【意識調査】「ヘアドネーション」に協力したことある?
2019/07/30
「ヘアドネーション」という活動に関心が高まっているのを知っていますか?ヘアドネーションとは、がんや白血病、先天性の無毛症、事故などで髪の毛を失った子どもたちに、ボランティアが寄付した髪の毛を使った医療用ウィッグを、無償で提供する活動のことです。
主婦213人に「知っているか?」「協力したことがあるか?」「やってみたいか?」などを聞いてみました。
7割以上の人が「ヘアドネーション」を知っている
ヘアドネーションについて聞いたところ、「知っていて、協力したことがある」人が2.3%、「知っているが協力したことはない」人が72.3%という結果に。74.6%の人が「ヘアドネーションを知っている」ことがわかりました。
半数以上の人が「やってみたい」と思っている
ヘアドネーションのボランティアについてどんな気持ちを抱いているか聞いたところ、「自分がやってみたい」人が26.0%、「子どもにやらせてみたい」人が7.2%、「親子でやってみたい」と人が18.8%。52.0%の人が「やってみたい」と思っているようです。
ヘアドネーションに協力したきっかけとは?
ヘアドネーションに協力したことがあるという人に、どんなきっかけで協力したのか? 協力するまでにかかった期間などとともに、くわしく教えてもらいました。
「産前に1年くらいかけて伸ばしていた髪を、出産後に向けて切ろうと思っていたとき、ヘアドネーションをしている芸能人のニュースを見て、自分がこれから切る髪で人の役に立てるならぜひやりたいと思ったのがきっかけです。」
「好きな女優さん(柴咲コウさん)がインスタグラムでヘアドネーションへの協力と理解を求めていた。ちょうど髪を切ろうと思っていたので、すぐに美容室に行きました。美容室の方がヘアドネーションを知らなかったみたいで、キョトンとされました。」
「水野美紀さんがヘアドネーションをされたとネットニュースで知り、ちょうど切ろうかと思っていたけど、あと少し伸ばしたら協力できるので、切るのをやめて伸ばしました。3年弱かかりました。伸びてきたらバサついてきたので、トリートメントをこまめにしてました。」
「アメリカに住んでいたとき、まわりでやっている人が多かったので、帰国するまでの約2年間、娘と一緒に髪を伸ばし、8インチ(約20cm)寄付しました。友だちや近所の方にほめてもらえたのもうれしかったです。日本で、白髪染めした髪の毛でも寄付できるならまたやりたいです。」
多くの人が興味を持っている
ヘアドネーションに対する認知度や関心はかなり高まっているようですが、実際に協力したことがある人はまだ少ないようでした。しかし、半数以上の人が機会があればやってみたいと感じているようです。みなさんはいかがでしょうか?
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター213人アンケート調査 2019年1月実施