Xユーザーのlovelove_taroさん(@pipipinopi14)が投稿した写真に注目が集まりました。そこに写っていたのはもの言いたげな瞳で見つめる愛犬・太郎くんの姿。いじらしい瞳で飼い主さんを見つめる理由に、多くの人が共感しました。
もの言いたげな瞳に泣き笑い
@lovelove_taroさんは、愛犬・太郎くんの日常を投稿しています。そして、今回話題になった投稿には次のようなコメントが添えられていました。
「ママが一向にハンバーガーをくれなかったので、ハンバーガーが入っていた袋をテーブルから持ってきて見せつけながら抱きしめる太郎。けなげ」
そこには、わかりやすいほどに感情を表現する太郎くんの姿がありました。
この日、ハンバーガーを食べたかったのは、どうやら飼い主さんだけではないようです。
飼い主さんも太郎くんの気持ちを痛いほどわかっていますが、味が濃く犬が食べてはいけない食材が入っている食べ物を与えるわけにはいかなかったのです。
この様子を見たフォロワーからは次のような反応が。
「あげたいけどわんこにはよくないのでは」
「かわいそう……。でも仕方ないね」
ハンバーガーの口になってしまった太郎くんの行動に、多くの人が共感したのでした。
食事中から感じていた猛烈なアピール
飼い主さんに、写真を撮影した当時の詳しい状況をお聞きしました。
「この日は仕事で疲れてしまい、夕飯にハンバーガーをテイクアウトして食べました。太郎に夕飯を食べさせたあとで夫とハンバーガーを食べたのですが、お肉のニオイがするので太郎は私と夫の間に来て、きれいな姿勢でオスワリをしながら『僕も食べます』とアピールをしていました。
太郎に『これは病気になっちゃうから食べられないよ』『太郎はもうおなかがいっぱいでしょ』などと声をかけながら違うおやつを与えて気を紛らわせ、私たちは大急ぎで食べた記憶があります。
そして、ハンバーガーを食べ終えたあとで夫と別の部屋でパソコンを見ながら買い物の相談をしていると、写真の姿が現れたのです。
太郎が私たちに見える場所で不満そうにハンバーガーの袋を抱きしめていたので、思わず撮影してしまいました。片づけ忘れた空の袋がテーブルの上にあったのでしょうね。
なんだかいじらしくてかわいかったのと、ゴメンネという気持ちがありました」
もの言いたげな瞳の理由
当時の太郎くんについては、どのような気持ちだったと推測していますか?
「私たちがハンバーガーをあげないうえに、食後も別の部屋で太郎以外のことに集中していたので、ダブルでご立腹だったのだと思います。好きな香りだったのかもしれませんね。相当食べたかったのでしょう」
太郎くんのハンバーガーに対する興味の大きさは、どれくらいだったのでしょうか?
「お肉が大好きなので、お肉料理には反応します。ハンバーガーもよく食べるのですが、なぜかそのお店のときだけ反応します」
そんな太郎くんの姿を見た飼い主さんの感想も教えてください。
「いじらしくて、たまらなく愛おしくなりました。また、パパとママがお話し中なので、少しだけ見えるように袋を抱きしめていたところにも胸が熱くなりました」
太郎くんの行動から学んだことと今後の願い
今回の太郎くんの反応を見て、食べ物を食べる際に工夫しようと思ったことはありますか?
「人用の食べ物には犬にとって危険なものもあるので、食べ物も包みも太郎の手の届くところに置かないように徹底しようと思いました」
最後に、太郎くんに伝えたいことがあれば教えてください。
「どの飼い主さんも同じだと思いますが、健康でいてくれさえしたら十分です。これからも元気に楽しく暮らしていきたいです」
いじらしいまでにかわいい行動をした太郎くん。きっと飼い主さんと一緒に過ごし、おいしいものを食べる時間が太郎くんにとっての幸せなのでしょうね。
取材協力:lovelove_taroさん(@pipipinopi14)