トイレの順番待ち…子どもを優先させてあげるべき?
2018/08/06
出先のトイレで並んでいる途中、よその子どもがもう我慢できないと困っていたら、順番を譲ってあげるべきでしょうか?あなたならどうしますか?「ウィメンズパーク」に寄せられた、さまざまな意見をまとめました。
1. 子どもに譲るべきではない
まずは、子どもだからといって譲るべきではないという意見です。大人だってつらい時はありますし、我慢しているけれど言えない時もありますよね。
・今来たばかりの子どもが先頭になるのは嫌です。子どもより、大人が漏らした方が大変。切羽詰まっている大人もいるはず。
・大人の方が漏らしてしまった時、恥ずかしいと思います。勝手に自分の前に子どもを入れて、後ろに並んでいる人の権利を奪うのはいけないと思います。
・私自身4歳の子どもがいますが、親が気をつけて早めにトイレに連れて行くべきだと思います。だから譲りません。
2. 子どもに譲ってあげるべき
一方、子どもの立場を理解して、譲ってあげたいという意見も多くみられました。
・子どもは自分で調整できないのだから、「我慢させるべき!待たせるべき!」というのは厳しいと思います。大人こそ自分で予測し、余裕をもってトイレに行くべきでは。
・譲ります。子どもは自分の尿意に気づきにくかったり、膀胱が小さかったりするので、急に漏れそうになることもありますからね。
・親が気を利かせて子どもを早めにトイレに連れていくべきという人もいますが、それなら大人こそ自分のことをちゃんと管理しておくべきだと思います。
・子どもは大人よりも我慢が難しいので、譲ってあげるのが優しさではないかと思います。トイレに関わらず子どもを大人が助けてあげられるような、あたたかい社会だったらいいなと思います。
3. 子どもでも大人でも困っている人には譲ってあげるべき
また他にも多かったのは、子ども・大人にかかわらず、困っている人がいたら譲ってあげたいという意見でした。
・子どもに限らず、大人でもすごく困っている人がいたら、仕方ないという雰囲気になりませんか?子供が本当に困っていれば、自然とみなさん先に入れてあげていると思います。大人が困っていて、先に譲ってもらっているのも見たことがあります。
・大人だけど譲ってもらったことあります。お腹が爆発寸前で呼吸もおかしくなっていた時、前にいた人が譲ってくれて本当にありがたかったです。だから、困っている人に譲ってあげるのはいいと思います。
・子ども、お年寄り、病気やケガの人に対して、自然にみんなが譲り合えるような社会であってほしいなと思います。
4. 実際に譲るとき自分の順番はどうする?
実際に困っている子どもや大人がいた場合の譲り方についても、さまざまな意見が見られました。ほかに並んでいる人のことも考えて、自分の順番をどうするかがポイントのようです。
・子どもか大人かには関係なく、困っている方がいたら譲ります。その際は自分の番を譲って、一番後ろに行きます。
・漏れそうな子がいたら、その子と自分の順番を入れ替えてあげます。そうすれば、他の人の順番には影響しないと思うので。
・せっかく一番前になるまで並んだのに、最後尾に並び直させるのはどうかなと思います。周りから文句を言われなければ、そのまま前に並んでいたいです。
・いきなり子どもを先頭にしてあげるのではなく、後ろから順に1人ずつ確認をとって、少しでも前の順番にしてもらうのがいいんじゃないでしょうか。
5. まとめ
子どもでも大人でも、どうしてもトイレに駆けこみたいという時はありますよね。誰でもつらいときには正直につらいと言えて、周りの人が手を差し伸べてあげられるのが理想的なのかもしれません。日頃から、できる限り余裕をもって行動したいものですね。
■文中のコメントは「ウィメンズパーク」から再編集したものです。