100円ショップ最大手のダイソーでは高額商品にも力を入れていますが、手に取ったアイテムが550円以上だと割高に感じてしまう人も少なくないとか。110円商品だと多少の失敗は流せますが、高額商品となると失敗したくない人が多数のよう。
失敗買いを防ぐためにも、値段以上に活躍する商品について、暮らしの達人であるシンプリストうたさんに教えてもらいました。

「緊急簡易 アルミ寝袋」
「緊急簡易 アルミ寝袋」は、薄くて保温性に優れたアルミニウムの寝袋です。価格は550円。サイズは、125×220cmと、成人男性が入ってもゆとりがあるサイズ感です。
しっかりと二重になっており、寝袋のように間に人が入れるようになっています。よくあるアルミブランケットだと座って包まるぶんにはよいですが、横になる場合は上からかけるだけになるので物足りない場合も。こちらは上下でサンドされており、しかもダブルサイズほどの幅があるので親子で入ってもよゆうがあります。
避難リュックに入れるのであれば、ブランケットと寝袋、どちらの使い方もできる寝袋タイプの方が安心です。
カシャカシャ音が少ないのが特長
アルミニウムの素材は音がうるさいのが気になりますが、「緊急簡易 アルミ寝袋」はカシャカシャ音が少ないのが特長です。一般的なものよりも静かな分、避難生活をするときなどもまわりに気をつかわずにすみますね。
実際に仮眠の際に入ってみましたが、想像していたほど音のうるささは気にならず、カシャカシャ音が気になって眠れないということはありませんでした。音問題は睡眠にも大きく影響されるので、多少割高でも音が気にならないものを選んでいた方が後悔はないでしょう。
「避難リュックに入れておく」以外の使い道も!
真っ先に「避難リュックに入れておく」ことが思い浮かびますが、それ以外でも常備しておきたい場面も多いです。
会社のロッカーや引き出しに置いておけば、帰宅難民になったときに活躍することも。車に積んでおけば、立ち往生対策や緊急用の車中泊対策にもなり、安心感が違います。コンパクトでかさばりにくいからこそ置きっぱなしでも邪魔になることがなく、いろんな用途で活躍するでしょう。
550円でも買う価値あり!
簡易タイプで550円は少し割高に感じますが、そもそも寝袋を調達しようと思えば価格は何倍もします。家族分そろえるとなるとかさばりますし、使うか使わないかわからないものに家族の人数分用意できるかは微妙なところです。
「緊急簡易 アルミ寝袋」であれば、寝袋に比べれば格安ですし、家族分そろえてもかさばりにくいので現実的です。避難リュックにこれがあるだけで大きな安心感を得られるので、550円でも買う価値ありですよ。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部