家のトイレがどのような状態にあるかは、健康運と金運にダイレクトに影響します。
風水の第一人者Dr.コパに、トイレでやると一気に運気が下がるNG風水と、トイレでやると健康運が上がるOK風水を教えてもらいました。

トイレ掃除は効果てきめんの開運アクション
風水では、「トイレに吉相なし」と言い、トイレは、どの方角にあっても家にダメージを与えるものと考えます。
その理由は、トイレは厄落とし空間なので、厄が充満していることにあります。トイレにたまった厄を祓うには、一に掃除、二に換気が大事です。
また、日中にトイレ掃除をする人が多いようですが、夜寝る前にした方が、厄落とし効果があります。
「寝ている間に、トイレから厄が漏れ出して、家じゅうを汚染しないようにするには、トイレ掃除は夜した方がいい。トイレの床をサッと拭いて、床に落ちた厄を拭き取るだけでも効果があるんだよ。寝る前、最後にトイレに入ったあと、床をサッと水拭きするのを習慣にしようね」とDr.コパがアドバイス。
トイレに持ち込んだり、トイレでやってはいけない風水を紹介します。
金運がダダ下がる。これだけはやってはいけないNGトイレ風水ワースト7
まずトイレは厄だらけの場所と心得ましょう。そんな場所では、何をやってもいいことはありません。長居は禁物。用を済ませたら、サッサと出るのが一番です。
NGトイレ風水1:トイレにスマホを持ち込む
トイレには厄が充満しているので、長居をするほど厄の悪影響を受けることになります。新聞、雑誌、スマホの持ち込みは禁止。トイレで情報収集しても、役に立つ情報は得られません。
NGトイレ風水2:スリッパがない
トイレマットだけ敷いて、トイレ専用のスリッパがないのはNG風水。スリッパを履かないと、トイレの床に落ちた厄を直接足で踏むことになります。
NGトイレ風水3:タオルが古びている
トイレのタオルはこまめに新調しましょう。ゴワついていたり、ほつれているタオルはNG。毎日洗濯して、日に干したタオルを使いましょう。
NGトイレ風水4:壁やドアにカレンダーやポスターを貼っている
トイレ空間には厄が充満しているので、トイレにカレンダーを貼ると厄がついてしまいます。厄のついたカレンダーを見てスケジュールを立てると、急な予定変更やスケジュールミスなどが発生します。好きなタレントのポスターを貼るのもNG。
子どもの学習用のひらがな表、アルファベット表、かけ算表などを貼っているケースもありますが、トイレで勉強すると運気を逃します。
NGトイレ風水5:大量のトイレットペーパーのストック
トイレ内の収納にトイレットペーパーを何ロールも収納するのはNG。1~2ロールの必要最小限に。トイレ内の収納はトイレットペーパーやタオルのストック用に使用せず、掃除道具などをしまう場所にしましょう。
NGトイレ風水6:掃除道具が丸見え
トイレ用の掃除道具をトイレ内の置くのはいいですが、丸見えなのはNG。トイレ内の収納にしまうか、観葉植物などの後ろに隠しましょう。
NGトイレ風水7:換気が悪い
マンションの場合など、窓のないトイレは換気が悪くなりがちです。1日じゅう、換気扇を回したり、厄落としカラーのラベンダー色のものを置きましょう。
健康運が上がる!トイレに置くといいOK風水ベスト7
トイレには余計なものを置かないのが基本ですが、置くことでトイレ空間が持つダメージをカバーできるものもあります。
OKトイレ風水1:観葉植物
植物は難を隠して、厄をカバーする作用があるので、トイレにミニ観葉を置くのはOK。ただしサボテンはNG。
OKトイレ風水2:ラベンダー色のタオル
トイレのタオル、マットなどの布製品を置く場合は、厄落としカラーのラベンダー色が吉。
OKトイレ風水3:小さな風景画
余計なものを置かないのが基本ですが、湖、川、林などが描かれている風景画はOK。
OKトイレ風水4:消臭剤&芳香剤
悪臭=ダメージなので、消臭剤や芳香剤をトイレに置くのはOK。金運を上げるなら柑橘系、人間関係運ならフローラル系、健康運ならミント系が吉。
OKトイレ風水5:陶器の可愛いお人形を置く
陶器はニオイを吸収しないのでOK。目に入ったとき、ココロが和むような可愛いお人形が〇。黄色の敷物(布製はNG。プラスチック製やシリコン製など)の上に置くと便秘解消になります。
OKトイレ風水6:盛り塩をする
トイレに盛り塩はマストです。粗塩約10gを小皿に盛って、トイレ内に置きましょう。
OKトイレ風水7:照明を明るくする
昔のトイレは照明が暗いイメージがありました。最近のトイレは明るくなっているので、風水的に◎。トイレの照明をつけているのは、1日のうちのわずかな時間です。電気代をケチらずに、明るい照明をつけましょう。
まとめ
トイレは狭い空間ですが、家に与える影響が大きく、侮れない場所です。放っておくとダメージだらけの空間になるので、風水でダメージ防止対策をしましょう。
監修/Dr.コパ 文/村越克子