ドレッシングルームのための異なる服と大きなワードローブ

こんな人は見直して!クローゼットのダメパターン5

2021/12/30

いくら好きでも「着る機会のない服」ばかりでは、機能的なクローゼットとはいえないですよね?「残すべき服」を考えるときに大切なのは、着るシーンを具体的にイメージすること。ふだん「どこでどう過ごしているか」を考えるところからスタートしましょう。

<教えてくれた人>
林智子さん
SMART STORAGE!所属。個人のクローゼットの片づけと、スタイリングサービスを提供。オンラインでのサービスも実施。

持つべき服は、TPOバランスで決めよう!

子どもが小さいときは公園で一緒に遊ぶカジュアル服がメインだったけれど、子どもが大きくなって仕事を再開したらキレイめ服が必要に……など、暮らしに応じて持つべき服は変わってきます。ライフスタイルが変化するたびにTPOバランスを見直して、それに即した服をそろえましょう。

HOW TO THINK?

□週に何日仕事をしている?
□仕事着は私服?制服?
□おしゃれして出かけるのは月何回?
□ふだんの交通手段は?(徒歩、自転車、マイカー、公共交通機関など)

バランス1 専業主婦タイプ

●週に1日だけカフェでアルバイト(私服)
●ふだんは家と近所で生活
●お出かけは月に1~2回

【カジュアル7:キレイめ3】
家や近所で過ごす時間を重視した、カジュアルでリラックスできる服が必要。

バランス2 パート主婦タイプ

●週に3~4日、近所の会社で事務職として働く(私服)
●買い物と通勤は自転車で
●週末は子どもと公園へ

【カジュアル5:キレイめ5】
仕事と普段着のバランスが半々。コーデしだいでどちらにも使える服があると◎。

バランス3 会社員タイプ

●週に5日オフィス勤務(私服)
●通勤は電車。買い物は会社帰りにすませる
●お出かけは月に1~2回

【カジュアル3:キレイめ7】
週5日分とキレイめ服が多めに必要。3割程度はカジュアル服があるとベター。

クローゼットのダメパターン5

スタイリッシュな女性用の服、靴、アクセサリー、箱が備えた大きなワードローブ。ストレージスペースとファッションコンセプトの組織
Artem Ermilov/gettyimages

1 持っているアイテムがかたよっている

「ボトムスが全部黒パンツ」や「ニットが大量」など、好きだからこそ似たアイテムばかり持っているのは、肉や炭水化物など、栄養がかたよっている状態。バランスよくそろえましょう。

本当に全部まんべんなく着られていますか?数を絞ってもいいのでは?

2 お出かけ用のよそいきか、部屋着しか持っていない

豪華食材と見切り品だけでなく、卵やにんじんなどの定番食材も必要ですよね?しかも、在宅が増えたコロナ禍では"中間服"がいちばん必要なはずです。

着心地はラクだけど、近所の買い物に出られるくらいの服が必要。

3 すべての服が無難で地味すぎる

人に後ろ指を指されることはないけれど、"おしゃれな人"にはなれないパターン。給料日にちょっといいブランド肉を買うくらいの感覚で、よそいきの服を持っておいては?

たまのお出かけに気分が上がる服を持ちましょうよ。

4 好きな服が多くてテイストがバラバラ

おしゃれが大好きな人が陥りがちなパターン。和洋中、エスニックなど、日替わりで食べるのは楽しいけれど、レシピを考えるのは大変では?テイストも絞ったほうがラクですよ。

"私に似合うテイスト"を知っているのが大人です。

5 持ってる服が古くて、数年前で時が止まっている

もったいない気持ちの強い人に多いパターン。服は「まだ着られる」ではなく「今着たいか」で選ぶべき。賞味期限が切れた服は一掃し、新鮮なアイテムをクローゼットに入れて!

古い服を着ている今のあなたがかわいそう……。アップデートしましょ!

参照:『サンキュ!』2022年1月号「服を10着に減らす」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。監修/林智子 撮影/片岡祥 構成・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部

 
 

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