子どもにおすすめ!アウトドアリュック5選
2019/09/17
子どものお出かけには、どんなバッグを使っていますか?小さいうちは、両手が空けられるリュックサックタイプがやっぱりおすすめ。しかも、アウトドア用のリュックなら、さまざまな機能があり、いざというときに便利です。
日常使いにも便利な、子ども用のアウトドアリュックの選びかたとおすすめのブランドを、アウトドアナビゲーターの渡部郁子さんに紹介してもらいます。
目的にあわせて大きさを選ぼう
子ども用リュックとひとことでいっても、その大きさや種類はさまざま。日々のおでかけで使うなら、子どもの上着やちょっとしたおやつ、水筒などを入れるのに十分なぐらいの小さめサイズがおすすめ。子どもが喜んで持てる程度の小さいサイズで、軽く持ちやすいものにすれば、自分のものは自分で持つ、という意識や習慣を身につけさせることができます。
また、旅行用や習い事、通学のためのバッグとして使うなら、それに合わせた大きさのものを選びましょう。持ち運びたいものの量に比べて少し余裕がある大きさがベスト。実際に背負ってみて、違和感や歩きにくさを感じないものを選ぶことをおすすめします。
素材や肩ひもの長さ、チェストベルトの有無によって背負い心地が変わりますし、容量が表示されていても、形状によって実際に入る容量とは若干のずれがありますので、実際に触って、収容量を確認して、背負ってみて選んだほうが、のちのち後悔が少ないです。
丈夫な素材を選ぶ
アウトドア用の場合、丈夫で汚れにくいものや、撥水機能があり多少の雨は気にならないもの、とにかく軽量、などの機能があります。子どもが多少乱暴に扱っても壊れにくい、丈夫な素材を選びましょう。
必要な機能を確認する
たとえば、ザ・ノース・フェイスのリュックは、大人用も子ども用も、ホイッスルが付属されています。山での遭難時や、日常での被災時、笛があるといざというときに使えます。
また、「防犯ブザー」を取りつけられるタイプなら、ふだんはランドセルにつけている防犯ブザーを、そのまま利用することができて便利です。荷物を出し入れする取り出し口の形状や、外ポケット、内ポケット、チェストベルト、撥水加工など、さまざまな細かい機能があるので、欲しい機能を確認し、それを備えているリュックを探してみてください。
親子コーディネートはいかが?
子ども用の小さなリュックは、見ているだけでかわいらしく感じます。でも、親子おそろいデザインなら、なおさら。ブランドによっては、親子サイズを同じデザインで展開しているところもあります。親子おそろいのリュックなら、きっとお出かけが楽しくなるはずです。
おすすめの子ども用アウトドアリュック5選
数あるアウトドア用キッズリュックの中から、比較的入手しやすいものをピックアップしてご紹介します。
ザ・ノース・フェイス
ベビー・キッズ製品の展開が豊富なザ・ノース・フェイス。写真は「フライウェイトリーコン(キッズ)」、ジュニア向けの軽量タイプ、容量13Lのリュックです。肩ベルトはメッシュで通気性がよく、サイドポケットやホイッスル、キークリップなどさまざまな機能がついています。
コールマン
大きさも種類も豊富にそろう、コールマンのデイパック。大人用と同じデザインでつくられたキッズ、ベビー用の展開があるので、おそろいコーデを楽しめます。容量5Lの「プチ」はベビーのオムツ入れに、10Lの「ウォーカーミニ」はキッズのお出かけにぴったりのサイズです。
モンベル
全国に店舗があり入手しやすい点でおすすめのモンベル。キッズ用のリュックはサイズ展開が豊富で、用途にあわせて6Lから選べます。写真は、「キッズフィールドパック6」で、フロントとショルダーハーネスに反射テープがついています。
アウトドアプロダクツ
デイパックといえば外せない、アメリカ西海岸発祥のブランド。定番「452U」のほか、キッズ向けに豊富なデザインでファッション性の高い「チアフル」シリーズなどがあり、シンプルで丈夫で入手しやすい価格が魅力です。
イスビョン
シロクマがトレードマーク、スウェーデンのアウトドアブランド、イスビョンのキッズ用リュックは、キュートなクマのぬいぐるみつき。カラー展開が豊富で、どれもかわいいので選ぶのに苦労します。
お気に入りのリュックがあれば、お出かけが楽しくなること間違いなし。どこに行くか、何を入れるか、いろいろ想像しながら、お子さんにぴったりのリュックを探してみてくださいね。
◆監修・執筆/渡部郁子
アウトドアナビゲーター、温泉ソムリエ。JFNラジオ「JOYFUL LIFE」ほか、山と温泉と音楽をテーマに「人生を豊かにする情報」をさまざまなメディアで発信中。子どもにやさしい温泉や山、フェス情報など、子どもと一緒に楽しむアウトドアスタイルを提案している。