「なんか…もっと一緒に…」幼稚園入園を目の前にして揺れるママの心。でも…次の瞬間の心の声に共感の嵐!
2022/01/31
ぽこたろー✩育児垢さん(@pokotaroooooo)が「幼稚園」と題した漫画をTwitterに投稿したところ、共感や、先輩ママからリアルな声が寄せられました。育児中のママだから描ける複雑な気持ち。作者にお話をうかがいました。
ずっと一緒にいた息子さんが、春には入園する。ママは寂しい気持ちになりますが…….。
この漫画を描いたキッカケ、読者の反応は?
ぽこたろーさんは、3歳の息子さんのママです。イラストや漫画を描くかたわら、育児漫画をTwitterに投稿しています。今回ご紹介した漫画は、ぽこたろーさんが息子さんの入園願を目の前にして、ご自身にわきあがった感情を描いたものです。
この漫画を描いたキッカケを聞きました。
「毎日朝から晩まで一緒にいた我が子が、はじめてママから離れた場所で生活をするということに、私同様、寂しさや不安を感じるママは多いだろうなと感じたからです。しかし、ママ1人の時間ができるのは正直うれしいので複雑ですね。」
Twitterに投稿したこの漫画には「多くの方に共感していただけました。」とのこと。
息子さんの気持ち、ママの気持ち
新しい年になって、入園に向けてカウントダウンが始まっています。刻一刻とその日が近づく現在、息子さんはどのように思っているのかが気になりますが……「『幼稚園行くよ~。』と言っております。やる気はありそうです。」とのこと。息子さんは、心の準備ができているようですね。
ぽこたろーさんはというと、
「ずっと一緒にいた息子さんと離れるのは寂しいな。1人で大丈夫かな?お友だちと仲よくやれるかな?不安だな。でも手が離れて、ママの休憩時間の確保ができるのは、うれしいな……という感じで、いろいろ複雑な感情です。」
寂しいような、うれしいような感情はいまだに続いているようです。息子さんが入園して、その生活に慣れるまではこの複雑な感情は消えないのでしょうね。
入園後の生活でやりたいことは?
寂しい気持ちはあるものの、お子さんが幼稚園に通いだすと、ぽこたろーさん自身に自由な時間が増えるのも事実。新しくできる自由な時間を、どのように使おうと考えているのでしょうか。
「フリーランスでイラストのお仕事をしておりますので、今まで夜間にしていたお仕事を昼間にできるようになるなと思います。なおかつ休憩時間の確保もできたらうれしいですが、自分の仕事量しだいかなと思います。」
在宅で仕事をしながら、育児もしているぽこたろーさん。仕事の面だけで考えると、昼間に時間ができるのはメリットが多くあるのですね。
恵まれた環境に感謝しています
わが子はかわいいけれど、たまには少し離れて自分の時間がほしいと思う。育児中のママなら、そんな気持ちを抱く方も多いのでは。だからこそ漫画で描かれたように、お子さんがなかなか思いどおりにならないときは、少し離れたいと思う気持ち、よくわかります。そんなとき、ぽこたろーさんはどう対応していますか。
「ありがたいことに、自宅の隣が実家でして、私の母が息子さんの子育てを手伝ってくれています。母に息子さんを預けて、1人になる時間を確保できるので本当に感謝しています。毎日ワンオペで子育てしているママは本当にスゴイな!と尊敬します。」
ちょっとした逃げ場がある、ぽこたろーさん。ご自身の恵まれた環境には感謝しかないようです。ママだからわかる、育児の苦労。ワンオペでがんばっているママへ向けたぽこたろーさんの言葉は、仲間へのエールのようにも感じます。
育児中のママたちへ
幼稚園に行って欲しいような、欲しくないような複雑な気持ちに共感するママも多いと思います。最後に、そうした方へメッセージをお願いしました。
「すでに入園させている先輩ママたちに聞くと、多くの方が「1人の時間うれしい!」「え、むしろもう幼稚園から帰ってきたの?早くない?」となるようです。この複雑な感情は今だけだと思いますので、同期のママたちと一緒に乗り越えていきたいですね。」
子どもの成長とともに、ママもこうして多くを学び、感じて成長していくのかもしれません。ぽこたろーさんが漫画に描いた正直な気持ちは、同じく育児をがんばるママたちの励ましになることでしょう。
取材協力:ぽこたろー✩育児垢さん(@pokotaroooooo)
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