手紙を書く子

大好きな気持ち、ママに届け!4歳娘の書いた手紙。読めないけれど、伝わってくるやさしさに心が温まる

2023/10/20

青かんぱちさん(@tasorito)がX(Twitter)に投稿したのは4歳の娘さんが書いたお母さんへの手紙。紙いっぱいに書かれたひらがなからは、お母さんを思う娘さんの気持ちがあふれていました。お父さんの青かんぱちさんにお話をうかがいます。

思いがあふれて止まらない

青かんぱちさんが「4歳娘が書いた手紙は気持ちがあふれ過ぎて耳なし芳一。#書いた本人も読めない」とX(Twitter)に投稿したのは4歳の娘さんが書いたお母さんへの手紙です。

正方形の折り紙いっぱいに、隙間なくひらがなが敷き詰められています。
どこから読んだら良いのか迷うほど勢いのある手紙。内容については「書いた本人も読めない」とのことでしたが、投稿のコメント欄では解読を試みる人が何人も現れました。

おそらく「おかあさん ひらがなじょおずだね だいすき おねつやびょおきしないよおにきよつけてね くるまにきよつけてね」と書いてあるのでは、とのこと。

一文字一文字丁寧に書いたことが伝わってくる手紙には、娘さんのお母さんを思いやる気持ちが込められていたんですね。
お父さんである青かんぱちさんにお話をうかがいました。

ひらがなは表を見ながら

娘さんはお手紙を書いているとき、どのような様子でしたか。

「実は娘が書いているところを見ていなくて(汗)
いつも机に向かって折り紙に手紙を書いているのでいつ書いたのかわかりません」

いつ書いたのか分からないほど、娘さんはたくさんお手紙を書かれているんですね。伝えたい気持ちがたくさんあるのでしょう。

「いつも一生懸命にひらがな表を見ながら書いています」

何が書いてあるかわからなかった

お手紙をご覧になって、青カンパチさんはどのように思われましたか。

「正直『何書いてるかわからん』でした(笑)耳なし芳一を思い出したくらいです。
写経のように見え『気持ちがあふれかえってるな』と思いました」

紙の端までひらがなが埋め尽くされていて「耳なし芳一」という表現はまさにぴったり。
娘さんはお母さんへ伝えたいことが次から次にあふれ出し、止まらなかったのかもしれませんね。

手紙はお母さんに渡した

この後、お手紙をお母さんに渡したという娘さん。手紙の中に「おねつやびょおきしないよおにきよつけてね」(お熱や病気しないように気をつけてね)と書いた理由があったようです。

「実は妻は娘のアデノウイルスが感染して高熱でした」

娘さんの手紙を見て、どのような反応でしたか。

「渡された瞬間は『??』でしたが、訳してくれた方がいたので伝えると『意味がわかるとうれしいね』と笑顔で娘を抱きしめていました。元気が少し出たように見えました」

娘さんは文字を書くのが好き

「とうとう漢字にも手を出し始めた4歳娘。」という投稿も拝見しました。文字を書くのが大好きなんですね。
普段どれくらい書いているのでしょうか。

「字は毎日書いてます。最近ハマっているみたいです。
特に最近は字が『ただ書くもの』から 『思いを伝える手段』として理解したようで、手紙を書いてあげることに喜びを感じているようです」

文字はコミュニケーションツールの1つ。娘さんは新しい道具を手に入れて、日々腕を磨いているさいちゅうなんですね。

「文字はかなり上手で、飛び級で年長しか入れない硬筆教室に年少ながら入会させてもらってます」

娘さんの情熱は周囲の人にもしっかり伝わっているようです。

あふれ出して止まらないお母さんへの思いを、一生懸命1枚の折り紙にしたためた娘さん。きっと療養中だったお母さんの力になったことでしょう。文字の練習を続けて、これからもたくさんの思いを届けてほしいですね。

取材協力:青かんぱちさん(@tasorito)

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