「すごい発想力」と話題になったのは、おしそさん(@_______aona)が投稿した6歳のお子さんの言葉です。一列に木の幹をつたって生えている葉っぱを見て、お子さんが思い描いたこととは。かわいらしさの詰まった世界観に、思わず感動です。
6歳が見た「はっぱたち」
おしそさんは、6歳のお子さんを子育て中のママ。
いっしょに公園を歩いているときに、木の幹をつたって小さな葉っぱが一列に生えているのを見つけたのだそう。
一見どこにでもありそうな景色。しかし、お子さんの目に映っていたのは、ただの木や葉っぱではありませんでした。
お子さんの口から発せられたのは、「はっぱたち、木のぼりしてるのかわいいね」という言葉。
あらためて投稿の写真を見てみると、列をなした葉っぱが、意思を持って一生懸命木を登っているような気がしてきます。
かわいらしく素晴らしい発想力に、驚いてしまいますね!
投稿を見た人たちからも「今にも物語が動き出しそう」「トテ、トテ、トテと足音が聞こえました」「子どもの感性というか世界の見方にはいつも感心させられます」と感動の声がいくつも寄せられました。
続く投稿では、「子どものときに自分が見つけたことはたぶん忘れちゃったけど、大人になって子どもに教えてもらったことは忘れたくないって思っています」と、つづったおしそさん。
お子さんを大切に思うおしそさんの思いもまた、素敵ですね。
お子さんの言葉を聞いて
お子さんの言葉を聞いて、どのように思いましたか。
「いつもなら気に留めずとおりすぎてしまう風景でしたが、子どもといっしょだからこそ気づけた場面だったので写真を撮りました。花より団子な母に対して、葉っぱをかわいいと思う子どもの感性にも胸を打たれました」
お子さんの言葉によって、ふだんの公園が特別な場所へと変化したんですね。今後は公園で木を見るたびに、かわいらしい思い出と幸せな気持ちがよみがえってきそうです。
子どもに教えてもらったこと
「大人になって子どもに教えてもらったことは忘れたくない」とのことでしたが、今回の「葉っぱの木登り」以外にも「大人になって子どもに教えてもらったこと」がありましたらお聞かせください。
「湿疹が出た子どもの身体を保湿しているときに『チャームポイントがふえた』と言われ、どんな自分も明るく肯定してあげられるのって強いなあ、と教えてもらいました」
マイナスにとらえがちなできごとをプラスに切り替えるのは、大人でも簡単なことではありませんよね。
反響を受けて
9.6万件以上のいいねが集まるなど大きな反響がありました。反響を受けていかがでしたか。
「『五・七・五になっている』というコメントも多かったのですが、これは投稿後に私も気がつきました。たくさんのかたに見ていただき、うれしいです」
お子さんの言葉には、心地のいいリズムまで備わっていたんですね。その感性に潜む可能性の大きさに、ますます驚かされます。
お子さんの成長に望むこと
今後のお子さんの成長に、どのようなことを望みますか。
「小さな幸せを見つけてほっこりできる、やさしい視野をこれからも持ってくれたらいいなと思います」
お子さんの目に映ったかわいらしい世界に、多くの人が癒やされた今回の投稿。自分だけでなく、周りの人も幸せにする大きなパワーを持ったその感性を、これからも大切にしていってほしいですね。
取材協力:おしそさん(@_______aona)