思わずパパも涙!?娘の担任の保育士さんが語った子どもへの思いが尊すぎて1.8万件のいいね
2023/08/04
月光もりあ(公式)さん(@_moria_moria)が「心をうたれた保育士の言葉」と題してツイートした漫画に1.8万件を超えるいいねが集まっています。娘さんの入園式。保育園の先生の話には、覚えておきたい育児への思いが込められていました。
慌ただしい日々
月光もりあさんが娘さんの保育園の入園式に参列したときのエピソードです。
参列するパパ・ママたちに向かって話し始めたのは、娘さんの担任となる先生。
「皆さん毎朝…早く着替えなさい!早く食べなさい!!って言ってますよね」
大きくうなずきたくなるパパ・ママたちに向かって先生が続けたのは「わかります。私もそうでした」の言葉。
てっきり「早く」と言ってはいけないという話かと思いきや、先生が伝えたいことは少しちがっているようです。
どうやら子育て経験が豊富な先生。
「私も子ども3人育て上げ、毎日慌ただしい日々を過ごしてきました。
小学、高校と成長するにつれて手がかからなくなりますが、次はお金がかかります。学費がかかるんです」
親指と人さし指で輪っかをつくり、先生はおちゃめにお金を示す仕草をして見せました。
ここまでは、よく聞く話ですよね。ところが話のポイントはここからです。
「そして…
お金がかからなくなる頃に、子どもは家を出て行きます」
娘さんが巣立った未来を想像して、真顔になる月光もりあさん。
「なんだか…とっても寂しいんですよね。
あの慌ただしい日々が…今はものすごく恋しいです」
先生は続けます。
「だから皆さん、日々大変ですが少しでも優しく接してあげてください。
今を大事にしてください。
私はその慌ただしい日々を、今ここでまた味わうことができて幸せです」
先生の話から感じ取れる経験と優しさ、愛情の深さは、月光もりあさんも思わず「優勝でした」とコメントをつけるほど。言葉の端々から、子どもたちだけでなくパパ・ママたちへの愛情や応援の気持ちまで伝わってきますね。
月光もりあさんにお話をうかがいました。
話を聞いてうるうるした
保育士さんのお話、しみじみと心打たれる内容でした。このお話を聞いたときのお気持ちをお聞かせください。
「ふと、自分の娘の巣立っていく背景が目に浮かびうるうるしたのと、自分の娘のお世話を幸せに感じてくれる先生ってなんて素晴らしいんだ!と思いました。当たりの先生だ!と」
自分の大切な子どもを預けるとなれば、少なからず不安はつきものですよね。こんな話をしてくれる先生なら、安心してお願いできそうです。
娘さんの朝の支度
エピソード中にあった「皆さん毎朝…早く着替えなさい!早く食べなさい!!って言ってますよね」という先生の言葉。
月光もりあさんも「早く」と言ってしまうことはあるのかを尋ねると「めちゃくちゃ言います(笑)」との答えが。
幼い子どもの場合、どうしても1つ1つの行動に時間がかかってしまいますよね。
「どれだけ早起きしてもいつもバタバタしてしまいます(汗)」
毎朝、お疲れ様です!
先生の話を聞いて変わったこと
保育士さんのお話を聞いて、何か変わったことはありましたか。
「イライラする場面でも、あの話を聞いて浮かんだ景色を思い出しますし、今まで以上に育児の時間を大切にしています。
この慌ただしさも今しかないんだと噛み締めています」
いつか終わりが来るものだと思うと、慌ただしいことすら尊いもののように感じますよね。
育児で心がけていること
育児をするなかで、日ごろから月光もりあさんが心がけていることをぜひ教えてください。
「『まわりの目を気にしない』です。
娘の行動などがほかとちがうからって焦りませんし、娘の成長や性格に合わせて向き合っています。
僕自身もそうで、キツイからとか恥ずかしいからって理由で娘の要求は断りません」
子育て中は楽しいことばかりではなくイライラすることもありますよね。しかし、それも必ず終わりが来ると教えてくれた先生のお話。子どもとすごす一瞬一瞬を大切にすごしていきたいですね。
取材協力:月光もりあ(公式)さん(@_moria_moria_)
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