【連載】おぐらなおみの働きママンビギナーズ 第13回
2017/09/26
資格試験に無事合格した美久。ハローワークに行ってみるが、未経験者可の求人は見つからない。わかっていたつもりだったが、落ち込んでしまう。そんなとき、夫と娘たちは美久にサプライズの花束を用意し、合格を祝う。「私は本当に頑張った。その頑張りをわかってくれる人がいて幸せ」と涙ぐむ美久だった。
前号までのあらすじ
登場人物山村ファミリー
山村美久(34歳)短大卒で就職。25歳で結婚。長女出産をきっかけに退職。現在に至る
山村利光(34歳)営業担当の会社員。基本的には家のことはしたくないタイプ
山村麻貴(6歳)(フツーの)私立幼稚園年長。ちょっとわがままな長女
山村紗絵(5歳)麻貴と同じ園の年中。わが道を行く、マイペースな二女
私の働き方って損してない?他の人がうらやましくて仕方がない
<働きママンはみ出しコラム>
キャリア開発の専門家・上田晶美さんの監修で、毎月「働くこと」「働き始めること」について役立つ情報をご紹介します。
(ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役上田晶美さん)
〝働きママン〞の前に そびえ立つ?「小学1年生の壁」
小学校に入学すると、給食なしの場合は昼前に、5時間授業でも15時ごろに授業が終わります。それから保護者が迎えに行くまでの時間を過ごすのが学童保育です。多くの自治体では、学童保育を行っており、小学校の入学説明会の際にその説明もあるかと思います。また、民間経営の学童保育所も増えています。学童によって、終了時間が違うので、確認しておきましょう。
学童保育への申し込みは、 長期の休みのことも考えて
学童保育は、平日の夕方だけではありません。土曜日、夏休み、冬休みなど、学校が休みで勤務がある場合の預け先にもなります。地域や学校独自の休みや、休日の行事の振り替え休日などにもおべんとう持参で1日預かってもらえるので、その点も考えて申し込みを検討しましょう。
「どちらがお迎え?」。役割分 担をあらためて考えよう
子どもの入園、入学、進級などで新しい生活が始まるかたも多いことでしょう。このタイミングで家族の役割分担を考えてみてはいかがでしょうか。 夫との家事・育児の分担だけでなく、子どもにもお手伝いの役割を与えたり、お手伝いの難易度を上げたりするのにもいいタイミング。お手伝いは、生活自立のためにも、家族のなかでの責任を感じるためにもいい手段です。
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