「あったかマッサージ家電」で冬を快適に過ごそう
2019/01/24
日々の主婦業だけでも肩が凝るのに、寒さが重なると、さらに体も腰も硬くなりがち。あちこちにコリを感じてしまいます。
そこで今回は、寒い季節におすすめなマッサージ家電を、家電コーディネーターの戸井田園子さんに紹介してもらいます。
- マッサージ家電は価格、収納性にも優れた専用タイプがおすすめ!
- 頭部をほぐす「ルルド リフトケア【AX-HXL1810】」
- 目もとをリフレッシュ!「目もとエステ」シリーズ
- 手のひらを揉んでくれる「ルルド ハンドケア コードレス【AX-HXL280】」
マッサージ家電は価格、収納性にも優れた専用タイプがおすすめ!
マッサージ家電で、広く知られているものとしては「マッサージチェア」がありますが、サイズが大きく、価格も高めなのでなかなか手が出しにくいですよね。
そこでオススメしたいのが、部位ごとに揉んでくれる専用タイプのマッサージ家電。なかでも「あったか」機能が搭載されているモノは、寒い季節にぴったりです。
また、専用タイプはマッサージチェアよりも収納性が高く、手頃な価格になるのも魅力のひとつ。コリのひどい部分から、試してみてはいかがでしょうか?
頭部をほぐす「ルルド リフトケア【AX-HXL1810】」
アテックスが販売する「ルルド リフトケア【AX-HXL1810】」は、頭部向けのマッサージャー。本体に内蔵された2つのエアバッグが、頭を持ち上げるようにアプローチし、ヘッドスパのような感覚が得られます。
頭に巻く部分はタオル生地でできていて、さらにヒーターも内蔵。スイッチを入れると、首筋のヒーターがホットタオルのようなあったかさで後頭部をじんわり温めながら、エアバッグがしっかり頭全体を持ち上げてくれます。
搭載されているコースは3つあり、その日の気分で使いわけられるのも魅力。「リフトストレッチ」 は頭皮を持ち上げてフェイス周りにアプローチし、「リフレッシュ」 はリズミカルに頭をほぐしてくれるリフレッシュ効果の高いコース、「スカルプケア」 は頭全体を集中的にプレスして頭皮のコンディションを整えてくれます。
エアの強さも「弱・中・強」とあるので、好みの強さでマッサージできます。頭に巻くだけなので、コードが届く範囲なら、ながらケアができるのも便利。歯磨きや、顔のパックをしている間に使うのもおすすめです。
目もとをリフレッシュ!「目もとエステ」シリーズ
パナソニックの「目もとエステ」シリーズは、商品名のとおり目もとをリフレッシュしてくれるアイケアタイプの製品。ゴーグルのように目を覆ってスイッチを入れると、たっぷりのスチームが充満し、さらにリズムで目元を刺激し、しっかり保湿しながら疲れを癒してくれます。
温感ヒーターは高温約40℃と、低温約38℃の2段階設定が可能で、リズム(コース)は3パターンを用意。「リフレッシュコース」は約12分間、強弱メリハリのあるスチームとリズムで、疲れ目をしっかり癒すのにおすすめ。「リラックスコース」も約12分間、規則的なリズムとスチームで稼働するので、寝る前のひと時などに最適です。「クイックコース」は約6分と短時間でリフレッシュが可能。仕事の合間などにおすすめです。
いくつかモデル展開されていますが、おすすめはアロマが楽しめる「EH-SW66/SW56」。スチーム量が多く、「あったか」度が高いのは「SW66」の方です。なおアロマカセットは別売りもされています(5種類)。
目を覆う商品なので、ながらケアはできませんが、スマホやPCで酷使している目をしっかり休ませるためには、完全に覆ってしまうのが最適!あまりの気持ち良さに、いつも付けたまま寝落ちしてしまうほどです。
手のひらを揉んでくれる「ルルド ハンドケア コードレス【AX-HXL280】」
アテックスの「ルルド ハンドケア コードレス【AX-HXL280】」は、グローブ型の本体内部に15層のエアバッグを搭載し、ヒーター機能で温めながら手首から手のひら、指の1本ずつまでほぐしてくれる、「手」に特化したマッサージャーです。
2017年の発売以来大好評で、今回待望のコードレスタイプが登場しました。4時間の充電で1時間の連続仕様が可能なバッテリー式で、コードにしばられることなくどこでも使えるので、さらに使いやさがUP。ソファやベッドなど、好きな場所で楽な姿勢で使えます。
動作モードは、指を1本ずつ伸ばしてひっぱる「指先コース」と、手のひら全体を包み込みながら揉む「全体コース」の2つ。通常は親指を除く4本しか指が入りませんが、手を差し込む向きを90度傾ければ、親指だけを揉むことも可能。
ハンドクリームを塗りビニール手袋をして使うと、手がすべすべになる効果も!冬の乾燥対策にも最適です。
脚をほぐす「エアーマッサージャー レッグリフレ」シリーズ
パナソニックの脚に特化したマッサージャー「エアーマッサージャー レッグリフレ」も、発売以来大人気の製品。マッサージチェアで培ってきた技術が生かされた、「さすがパナソニック!」という製品になっています。
エアーバッグを膨らませて行うマッサージは、まるで人間が揉んでいるような動きで秀逸。足先、足裏、足首、すね、ふくらはぎと、それぞれに適した揉み方が用意されていて、とくにふくらはぎの絞り上げマッサージは最高に気持ちがよく、立ち仕事や外回りで疲れた脚を、しっかり揉みほぐしてくれます。もみの強さは「弱・中・強」の3段階。さらに、温感ヒーター内蔵で足先をじんわりと温めてくれます。
なお、商品シリーズとして膝まで覆うタイプの「EW-RA88」と太腿までカバーできる本格派の「EW-RA98」があります。手軽に装着できるのは「88」ですが、気持ちいいのはやはり膝裏・膝上など、膝周りの揉みも搭載した「98」でしょう。搭載コースも若干異なり、「88」は6つのコース、「98」は8つのコースとなっております。
加えて、2018年にはコードレスタイプの「EW-RA38」も出ており、そちらは温感はなしですが、コードレスかつ静かなので、新幹線や飛行機の中など移動中にも使えて便利です。
ちなみにこの「エアーマッサージャー レッグリフレ」シリーズ、女性だけでなく、男性にも根強い人気があるとのこと。夫との共有アイテムとしても、おすすめですよ。
フットケアの「ルルド あったかフットモイスチャー【AX-KXL5900】」
アテックスの「ルルド あったかフットモイスチャー【AX-KXL5900】」は、超音波振動により霧状になった水とヒーターで、フットバスのような効果が得られる新しいタイプのフットケア家電。
付属のタンクに水を入れてスイッチを押すと、足を入れた部分が暖かいミストで満たされる仕組み。1回たった30mlの水で、連続30分間使用可能です。従来のフットバスのようにたくさんの水を使わずに済むので、準備や片付けが簡単なのが最大のおすすめポイント。
本体内には足裏を刺激するプレートがあり、ほどよくほぐしてくれるのも気持ちイイ。これなら、いつでも手軽に使おうという気になりますね。
使っていると、全身がポカポカするのはもちろん、温ミストで足回りがしっとりすべすべになるのもうれしいところ。冬の乾燥対策にも最適です。
足首をカバーするレッグカバーは取り外せて洗えるので、清潔さを維持しやすく便利。全体的にアイボリーの優しいデザイなので、出したままにしても気になりません。ほどよく眠くなるので、就寝前に使うのがおすすめです。
まとめ
以上、5つのマッサージ家電をご紹介しました。日々のリラックス目的や不調に感じるポイントに合わせて選ぶのもいいですし、比較的お手ごろな価格のものが揃っているので、プレゼントアイテムとして検討してみるのもおすすめです。まだまだ寒い季節が続きますが、あったかマッサージ家電で乗り切りましょう!
◆監修・執筆/戸井田 園子
性能・コスト・デザインなどを総合的に判断し、製品選びに役立つ情報を発信する家電コーディネーター。総合情報サイトAll Aboutの家電ガイドを始め、雑誌、テレビ、ラジオなど数多くのメディアで活躍中。