3歳の姉がお出かけの前に準備していたものに「癒される」と大反響！リュックの中に詰め込まれた姉の「優しさ」に称賛の声が集まる！

きりん＠4y & 1yさん（@kirin_musume）が「ねえさんのお出かけ準備。」というコメントとともにTwitterに投稿した漫画に、「天使に癒されました」「最高にかわいい」などの声が寄せられています。きりんさんにお話を聞きました。

長女ちゃんの優しさに癒される！

お出かけ前にあわてて準備をする長女ちゃん。いつもながらの大荷物です。
一体何が入っているのかというと……。

長女ちゃんの優しさがあふれる答えに癒されます！

この漫画を描いたキッカケとTwitterでの反応

きりんさんに今回の漫画を描いたキッカケをうかがいました。

「この漫画に限らずですが、子どもたちの成長記録として描いています。すごく衝撃を受けたことから、ちょっとした日常の一コマまで、いつでも思い返せるように絵日記として残しています」

この心温まるステキな漫画をTwitterに投稿すると、「次女ちゃん思いの優しいお姉ちゃんだね、とたくさんの方に言っていただけてうれしかったです」と、きりんさん。

長女ちゃんの荷物

漫画のなかで、きりんさんは「いつも大荷物だね」と言っていますね。長女ちゃんはいつも、次女ちゃんの荷物を準備しているのでしょうか。

「最初は自分の好きなものや自分の着替えを詰め込んでいましたが、いつの間にか次女ちゃんのためのものに変わっていました。
以前通っていた保育園で自分の着替えや水筒などを持ち歩く習慣があったので、そのことと妹を思う気持ちが相まって、自分のものより妹のものを持とうと思ったのかもしれません」

「自分のものより妹のもの」この言葉からも長女ちゃんの優しさがひしひしと伝わってきます。

仲よし姉妹のエピソード

優しいお姉ちゃんがいる次女ちゃんは幸せですね。普段のお2人の様子をもっと聞きたくなります。

「最近は次女ちゃんの自我がしっかり出てきたので、ぶつかることも増えました。
でも中身を見てみると、お姉ちゃんみたいにうまくできなくて悔しいだったり、お姉ちゃんと同じものが欲しいだったり。何となく、大好きや尊敬からくるぶつかりが多いように見えて少し微笑ましくも思っています」

「『ごめんね』と『ありがとう』をしっかり伝えられる2人なので、ぶつかっても尾をひくことはないのがよい所です。いつの間にかくっついて遊んでいたり、おやつを半分こしていたり」

次女ちゃんの成長とともに、2人の関係も少し変化している模様。ですが、ぶつかっても2人は仲よしなようです！

次女ちゃんが生まれてからの長女ちゃん

下の子が生まれると、やきもちをやいたり、寂しがったりすることもありますよね。長女ちゃんはどんな様子でしたか。

「長女ちゃんはすごくいろんなことを考えて、がまんしているようでした。なによりも私の顔色をうかがっていたように感じます。甘えたいけど、なんかお母さん大変そうだぞって。至らないことが多く寂しい思いをさせてしまったと思います」

お姉ちゃんになることを、必死に受け入れようとしていたのかもしれませんね。

「なので、当時はなるべく長女ちゃんをいっぱい抱きしめるようにしていました。お父さんに協力してもらって2人だけの時間をつくったり、2人でこっそり甘いものを食べてみたり」

お母さんを独り占めする時間を意識してつくったきりんさん。この気持ちが長女ちゃんの寂しさを埋めてくれたのでしょう。

「それから、妹のお世話も少し手伝ってもらうようにしました。ミルクを一緒につくってもらったり、おむつのテープをとめてもらったり。そのうち赤ちゃんかわいいね、なんて言って大好きな絵本を読み聞かせたりしてくれました。
今思うと、妹と仲よくなるきっかけがお世話をすることだったので、面倒見のよさはそこからきているのかもしれませんね」

きりんさんの思いやりで、長女ちゃんはステキなお姉ちゃんに成長したのですね。

子育てで心がけていること

長女ちゃんの優しさには、とても癒されました！きりんさんが愛情たっぷりに育ててきたからなのでしょうね。お子さんに接するときは、どんなことを心がけていますか。

「今も、何十年もたったあとも、家族に愛されていると自信を持ってほしいなと思っています。だからいっぱいハグして、あなたがとても大切だよ、大好きだよと言葉にして伝えるようにしています」

それから、「否定をしないこと」を心がけているそう。

「本人の意見や選択について、うまくいかないかもしれないと予想がついても、まず一緒にやってみる。それから、何でそう考えたのかを聞いて、改善方法を一緒に考えてもう一度チャレンジしてもらうようにしています」

また、「注意するときも『走っちゃダメ！』じゃなくて『人にぶつかると痛いから、ゆっくり歩こう！』という言い方をするようにしています」

「私自身はネガティブな人間ですが、子どもたちはいろんなことに対して自信を持ってくれたらうれしいです」

きりんさんのお話に胸が熱くなりました。お子さんの優しさは、きりんさんのステキな信念が伝わっているからなのでしょう。

漫画を楽しみにしている皆さんへ

最後に、漫画を楽しみにしている方たちへメッセージをお願いしました。

「いつも私のつたない絵日記を見てくださってありがとうございます。共感してくださったり、アドバイスをくださったり、いろんな方に見守っていただいたおかげで、これまで続けてこられたと思います。
まだまだ下手の横好きではありますが、毎日楽しく描かせていただいております。
姉妹の成長を一緒に見守ってくださるととてもうれしいです」