視聴率爆上がり【韓国ドラマ】序盤ハマれなくても後半から超絶面白くなる10選!回を重ねるごとに夢中になる名作

2024/09/26

3話あたりまでは、展開がゆっくりで、面白くなってくるまで時間がかかるため、「序盤は我慢」とよく言われる韓国ドラマ。わかってはいても、序盤にリタイアしてしまうということもしばしばありますよね…。ですが序盤は退屈でも、それを乗り越えると超絶面白くなる名作に出会えるのも韓ドラの魅力…!

本記事では、序盤ハマれなくても諦めないで!“後半が超絶面白い”韓国ドラマ10選を厳選してご紹介!回を重ねるごとに夢中になる名作ばかりなので、途中挫折した…という人は、ぜひリトライしてみてください!

※本コンテンツはサンキュ!が制作した独自コンテンツです。記事内のリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、購入実績や会員成約などに基づいて収益を得る場合があります。

韓国ドラマをこよなく愛する韓国エンタメライター。WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事を執筆...

>>>韓国エンタメライターNanaの記事をもっと見る

『ムービング』

■あらすじ

1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立した。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、超能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。 しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。 数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソクと、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒスは同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。 そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのだろうか。

世界中のメディアが絶賛し、韓国でも「2023年最高のドラマ」とも謳われた本作は、韓国の有名作家であるKang Fullの同名人気ウェブ漫画の実写化ドラマ。

序盤はやや展開が遅く、子どもたちの物語が中心なので学園ドラマのような雰囲気なのでハマりきれなかった人も多いかもしれません。ですが中盤から後半にかけては超能力を持つ子たちを守る親の深い愛と、親子二世代の愛の物語といった、実に韓ドラらしいヒューマンドラマが展開!大人な恋愛ドラマにときめき、子どもへの深い愛に大号泣間違いなし!

若い頃の恋愛を懐かしみキュンとしながら、家族愛に胸が熱くなる昨年の大傑作です。

『椿の花咲く頃』

■あらすじ

シングルマザーのトンベク、彼女に訪れた新たな恋の兆し。社会的な偏見と差別に負けることなく。幸せを掴むことができるのか。

■見どころ

初回6.3%ほどだった視聴率は、その面白さが口コミで広がり最終回では23.8%の高視聴率を記録!2020年の「百想芸術大賞」では、『愛の不時着』など並み居る競合を抑え、大賞を含む4冠に輝いた『椿の花咲く頃』。

序盤はさまざまな謎がちりばめられ、ややわかりにくいため、挫折してしまった人も多いかもしれません。ですが中盤からロマンス、コメディー、サスペンス、温かな人間ドラマまで、さまざまなジャンルが目まぐるしく展開していき、後半は序盤にまかれた伏線が回収され、大号泣のラストを迎えます。しかも、ヒューマンロマンスジャンルにも関わらず、ラストまでサスペンス部分も完璧に面白いのが凄い!

「人は誰かの奇跡になりうるのか」という一貫したメッセージを温かな感性で描いた、数々の名セリフが心を暖めてくれる感動作です。

『椿の花咲く頃』は2024年9月19日現在、Netflixで視聴可能です。

『白雪姫には死を ~BLACK OUT』

出典:PR TIMES

■あらすじ

19歳の2人の少女が残虐に殺害される。あちこちに血が飛び散り、血の海のようになった倉庫で息絶えた少女たちの遺体は見つからなかった。容疑者は彼女たちの友人の少年だが、泥酔していた彼は何も思い出せない。殺したという記憶もないが、殺していないという記憶もなかった。 それから11年後、青年になった彼が出所する。全てを忘れて静かに暮らそうとする中、白骨遺体が見つかった。平和な村のどこかに真犯人の悪魔が隠れている…。本当の悪魔は一体、誰なのか?

■見どころ

ドイツでシリーズ累計350万部突破したメガヒット小説「白雪姫には死んでもらう」をドラマ化!遺体が発見されなかった謎の殺人事件の犯人となり、殺人前科者となった青年が10年後、その日の真実を明らかにする過程を描いた逆追跡犯罪スリラードラマです。

暗い雰囲気に序盤は挫折しそうになるかもしれませんが、回を重ねるごとに深まる謎と、衝撃的展開の連続に沼ハマり必至!放送が待ちきれない!と中毒者が続出している、今話題のサスペンスドラマです。

『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』

出典:PR TIMES

■あらすじ

理不尽な世の中に翻弄され、報われない日々を生きる若い女と中年男。ふとしたことから知り合った2人は心を通わせ、肩を寄せ合いながら互いに心を癒されてゆく。

■見どころ

近年希薄になった人と人とのつながりを描いた本作は、韓国で回を重ねるごとに視聴率を伸ばし、「百想芸術大賞」では並み居る強豪を抑え作品賞を受賞。韓国現地のドラマファンの中では近年圧倒的に「人生ドラマ」、「名作ドラマ」との声が多い一作です。

主人公の“おじさん”ドンフンに仕掛けられた盗聴器により、徐々に明らかになる人生の暗い面…。序盤が暗すぎて、挫折してしまった…という人も少なくないのではないでしょうか。ですが後半は一転、後半は人と人の縁や優しさ、幸せについて考えさせられ、じんわり暖かい涙が流れるはず…!「思い出すだけで胸が熱くなる」との声もある、私たちの慰めになるような宝物のような一作です。

『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』は2024年9月19日現在、Netflixで視聴可能です。

『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』

出典:PR TIMES

■あらすじ

1636年の春、成均館の儒生たちの熱い視線を集める容姿端麗で世間知らずな両班の娘ギルチェ(アン・ウンジン)は、片思いのヨンジュン(イ・ハクジュ)が、親友ウネ(イ・ダイン)と婚約していて想いが届かず、やきもきする日々を送っていた。 花摘み行事の日、ヌングン里にジャンヒョン(ナムグン・ミン)という謎の男が現れる。ギルチェはヨンジュンの気を引こうとブランコ作戦を決行するが、チマ(スカート)の裾から見えるギルチェの足につられて男たちが群がるも、肝心のヨンジュンは無関心な様子。悔しがるギルチェがブランコを大きく揺らし、バランスを崩したところ、ジャンヒョンが落下するギルチェを抱きとめたのだった。お高くとまっているが、実はいじらしいギルチェに惹かれたジャンヒョンは、それから何かとギルチェを構うが相手にされず。 ある日、清の軍隊が国境を越えて、朝鮮の首都・漢陽の近くまで押し寄せて来たという知らせが届き…。

■見どころ

国では昨年のMBC放送ドラマの総決算となる授賞式「2023MBC演技大賞」にて、大賞を含む8冠受賞の快挙を達成。「百想芸術大賞」では、作品賞と最優秀演技賞(ナムグン・ミン)を受賞するなど、2023年放送の作品の中でもトップクラスの人気を誇る『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』。

本作は、ナムグン・ミン&アン・ウンジン主演でおくる、1636年に起こった清と朝鮮の戦い”丙子の乱(へいしのらん)”に翻弄される人々の、愛と生命力を描いたロマンス時代劇。永遠の愛を信じていなかったミステリアスな男ジャンヒョン(ナムグン・ミン)が一人の女性に出会い、愛する人のためなら死も恐れず守り抜く姿に沼入りする視聴者が続出しました。

前半はややスローなスタートですが、中盤以降はより重厚感が増し、一気に駆け抜けてしまうこと間違いなしです。

『秘密の森』シリーズ

出典:PR TIMES

■あらすじ

子供時代に脳手術を受けた影響で感情を失い、理性だけで行動する冷徹で孤独な検事ファン・シモク(チョ・スンウ)。日常のように目の当たりにする検察の内部不正を断ち切ろうとしていたシモクの前に、現れた第一の死体。その後、相次ぐ第二、第三の死体。検察の内部不正を覆い隠すために相次いで起こる殺人の中で、周りの人すべてが殺人の動機を持つ容疑者として次々と浮上する。時には全員が犯人のように、時には全員が無実であるように感じられる…。 シモクとは対照的に、人情味あふれる性格のハン・ヨジン刑事(ペ・ドゥナ)協力のもと、シモクはだんだん犠牲者たちの共通点に気付き始める…。

■見どころ

『秘密の森』は、「百想芸術大賞」では大賞を始め、最優秀男優演技賞にチョ・スンウ、脚本賞に脚本家イ・スヨンと三冠に輝いた「歴代最高のサスペンスドラマ」とも呼び声高い名作ドラマ。

最後まで手に汗握る緻密なストーリーで、サスペンスやミステリーマニアからも「最も完成度の高い脚本」と絶賛されている本作。とはいえ登場人物も多く、前半は混乱しがち。ですが中盤から後半にかけて徐々に真実が明らかになっていくにつれ、まるで森の中を彷徨うかのように謎がからみ合い、伏線回収まで完璧な脚本には、脱帽してしまうこと間違いなし…!

誰が悪人で誰が善人なのかー謎解きが止まらず、誰もが怪しく見えてくる!作り込まれたサスペンスの最高峰です。

『秘密の森』は2024年9月20日現在、Netflixで視聴可能です。

『ヴィンチェンツォ』

■あらすじ

マフィアの顧問を務める韓国系イタリア人の弁護士が、母国韓国で繰り広げる壮絶な戦い。その目的は、ばく大な富と利権を握る巨大組織に正義の鉄ついを下すこと。

■見どころ

日本でも連日Netflix今日のTOP10にランクインするヒット作となり、大流行したサイダードラマといえば『ヴィンチェンツォ』。ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)が、弱者からすべてを奪い取る理不尽な悪党に立ち向かう姿が描かれていきます。

法律では裁くことができない理不尽な悪党を成敗していくさまが痛快なのはもちろん、『キム課長とソ理事』、『熱血司祭』などブラックコメディジャンルを数々ヒットさせてきた脚本家作品なだけあって、『パラサイト』や『梨泰院クラス』のパロディなどを用いたクスッと笑えるコメディが各所で効いているのもポイント。

中盤くらいから、コメディ、ロマンス、復讐とさまざまな要素が絡み合い、最後まで飽きることなく夢中になってしまう一作です。

『ヴィンチェンツォ』は2024年9月19日現在、Netflixで視聴可能です。

『ストーブリーグ』

出典:PR TIMES

■あらすじ

万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”は、またしても最下位でシーズンを終える。そんな中、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに新たに就任したのは、野球未経験で知識もない異色の経歴を持つペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。早速チームの改革に乗り出したスンスはスター選手をトレードに出すと言いだす。それを聞いた運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)をはじめフロントスタッフは猛反発するが、チームの強化に成果を見せるスンスを次第に信頼しはじめる。 しかし、新たなる問題が発生。親会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、赤字続きのチームを解散させようと企んでいて…。

■見どころ

「人生は9回裏ツーアウトから」という本作のプロット通り、その面白さが口コミで話題になり、初回5.5%ほどだった視聴率は見る見るうちに上昇し、最終話では19.1%を記録!「スポーツドラマはヒットしない」 という概念を覆し、20年「百想芸術大賞」では、『愛の不時着』、『キングダム2』など並み居る強豪を抑え、作品賞を受賞した本作。

プレイ中心のスポ根ドラマではなく、運営チーム、分析チームなど、優勝のため奔走する落ちこぼれ野球球団の裏方スタッフの奮闘を描いているため、序盤はややハマりにくいかもしれません。ですが経費の削減、上層部からの圧といった「組織改革物語」に、組織で働く人なら思わず共感してしまうはず!

時にスカッと、時にウルっとしてしまう、本国ドラママニアたちから高い評価を得たヒューマンドラマの名作です。

『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』

出典:PR TIMES

■あらすじ

幼い頃に砂浜で時間を巻き戻せる腕時計を拾ったヘジャ(ハン・ジミン)。その腕時計を使って時間を戻すと、その分、人より早く成長してしまうことに気づき封印を決意する。時を経て、 25歳になったヘジャは、アナウンサーを目指すも厳しい現実にぶつかる。気の置けない親友たちに励まされながら、心が折れそうな日々を送っていた。そんなある日、ヘジャは放送部の集いで記者志望のジュナ(ナム・ジュヒョク)と出会う。心に傷を抱え、アル中の父を避け祖母と暮らしてきたジュナ。父のせいで引越しを繰り返し、どこか周りと馴染めずに過ごしてきた。ジュナはヘジャと会ううちに、感情の赴くままに行動する明るい彼女に好奇心を抱くように。そしてヘジャもジュナに惹かれていく。 そんな折、ヘジャの父(アン・ネサン)が突然交通事故で亡くなる。父を救うため不思議な腕時計で時間を戻そうとするヘジャだが、幾度時間を戻しても、事故を防ぐことができず途方に暮れる。数えきれないほど試みるうちに遂に父を助けることに成功するが、鏡を見ると、自分の姿が70歳くらいのおばあさん(キム・ヘジャ)に変わっていた…。

■見どころ

今なお韓国で圧倒的に「名作ドラマ」の声が多く、『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』や『ミスター・サンシャイン』といった名作が並んだ「百想芸術大賞」で、大賞(キム・へジャ)を含む二冠を達成した本作。

序盤は韓ドラによくある“タイムトラベルファンタジー”と思われがちですが、後半はまったく先が見えないストーリーにあっという間に引き込まれ、予想もつかない展開のその先にある、“キム・へジャ”が伝える深いメッセージに涙が止まらないはず…。ネタバレは厳禁なので、一気に最後まで駆け抜けることをおすすめします。

『二十五、二十一』で輝きを放ったナム・ジュヒョクが、暗い人生を背負った青年を好演しているのにも注目です。

『賢い医師生活』

■あらすじ

新たな命が生まれ、今ある命が終わりを迎える病院という場所で、患者たちとともに生きる5人の医師。そんな彼らの毎日は、どの瞬間も平凡なようでとびきり特別。

■見どころ

1999年に同じ大学の医学部へ入学した40歳の仲良し5人組”99’s”が贈る、笑いと涙のヒューマンドラマ『賢い医師生活』。

序盤は、『応答せよ』シリーズ監督独特のゆったりとした作風にハマりきれないという人も多いかもしれませんが、回を重ねるごとに、それぞれの患者が抱える病気や事情、そして医師たちが家族と向き合う姿といったディープな物語に中毒者が続出!さらに恋愛、結婚、親の問題など彼らのプライベートもリアルに描かれていて、ヒューマンドラマ要素も強いので、医療ドラマが苦手な人にもおすすめです!

『賢い医師生活』は2024年9月24日現在、Netflixで視聴可能です。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND