【韓国ドラマ】年末年始にじっくり観たい“長編ドラマ”名作10選!どっぷりハマること間違いなし!

2024/12/20

韓国ドラマは基本12話から16話構成が多いものの、近年はシーズン制の作品も増え、なかには50話を超える長編ドラマも存在します。それゆえにじっくり観たら抜け出せないほどにハマってしまうのも韓ドラの魅力ですよね。
本記事では、年末年始にじっくり観たい“話数多め”でどっぷりハマる長編の名作韓国ドラマ10選を、近年の作品を中心に韓ドラオタクが厳選しました!
ロスに浸るほど、ハマってしまうこと間違いなしです!

韓国ドラマをこよなく愛する韓国エンタメライター。WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事を執筆...

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『ペントハウス』シリーズ

出典:Amazon

■あらすじ

セレブたちが暮らす超高層マンションのヘラパレス。パーティーが開かれた夜、ある少女が高層階から転落するのをペントハウスに住むシム・スリョン(イ・ジア)が目撃する。 事件は2か月前、声楽家になる夢を絶たれ今は不動産仲介の仕事をしているオ・ユニ(ユジン)と、高校時代にユニのライバルだった声楽講師のチョン・ソジン(キム・ソヨン)がユニの娘を通して再会したことに端を発する。 ヘラパレスには、スリョンの夫でソジンと不倫中のチュ・ダンテ(オム・ギジュン)、ソジンの夫で医師のハ・ユンチョル(ユン・ジョンフン)、弁護士のイ・ギュジン(ポン・テギュ)もそれぞれ子供たちと優雅な暮らしをしていたが、その生活の裏で秘密の行動をする大人たちと、わがまま放題に育った子供たちによって、ユニ親子の生活は一変していく。 果たして少女の転落事件の真相は明かされるのか、そしてヘラパレスの住人たちとユニ親子の運命は―!?

■見どころ

本国で爆発的ヒットを記録したメガヒットドラマといえば本作。瞬間最高視聴率31.1%(ニールセン・コリア調べ)、そして通算24週話題性1位という驚異の視聴率を記録した本作は、シーズン3まで制作され、規格外の人気を誇りました。

3シーズンで全48と長編ですが、反転に次ぐ反転、裏切りに次ぐ裏切り、狂いに狂ったジェットコースターのようなストーリー展開に「あり得ないでしょ」と思いながらも、すさまじい中毒性で止めることができません!

不倫や殺人事件といったショッキングな要素だけでなく、教育戦争や不動産をめぐる闘いも描かれるため、ロマンスドラマに飽きてきた人はもちろん、男性にもおすすめしたい一作です。「21世紀最高のマクチャン(日常では起こり得ない、非現実的なことが勃発するドラマ)ドラマ」と謳われた怒涛の愛憎劇は必見です。

『賢い医師生活』シリーズ

出典:Amazon

■あらすじ

新たな命が生まれ、今ある命が終わりを迎える病院という場所で、患者たちとともに生きる5人の医師。そんな彼らの毎日は、どの瞬間も平凡なようでとびきり特別。

■見どころ

1999年に同じ大学の医学部へ入学した40歳の仲良し5人組”99’s”が贈る、笑いと涙のヒューマンドラマ『賢い医師生活』。

序盤は、『応答せよ』シリーズ監督独特のゆったりとした作風にハマりきれないという人も多いかもしれませんが、回を重ねるごとに、それぞれの患者が抱える病気や事情、そして医師たちが家族と向き合う姿といったディープな物語に中毒者が続出!さらに恋愛、結婚、親の問題など彼らのプライベートもリアルに描かれていて、ヒューマンドラマ要素も強いので、医療ドラマが苦手な人にもおすすめです!

2シーズンで全24話、さらに1話が1時間を超えるものが多く、長い時は2時間近いためかなり長編ではありますが、観終わった後はロスでもう一周したくなるほど、どっぷりハマってしまう一作です。

『一度行ってきました』

出典:Amazon

■あらすじ

小児科医として同じ病院で働く夫婦・ナヒとギュジンは、職場でも家でも喧嘩ばかり。ナヒの兄・ジュンソンと姉・ガヒは離婚しているが、妹のダヒまで破談となり、母・オクプンは寝込んでしまう。 そんなある日、ナヒとギジュンは勢いで離婚してしまうが…。

■見どころ

『ずる賢いバツイチの恋』イ・ミンジョン×『平日午後3時の恋人たち』イ・サンヨプ主演!本作は韓国の公共放送局KBSで半年ほどに渡って放送される、日本でいう“昼ドラ”的立ち位置の「週末連続ドラマ」。韓国で脅威の視聴率35%超えを記録し、爆発的な話題を集めた一作です。

全員が離婚、もしくは婚約破棄をした、"一度行ってきた"兄妹が繰り広げるドタバタ劇に爆笑しつつも、離婚を通じて本当の幸せをみつける家族の姿に、笑って泣いて共感が止まりません…。全100話と驚異の長さなんですが、それぞれが抱える夫婦の問題がリアルに色濃く描かれているので、時に号泣してしまうほど感情移入してしまいます。友情、家族愛、兄弟愛など、ホームドラマらしい温かい物語に、毎話胸が熱くなるはず…!

KBS演技大賞ほか、計18冠獲得し、韓国中に愛された見逃せない一作です。

『紳士とお嬢さん』

出典:Amazon

■あらすじ

母・ヨンシルと兄・デボムの金銭トラブルから住むところを失ったダンダン一家。ダンダンは恩師の紹介で、FTグループ会長・ヨングクの家に住み込み、彼の3人の子供たちの家庭教師をすることに。 一方、ヨングクは妻を亡くした喪失感から抜け出せず…。

■見どころ

本作も、『一度行ってきました』と同じく、KBSの「週末連続ドラマ」で、本国では脅威の最高視聴率38.2%を記録した一作です。

本作は、自分の選んだ道を突き進んで幸せを探す"お嬢さん"と"紳士"が出会うドタバタラブコメホームドラマ。家庭教師として住み込むことになったヒロインをはじめ、彼女の父も会長の家の住み込み運転手となり、また母が隠れ住むという設定から、映画『パラサイト 半地下の家族』のハッピーバージョンとも言われます。

全52話と長編ですが、身分差のある恋、記憶喪失など、古き良き“韓ドラあるある”が詰め込まれた中毒性あるストーリーに、ツッコミを入れつつもどっぷりハマってしまいます。日本でもNetflixで配信開始となると、瞬く間に視聴ランキング1位を独占した一作です。

『椿の花咲く頃』

■あらすじ

シングルマザーのトンベク、彼女に訪れた新たな恋の兆し。社会的な偏見と差別に負けることなく、幸せを掴むことができるのか。

■見どころ

全20話と近年のミニシリーズとしては長編の本作。ロマンス、コメディー、サスペンス、温かな人間ドラマまで、さまざまなジャンルが目まぐるしく展開していくので、飽きることなく、むしろ回を重ねるごとにどんどん引き込まれていきます。とはいえ、ハマるまではやや時間を要するので、序盤は我慢が必要です!後半は序盤にまかれた伏線が回収され、大号泣のラストを迎える上に、ヒューマンロマンスジャンルにも関わらず、サスペンス部分も完璧におもしろいのがすごい!

初回6.3%ほどだった視聴率は、そのおもしろさが口コミで広がり最終回では23.8%の高視聴率を記録!2020年の「百想芸術大賞」では、『愛の不時着』など並み居る競合を抑え、大賞を含む4冠に輝いた名作です。

『結婚作詞 離婚作曲』

■あらすじ

ラジオ放送局で何年も息を合わせてきたラジオPDピヨン、ラジオDJヘリョン、そしてラジオ作家シウンは社会で認められる医師、弁護士、教授という職業の夫たちと一緒に幸せな家庭生活を送っている。 しかし、ある日、予期せぬ不幸が彼女たちに迫り、彼女たちが守ってきた愛と家族と幸せが蜃気楼のように一瞬で消える危機に直面する。果たして彼女たちはこの不幸を克服し、また幸せな人生に戻ることができるだろうか?

シーズン1は韓国のテレビ局「TV朝鮮」のドラマ歴代最高視聴率を叩き出し、TV朝鮮を代表するヒットドラマとなった本作。韓国のNetflix今日のTOP10でも連日ランクインを果たし、日本でも中毒者が続出していたドロドロ系ドラマです。

30代、40代、50代の3組の夫婦が、「夫の不倫」をきっかけに離婚へと発展していくさまがリアルすぎるほどリアルに描かれた本作。夫が不倫に堕ちていくその時、妻は…?家庭は…?愛人は…?といった、夫以外の目線からの状況も描かれているため、徐々に不倫に至った「理由」が浮き彫りになっていくのも見どころです。各所で「夫婦関係の脆さ」を痛感させられる教訓ある一作です。

全48話と長編で、しかもシーズン3はやたらとお化けが登場するなど謎展開はありますが、イライラしながら、ブツブツ文句を言いながらも、結局全シーズン一気観してしまうこと間違いなしです!

『恋人〜あの日聞いた花の咲く音〜』

出典:PR TIMES

■あらすじ

1636年の春、成均館の儒生たちの熱い視線を集める容姿端麗で世間知らずな両班の娘ギルチェ(アン・ウンジン)は、片思いのヨンジュン(イ・ハクジュ)が、親友ウネ(イ・ダイン)と婚約していて想いが届かず、やきもきする日々を送っていた。 花摘み行事の日、ヌングン里にジャンヒョン(ナムグン・ミン)という謎の男が現れる。ギルチェはヨンジュンの気を引こうとブランコ作戦を決行するが、チマ(スカート)の裾から見えるギルチェの足につられて男たちが群がるも、肝心のヨンジュンは無関心な様子。悔しがるギルチェがブランコを大きく揺らし、バランスを崩したところ、ジャンヒョンが落下するギルチェを抱きとめたのだった。お高くとまっているが、実はいじらしいギルチェに惹かれたジャンヒョンは、それから何かとギルチェを構うが相手にされず。 ある日、清の軍隊が国境を越えて、朝鮮の首都・漢陽の近くまで押し寄せて来たという知らせが届き…。

■見どころ

「百想芸術大賞」では、作品賞と最優秀演技賞(ナムグン・ミン)を受賞するなど、2023年放送の作品のなかでもトップクラスの人気を誇る『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』。

本作は、ナムグン・ミン&アン・ウンジン主演でおくる、1636年に起こった清と朝鮮の戦い”丙子の乱(へいしのらん)”に翻弄される人々の、愛と生命力を描いたロマンス時代劇。永遠の愛を信じていなかったミステリアスな男ジャンヒョン(ナムグン・ミン)が1人の女性に出会い、愛する人のためなら死も恐れず守り抜く姿に沼入りする視聴者が続出しました。

全21話(配信では42話)と長編で、さらに史劇なのでなかなか入り込むのに時間はかかりますが、中盤以降はより重厚感とおもしろさが増し、一気に駆け抜けてしまうはず。そして観終わった後は強烈なロスになること必至です。

『秘密の森』シリーズ

出典:Amazon

■あらすじ

子供時代に脳手術を受けた影響で感情を失い、理性だけで行動する冷徹で孤独な検事ファン・シモク(チョ・スンウ)。日常のように目の当たりにする検察の内部不正を断ち切ろうとしていたシモクの前に、現れた第一の死体。その後、相次ぐ第二、第三の死体。検察の内部不正を覆い隠すために相次いで起こる殺人の中で、周りの人すべてが殺人の動機を持つ容疑者として次々と浮上する。時には全員が犯人のように、時には全員が無実であるように感じられる…。 シモクとは対照的に、人情味あふれる性格のハン・ヨジン刑事(ペ・ドゥナ)協力のもと、シモクはだんだん犠牲者たちの共通点に気付き始める…。

■見どころ

もしまだ観てない!という人がいたら、ぜひともこの機会にシーズン一気観をおすすめしたいのが、『秘密の森』シリーズ。

最後まで手に汗握る緻密なストーリーで、サスペンスやミステリーマニアからも「もっとも完成度の高い脚本」と絶賛されている本作。とはいえ2シーズンどちらも16話構成なので、ぶっ続けで観ると32話と長編ですし、さらに登場人物も多く、ストーリーもかなり複雑なので、ある程度の根気が必要かもしれません。ですが徐々に真実が明らかになっていくにつれ、まるで森の中を彷徨うかのように謎がからみ合い、伏線回収まで完璧な脚本には、脱帽してしまうこと間違いなし…!

誰が悪人で誰が善人なのかー謎解きが止まらず、誰もが怪しく見えてくる!ラストまで夢中で駆け抜けてしまう、サスペンス好きにはイチオシの一作です。

『私たちのブルース』

■あらすじ

恋は甘く切なく、人生は楽あれば苦あり。いつもにぎやかな済州島を舞台に、この島で生きる人たちが織りなすさまざまな物語をオムニバス形式で描く。

■見どころ

本作は、『大丈夫、愛だ』『ディア・マイ・フレンズ』など数々の名作を手がけ、韓国でもっとも多くのマニアファンを保有しているとも言われる“カリスマ脚本家”ノ・ヒギョンの新作であると同時に、韓国を代表する超豪華キャストでも注目を集めた本作。

済州を背景に10代から老人まで主人公たちが、それぞれの人生の試練や悲しみに向き合っていくのですが、ぶち当たる人生の試練は、決して他人事ではなく、私たちの身近にあるものばかり。試練を克服していく過程のなかで、視聴者に日々の些細な幸せを悟らせる、巧みな脚本に感嘆してしまいます。

全20話と長編ですが、2・3話で主人公が変わるうえにキャストが超豪華なのでまったく飽きない、さらに毎話涙が乾く暇がない感動エピソードばかりなので、号泣しながら夢中で駆け抜けてしまうはず!とくにイ・ビョンホン&キム・ヘジャ演じる最終話の親子エピソードはバスタオルをご用意してご覧ください…!

『ユミの細胞たち』シリーズ

出典:Amazon

■あらすじ

このドラマは1人の女性、キム・ユミのラブストーリーであり、現代を生きる青春たちの自画像であり、細胞とホルモンの支配から抜け出すことのできない人間の存在に対する愉快な洞察でもある。「ユミの細胞たち」は実写と3Dアニメーションを融合させたフォーマットで原作であるウェブトゥーンの面白さを生かし、誰もが共感できる日常を描いている。

■見どころ

近年のラブコメのなかでは、「最高の完成度」とも言われた『ユミの細胞たち』シリーズ。ク・ウン(アン・ボヒョン)との恋愛模様で多くの共感を呼んだシーズン1に続き、シーズン2ではシーズン1でも登場した職場のイケメンバビ(GOT7ジニョン)との新たな鬼キュンロマンスが展開していきます。

この作品がすごいのは、「細胞たち」を通して、恋しているときの心の変化が巧みに表現された、超リアルな恋愛ドラマになっていること。恋愛はもちろん、仕事、友人関係においても、“大人女子あるある”が詰まりすぎているので、時に「わかる〜!」と、まるでユミになったかのように共感してしまいます。シリーズ通すと28話ありますが、ときめいて、ほろっと泣いて…どっぷり感情移入して、夢中で駆け抜けてしまうはず!

 
 

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