韓国ドラマ『SUITS/スーツ~運命の選択~』感想/あらすじは!?パク・ヒョンシク×チャン・ドンゴンのスタイリッシュなリーガルエンターテイメント!

2024/09/03

演技ドル(演技ができるアイドル)から若手実力派俳優に成長し、メロ職人(恋愛ドラマをヒットさせる職人的な演技派俳優)という称号まで得るようになったパク・ヒョンシク。今や韓国ドラマには欠かすことのできない存在になっています。

そんなパク・ヒョンシクがベテラン名俳優チャン・ドンゴンと共演し話題となったドラマが『SUITS/スーツ~運命の選択~』です。

アメリカで大ヒットし、日本でも織田裕二×中島裕翔でリメイクされたドラマシリーズ『SUITS/スーツ』の韓国版は、法曹界を舞台に繰り広げられる大人なリーガル・ラブ・エンターテインメント!

韓ドラマニアで韓国ドラマライターのJUMIJUMIさんに解説してもらいましょう!

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韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極...

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あらすじ:天才的な記憶力を持つ青年とエリート敏腕弁護士がタッグを組み、困難な訴訟に挑む!

コ・ヨヌ(パク・ヒョンシク)は一度見た物はすべて記憶してしまう天才。しかし事故で両親を亡くし、残された唯一の家族である祖母は入院中。自慢の記憶力を使って危ないことにも手を出しながら、生きていくお金を稼いでいました。

ある日、麻薬の運び屋をして警察に追われてしまったヨヌ。偶然行われていた法律事務所の面接会場に紛れ込み、そこで弁護士のチェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)と出会います。

過去にロースクールの替え玉受験をしたことがあるヨヌは、法律の条文を一字一句違わず記憶しており、追いかけてきた警察に見事な自己弁護を披露しその場を凌ぎました。

それを見ていたガンソクはヨヌの才能に興味を抱き、弁護士資格を持っていないことやこれまでの経歴を隠させて自分のアソシエイト(弁護士を補佐する弁護士)に採用します。

ガンソクが所属するのは韓国トップクラスの弁護士事務所カン&ハム。その中でもガンソクは首席パートナー弁護士を務める超エリートです。

ガンソクを長年支えているホン秘書、ガンソクをライバル視するチェ・グンシク弁護士、ガンソクが唯一頭の上がらない女上司カン代表、勝ち気で短気なパラリーガル(法律補佐事務)のキム・ジナ主任など、やり手の曲者がたくさんいる中で、ヨヌは大きな秘密を隠しながらアソシエイトとして働き始めます。

リスクを背負ってでも、ヨヌにとっては人生をやり直すためのこれ以上ない機会。まさに「運命の選択」です。

タッグを組んだ天才青年とエリート弁護士は、困難と思われる様々な訴訟に挑みます!

見どころ:仕事も恋もゴージャス&スタイリッシュ!ヨヌは未来を切り拓けるのか!?

魅力的なキャストと次々に訪れるスリリングな展開は一気見必至です!

見どころ1:応援したくなる!運命を選択し続ける偽弁護士ヨヌ!

出典:Amazon

天才的な頭脳を持ちながらも境遇に恵まれず苦労してきたヨヌ。亡くなった両親に代わり自分を育ててくれた祖母をとても大事にする優しい青年です。

ガンソクとの出会いが人生を変える転機となります。賢い頭脳から湧いてくる言葉と、この機会に賭ける切実さでガンソクの心を掴むのです。弁護士資格を持っていないのはガンソクも承知の上。しかし、絶対にその秘密を守り通すという約束で新人弁護士としての道を歩み始めます。

自分の頭脳に自信があるせいか、ヨヌはガンソクの指示に従わないこともしばしば。新人らしく感情に動かされて余計な行動をしてしまうことも。しかし、その予想外の行動がガンソクにヒントを与えたりもします。

ヨヌはその度にちょっと生意気な一面を出してガンソクに「クビにするぞ」と言われますが、そんな息の合ったコンビネーションと深まっていく絆も見どころです。

しかし、ガンソクをライバル視するグンシク弁護士は、ガンソクが直接選んだ人材であるヨヌに興味を示し嫌がらせを開始。ヨヌの空っぽな経歴にも疑心を抱き、過去を調べ始めるのです。

困難な訴訟案件や社内での内部抗争。幾度となく窮地に立たされるヨヌは唯一の武器である頭脳を活かし運命を選択し続けます!

ちょっと生意気だけど憎めない愛されキャラクターのヨヌを応援しましょう!

見どころ2:話す言葉は名言ばかり。エリート弁護士ガンソクのカリスマが凄い!

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検事出身の超敏腕エリート弁護士チェ・ガンソク。

輝かしい経歴から法曹界でその名を知らない人はいないほど。そのため彼を負かしたいと挑む人や敵となる人もたくさんいます。そんな中でも常に冷静で、その佇まいからは人並外れたカリスマ性が放たれています。

その冷静さからは勝訴や報酬だけを考えているようにも見えますが、実は内側には熱く揺るぎない正義があります。度々見せるその正義に、チェ・ガンソクという弁護士の真価を見ることができます。

見どころとなるのはそんなガンソクの言葉。

「サイを投げてこそ前進できる。サイがないならそれを探すところから始めればいい。」

これは訴訟案件をすごろくに例えたセリフですが、人生に置き換えて考えることもできる奥の深いものです。他にもガンソクの言葉は、生きていく上で心に留めておく価値がある名言ばかり。ぜひあなたのお気に入りの一言を探してみてください。


ガンソクを演じるのはチャン・ドンゴン。2004年頃の第一次韓流ブームではイ・ビョンホンらと共に「韓流四天王」と呼ばれ、日本でも絶大な人気を誇りました。

映画『ブラザーフッド』やヒョンビンと共演した『王宮の夜鬼』、ドラマ『紳士の品格』などに出演しているベテラン名俳優です。

見どころ3:スタイリッシュでゴージャスな世界!そこで生まれる大人の恋愛も!

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韓国トップクラスの法律事務所だけあってラグジュアリーなカン&ハム。特に首席弁護士であるガンソクの部屋は豪華です。身に付けているスーツや時計はどれも一流で抜け目がありません。

カン代表やホン秘書など、ガンソクを取り巻く女性陣の華やかで個性溢れる衣装にも要注目。

スタイリッシュでゴージャスでクレバーな人々の世界に入り込み、筆者は普段触れることのないたくさんの刺激を受けました。

そしてそんな社内で密かに育まれる大人の恋も見どころ!

パラリーガルのキム主任とヨヌは、お互いに人には言えない秘密を抱えているという共通点もあり、様々な仕事を共にするうちに惹かれ合うように。

しかしカン&ハムでは社内恋愛は厳禁!それにヨヌは自分に弁護士資格がないことも、キム主任に打ち明けることができません。愛を育てていく過程の2人は初々しく、観ている側をキュンキュンさせてくれるのですが、この秘密だらけの恋は成就するのでしょうか…。



ヨヌは弁護士資格を取得し、本物の弁護士になることができるのでしょうか?ガンソクと共にその秘密を守り抜くことができるのでしょうか?
次々に現れる曲者たちにハラハラさせられる、そのスリリングさも本作の魅力のひとつです!

■執筆/JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間30作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムはjumistyle99。

 
 

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