「散歩に行こう」と声をかけた飼い主。ゴールデン・レトリーバーの眼差しにハッとして自分の行動を振り返る

2024/03/15

すまちゃんさん(@smile963)は、ゴールデン・レトリーバーのすまちゃんの飼い主さん。ある日「散歩に行こう」と声をかけると、愛犬の眼差しにハッとさせられました。果たして、すまちゃんはどんな眼差しで飼い主さんを見つめていたのでしょうか?

飼い主さんを疑う眼差し、10分は待っていた

「『散歩行こう』と声をかけてから外に出るまで10分はかかるので、犬はいよいよ『本当かな~』と怪しむようになった」というコメントが添えられた今回の投稿。そこには、飼い主さんの瞳の奥を覗くような眼差しで見つめるすまちゃんの姿がありました。

「本当に散歩へ行くの?」

飼い主さんの言葉を疑い始めているすまちゃんの顔を見て、ハッとわれに返った飼い主さん。10分という時間は、人にはあっという間でも、すまちゃんにとってはとても長く感じたのかもしれませんね。

すまちゃんを散歩に誘ったあと、飼い主さんは何をしていたのでしょうか。お話を伺いました。

気分転換に散歩へ誘うも、準備できていない飼い主さん

この日の散歩に誘ったのは、飼い主さんの方でした。

「すごく退屈そうにしていたので、外に連れ出してやろうと思って『散歩行こう』と声をかけました」

しかし、すぐに出かけられる状態になっていなかった飼い主さんは、声をかけてから身支度を!

「この10分の間に着替えをしたり、部屋の気になる部分を片づけたり、洗濯機があと何分で終わるか見に行ったり、散歩グッズに不備がないか確認していました」

残った家事を間にはさみながら、出かける準備をしていたようです。

すまちゃんは準備を終えると、まわりをウロウロし始めた

一方で声をかけられたすまちゃんは、出かける気配のない飼い主さんにアピールを始めたといいます。

「犬なりに散歩前の準備運動をやり終えると、私の周りをウロウロし始めました。まるで私が散歩のことを忘れないように、できるだけ視界に入ろうとしているみたいでした」

そして、なかなか支度が終わらない飼い主さんを見て「本当かな〜」と怪しむようになったといいます。

「散歩に行こうと声をかけてからあれこれと用事をこなしていましたが、ふと目が合うと、写真の顔で私の目の奥をじっと見つめてきました。まるで『散歩行くんだよね?』と疑っているみたいだったので、自分自身が『ハッ!』とさせられました」

瞳の奥を覗かれて、飼い主さんはわれに返ったといいます。

いろんな気づきがあって、散歩の誘い方を工夫した

このことがあって、すまちゃんの目線に立った飼い主さん。散歩の誘い方を少しだけ変えたそうです。

「Xでいただいたコメントを読み、今は散歩の準備ができてから声をかけるように心がけています。
といっても、私が立ち上がって着替えをするだけで、すまちゃんには散歩へ行くことがわかってしまうようです。声をかけてもかけなくても、散歩の可能性を察知するので、今でもあの顔で私を凝視する日々が続いています」

いっしょに暮らしているから、言葉にしなくてもわかってしまうことがありますよね。すまちゃんが飼い主さんを疑いの目で見る日々は、もう少しだけ続きそうです。

取材協力:すまちゃんさん(@smile963)

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