コンロのすき間や蛇口の根元など、気になるキッチンのすき間汚れ。歯ブラシでは届かなかったり、爪楊枝だと途中で折れてしまったりと、思うように掃除が進まずイライラしたことはありませんか。
今回は、そんな手強いすき間汚れを一掃してくれる、ダイソーの「しなるすき間ヘラ(落ち落ちV)」をピックアップ。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、ムリなく続く家事アイデアを発信しているKota(コタ)が、おすすめの掃除法と合わせてご紹介します。

どんなアイテム?
「しなるすき間ヘラ(落ち落ちV)」(税込み 110円)は、ダイソーのオリジナル掃除ブランド「落ち落ちV」シリーズから出ている、すき間掃除専用のアイテム。
ポリカーボネート製の三角形のヘラがしなってすき間に入り込み、汚れをしっかりかき出してくれます。折れにくい丈夫な素材で、掃除がサクサク進みますよ。
ヘラ部分が透明なのも便利なポイント。当てている箇所や汚れをこそぎ取る様子が見えるため、効率的に掃除ができます。ピンポイントで汚れだけを落とせるので、素材をキズつけにくいのも◎。(※フッ素樹脂加工やデリケートな素材など、キズがつきやすいものへの使用は控えてください。)
しかも、本体にセット済みのヘラとは別に、交換用のスペアシートが3枚もセットに。取り替えながら長く使えるから、コスパもバッチリです。
キッチンのここに効く3選
1. コンロのすき間
商品のパッケージでも、主な使用場所として紹介されているのがここ。調理中に飛び散った油や、食材のカスなどが入り込みやすいですよね。掃除しづらい箇所ですが、そのままにしておくとゴキブリを呼び寄せてしまうリスクも。
わが家では、以前は爪楊枝を使って掃除をしていましたが、力の入れ方を工夫しても途中で折れてしまうのがストレスでした。掃除をしなくて済むように、すき間ガードテープを貼ったこともありますが、貼り替えが面倒で続かず...。
そんなモヤモヤを解消してくれたのがこのヘラ。するっとすき間に入って、他の道具では届かなかった汚れまでかき出してくれるだけでなく、爪楊枝のように折れる心配も激減しました。
初めて使うと「こんなに汚れが⁉」と、取れ高にびっくりするはず。ごっそり取れるのが爽快で、進んで掃除をしたくなるかもしれません。
2. 蛇口の根元
水垢や石けんカスがたまりがちな蛇口の根元。気がついたら汚れで白っぽくなっていた...なんていう経験がある方も多いのでは。
この部分にも「しなるすき間ヘラ」が有効です。しなって根元のカーブにフィットするから、使い勝手バツグン。水垢汚れに効果的なクエン酸スプレー(クエン酸小さじ1杯と水200mlを混ぜてスプレーボトルに入れたもの)を吹きかけてからこすると、より落としやすくなります。
3. 冷蔵庫のパッキン
冷蔵庫には、冷気を閉じ込めるためのパッキンが各所についていますが、この間にも食材のカスやホコリがたまりやすいので要注意。
パッキンをキズつけないように、ヘラにウェットティッシュやキッチンペーパーをかぶせて、やさしくスライドさせるのがおすすめです。同じようにキズが心配な箇所は、ヘラ×ペーパーの組み合わせが活躍しますよ。
すき間汚れをサクッと落として、もっと清々しいキッチンに!
すき間汚れは、範囲こそ狭くても意外と目につくもの。きれいになると、キッチン全体の清潔感がぐっとアップして、料理のモチベーションにも変化があるかもしれません。
今回ご紹介したダイソーの「しなるすき間ヘラ(落ち落ちV)」は、すき間汚れをサクッと落とすのにぴったりなアイテム。コンロのすき間、蛇口の根元、冷蔵庫のパッキンはもちろん、トースターの溝など、キッチンのあらゆるすき間に使えるはず。110円で手強いすきま汚れをスッキリさせて、清々しいキッチンを目指してみませんか。
■執筆/Kota
元クルーズ船乗組員。狭い船室で、4ヶ月の乗船勤務をスーツケースひとつでこなした経験から、厳選したモノで心地よく暮らすヒントを発信。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、ムリなく続けられる家事アイデアの紹介も得意としている。
編集/サンキュ!編集部