ダイソー100均掃除三兄弟「重曹・セスキ・クエン酸」の使い分けを解説
2019/10/21
毎日のキッチン掃除をサポートしてくれるダイソーのお掃除三兄弟スプレー(重曹クリーナー、セスキクリーナー、クエン酸クリーナー)を、調理師のタナカ*タカコさんに紹介してもらいました。
洗剤を使いたくない場所におすすめ
洗剤を使いたくない電子レンジや冷蔵庫の掃除にオススメなのが、重曹クリーナー。重曹にアルカリ電解水をプラスしたもので、界面活性剤不使用です。頑固な油汚れを落とすことはできませんが、食器棚やガラスの掃除にも使えて、二度拭きの必要がありません。
特におすすめなのが、冷蔵庫やキッチンの側面の拭き掃除です。さっと吹きかけて、雑巾でふき取ると、手垢や飛び散った水滴の跡などがスッキリ落ちます。拭き跡がつきにくいのもうれしいポイントです。
油汚れにはセスキクリーナー
油汚れには、セスキ炭酸ソーダにアルカリ電解水をプラスしたセスキクリーナーがおすすめです。換気扇やグリル周りはもちろんのこと、洗濯にも使えます。ワイシャツや白い衣類で特に気になる、エリや袖の皮脂汚れも。気になる場所に吹きかけてから、洗濯機に入れましょう。
キッチン掃除で特にオススメなのが、魚焼きグリルへの使用です。スプレーから噴射される霧が細かいので、網の隅々までクリーナーを吹きかけることができます。クリーナーを吹きかけて少し時間をおいてから、スポンジやブラシで洗えば、油汚れも生臭さもスッキリ落ちます。
グリルを強い洗剤(香り付き)などで洗って、次に使った時にグリル内から洗剤の匂いがしたことありませんか?セスキクリーナーは消臭効果があり、さらに無臭なので、においが残る心配がありません。
シンクにはクエン酸クリーナー
シンクや蛇口周りの水あかの掃除にはクエン酸スプレーを使います。気になる場所にスプレーしてから、水で流すか柔らかい布でふき取ります。クエン酸には、除菌効果もあります。
夏でなくても、暖房などで温かい室内では、菌が繁殖しやすくなっています。三角コーナーや排水こうに残った菌が繁殖して、においを発生するのを防ぐためにも、キッチン掃除の仕上げにひと拭き。クエン酸クリーナーの除菌効果で、キレイを保ちましょう。
ダイソーの重曹クリーナー、セスキクリーナー、クエン酸クリーナーには、それぞれ詰め替え用パックも販売されています。汚れに合わせて、使うクリーナーを選んで、キッチン中をお掃除できますね。
■教えてくれたのは・・・タナカ*タカコ
調理士。アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。