プロから聞いた失敗しない「オムライス」のつくり方

2019/07/28

同じメニューなのに、家とお店では味が全然違う……というのは日常的によくあること。しかしその味の違い、じつはちょっとした“ひと工夫”で埋まるかもしれません。

グルメライターとしても活躍する増田剛己さんに、プロの料理人の取材を通じて得た、店の味に近づける“ひと工夫”を紹介してもらいます。今回のテーマは「オムライス」!

プロから聞いた失敗しない「オムライス」のコツとは?

「オムライス」は子どもから大人までみんな大好きなメニュー。卵さえあればあとは冷蔵庫にある材料でパッとできる、お手軽料理でもあります。一方で、苦手意識を持っている人が多いのも事実です。僕もそうでした。

プロのようにフライパンの上で焼いた卵の上にチキンライスをのっけてくるりと包むようなことが素人には難しいですね。そこで今回は、プロが教えてくれた素人でも簡単にできる方法をご紹介します。これで僕も簡単にオムライスができるようになりました。

「オムライス」を失敗しないコツ1:ケチャップはブレンドして使う

喫茶店でおいしいオムライスをつくっているマスターにどのメーカーのケチャップがいいのか聞いたところ、「どこのでもいいんだけれど、2つくらいをブレンドして使うと単調にならずにいいよ」とのこと。なるほど、それは思いつきませんでした。やってみると、それぞれのいいところが強調されますね。これは目からうろこの裏ワザですね。

「オムライス」を失敗しないコツ2:すぐ混ぜずにケチャップだけに火を入れる

多くのプロに共通していたのが、ケチャップを入れるタイミング。それは「ご飯を入れる前」です。具体的には具材を炒めた後なのですが、すぐに混ぜずにまずは炒めた具材をフライパンの横にずらし、ケチャップだけに火を入れます。ブクブク泡立ってきたらオーケー。これは、ケチャップの水分や酸味を飛ばすためだそうです。これをやれば、パラパラのチキンライスになります。

ここで塩コショウや顆粒の鶏ガラスープの素を入れておくといいでしょう。とくに鶏肉ではなくハムやベーコンを使う場合、顆粒の鶏ガラスープを入れることよりチキンライスの味に近くなります。

「オムライス」を失敗しないコツ3:フライパンでは包まず、かぶせる

これは町中華の大将に教えてもらった方法ですが、まず皿にチキンライスを盛ります。そこへ、フライパンで焼いた卵をかぶせるのです。町中華の大将は中華鍋で卵を焼いていましたが、もちろんフライパンでも大丈夫です。ふわトロ系の場合はかぶせてそのままケチャップをかけて出来上がりですが、堅焼き系は次のステップがあります。

「オムライス」を失敗しないコツ4:クッキングペーパーで成形

お弁当などにする場合はふわトロではなく、しっかり焼いた堅焼き卵のほうが衛生的にいいですね。さて、堅焼きの場合は焼いた卵を乗せたあとで、クッキングペーパーを使って成形します。実はこれ、プロもやっている方法なんです。慣れてくると、手を使って、くるりとチキンライスを包むことでもできます。

「オムライス」を失敗しないコツ5:お皿にラップを敷いて巻く方法もある!

お皿の上にラップを敷き、その上に焼いた卵を敷きます。中心にチキンライスを持っていきます。ラップを両側からチキンライスを巻くようにしていきます。キャンディを包むような要領です。巻き終えたら、さかさまにしてラップを取ります。そうするとオムライスができているのです。

喫茶店のマスターによれば、卵を焼くときはバターをフライパンに入れてから卵を入れるといいそうです。ただし、バターは焦げやすいので、先にサラダ油を入れて、そのあとでバターを投入するといいそうです。また溶き卵には牛乳を少し入れると、ふんわりと焼きあがるのだそうです。


監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。

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