は夫婦だけで外食するなど、大人の時間も大切にしていますね。

パリの物価は?

1ユーロ=128.43円(21年8月21日現在)

ランチ 1800~3000円程度
コーヒー(エスプレッソ) 200円程度
卵1パック(10個入・ビオ)600円程度
牛乳1L・220円程度
バゲット 120円程度

パリ15区、小さな1Kで豊かな時間を満喫!

ベッド下の引き出しを引っ張り出してダブルサイズに。

バルコニーから一望できるのは、パリ郊外に広がる街並み。

上・仕事はリビングの一角で。下・かわいい小物が並ぶリビング。

平日のTime Schedule

7:00 起床。朝食
8:00 子どもを幼稚園へ
9:00 仕事
12:00 昼食
16:30 子どものお迎えから習い事へ
18:00 帰宅
19:00 夕食。
夫と子どもはお風呂へ
21:00 就寝

幼稚園から義務教育!

幼稚園の給食も前菜・メイン・デザートとコース仕立て。さすがフランス!

冷凍食品スーパー「ピカール」やミール宅配も人気。

ママ友たちと自宅に集まって、にぎやかに誕生日会。

週末はお気に入りのマルシェで肉・魚・野菜を。マルシェカゴはパリっ子の定番。

【休日】複数の家族で家を借り、夏のバカンスを楽しむ

数週間ほどたっぷり休むのがフランス流のバカンス。みんな荷物を車に積み込んで、リゾート地へ出かけます※。わが家もこの夏は、2カ所の「バケーションハウス」を友人家族と共同で借りて、リゾート地を移動しながらのんびりと過ごしました。大人も子どももプールやビーチではしゃいだり、庭で食事をしたり。ママたちが買い物に出かけて、パパたちが料理して……と、みんなでワイワイにぎやかに夏を堪能しました。

休日のTime Schedule

9:30 ゆっくり起床後、朝食。簡単に家事
午前中 子どもたちはプール、大人はマルシェへ
13:00 友人たちとワインで昼食
15:30 歩いて近くのビーチへ。浜辺のカフェでビール
19:00 バケーションハウスに戻り夕食準備
20:30 友人たちと夕食。子どもたちはビデオやゲーム
深夜
1:00 就寝

パリの公園は子連れ休日にピッタリ!

ふだんの休日の遊び場はもっぱら公園。パリは家の近くの小さな公園でもメリーゴーランドや遊具があって、子どもが安心して遊べるように柵で囲まれています。人形劇などのイベントもあります。

大人も子どもも人形劇に夢中。かわいい売店は映画のセットのよう。

※フランスでは8月現在、長距離移動のための交通機関利用やプールなどの施設の利用には「衛生パスポート」(ワクチン接種証明または陰性証明)の提示が必要です。

参照:『サンキュ!』2021年11月号「今行きたいあの国の平日と休日にお邪魔します!」より。掲載している情報は2021年9月現在のものです。撮影/とのまりこ 構成・文/工藤千秋 編集/サンキュ!編集部

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