4歳娘が言葉の勉強中。間違いではあるけれど「かわいすぎて正解以上の正解」と6.5万件のいいね集まる
2023/10/07
でら(十勝で子育てどうでしょう)さん(@aerolitkurofune)の投稿に6.5万件以上のいいねが集まっています。写真に写っていたのは、4歳の娘さんが言葉の勉強をしていたワークの一部。「かわいすぎる」と多くの人を虜にした解答とは。
正解以上の正解
6.5万件以上のいいねが集まったのは、でら(十勝で子育てどうでしょう)さんの4歳の娘さんが言葉の勉強のワークに取り組んだ際のとある解答。
「②~がおちる。」の~の部分に言葉を当てはめる問題です。問題の下には、ケーキを食べて頬を抑える人のイラストが描かれています。
娘さんの考え出した答えは「『ほぺ』がおちる」。
「ほっぺ」と書きたかったのかもしれませんが、空いているマスは2マス。どうすればマスに解答が収まるのか一生懸命考えたのでしょう。
かわいすぎる解答に「シーンによってはほっぺのほうがいいときもあるから正解でいいと思う」「正解より正解かも」と絶賛するコメントが数多く寄せられました。
ちなみに正しい答えは「ほお(頬)」。ワークには事前に学習するページもあったようです。
でら(十勝で子育てどうでしょう)さんにお話をうかがいました。
最初に見つけたのはママ
「ほぺがおちる」非常にかわいかったです!娘さんの回答を見たとき、でらさんはどう思いましたか。
「最初にこの回答を見つけたのは妻でした。
妻が大笑いしながら『これ見て』と言ったので、見たら『ほぺ』と書いてありました」
「ほぺ」という言葉の語感が、とてもかわいらしいですよね。
「面白いなと思うのと同時に、限られたマス数で一生懸命考えて書いた姿を想像したら、とてもいとおしく感じました」
娘さんへの声掛けは
「ほぺがおちる」の解答について、娘さんには何と声を掛けましたか。
「娘にはすぐに『ほっぺだよ』と教えてあげました。娘は『そっかぁ』と照れ笑いをしていました」
でらさんの話を聞いた後、自分の答えを見て、笑いながら「ほぺ」と口に出して言っていたという娘さん。
「その後も『ほぺ、ほぺ』と笑いながら連呼していましたので、娘自身も自分の珍回答を気に入ったようでした」
「ほぺ」は、繰り返すうちに楽しい気分にもなれる魔法の言葉なんですね。
1問目と3問目
「ほぺがおちる」を写した写真には、両端に1問目と3問目も載っていました。そちらの解答からは娘さんがひらがなをがんばって書いている様子も伝わってきました。
「『ことばのえじてん』という本がわが家にあり、それでひらがなの勉強をしていました。
本の巻頭にはひらがな表があり、それを見ながらノートにひらがなを書いたり、文章を書いてみたりして遊んでいます。
あとは、幼児用のワークでもひらがなを書くようなページがあったので、それで書く練習をしたりもしています」
娘さんは普段から積極的に練習に取り組んでいるのでしょうか。
「『練習』というと語弊があって、自由気ままに本人のやる気に任せて遊んでいるという方が正しいですね。
親としても『させている』という感覚はありません。ワークもいただきものです(笑)」
何かを学ぶ上で、好きという気持ちほど大事なものはありませんね。
「この投稿のときはまだまだ上手に書けないひらがながたくさんありましたが、今は『め』や『お』といった複雑な字も上手に書けるようになりました」
反響を受けて
投稿には非常に多くの反響がありました。反響を受けていかがでしたか。
「たくさんの『かわいい』という声をいただいて、本当にうれしかったです。
反響が大きいと否定的な意見も出てきがちなのですが、今回は本当にシンプルに『かわいい』という肯定的な声ばかりだったのが、とても印象に残っています。
あらためて子どもの持つ『純粋さ』と『面白さ』のパワーを感じました」
どうにか答えをマスの数に合わせようと試行錯誤した結果、「ほぺ」というかわいすぎる言葉を書いた娘さん。言葉そのもののかわいらしさと、一生懸命考えたであろう姿の両方が多くの人を癒やしました。
取材協力:でら(十勝で子育てどうでしょう)さん(@aerolitkurofune)
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