初日の出を見に行こう!日の出が見えるおすすめキャンプ場7選

2019/12/24

年末年始は、年に数回の長期休暇。帰省に限らず、旅行に出かけるファミリーも多い時期ですね。せっかくなら家族で特別な体験をしたいというかた、年末年始にキャンプ場で初日の出、なんていかがでしょう。コテージやロッジを使えば、別荘気分でのんびりすごすことができますよ。

年末年始をアウトドアですごしたい人におすすめの、初日の出が美しいキャンプ場を、アウトドアナビゲーターの渡部郁子さんに紹介してもらいます。

キャンプ場で初日の出を楽しむうえでのポイント

おすすめスポットを紹介するまえに、まずはキャンプ場で初日の出を楽しむ際に注意しておきたいポイントをいくつかお伝えします。

ポイント1:年末年始の営業および冬季の施設状況に注意

当たりまえのことですが、キャンプ場で日の出を見るなら、年末年始も休まず営業しているキャンプ場を選ぶことが必須です。冬のあいだは休場するキャンプ場が多いですし、年末年始のイベントもキャンプ場によって取り組みが大きく異なりますので、事前に確認しておきましょう。


また、冬季の施設状況も確認しておきましょう。冬季は主要道路が閉鎖されるなどの場合、アクセス方法をしっかりと確認しておく必要があります。冬季に限り水道やお風呂が使えないなどのキャンプ場もあります。コテージやロッジを利用する場合は、暖房器具の有無を確認しておきましょう。

キャンプ場によって、年末年始にイベントを用意しているところもあります。新年のカウントダウンや、温かいおしるこや甘酒のふるまい。日の出を見るアクティビティを用意しているところもあります。年末年始を、だれと、どんな風にすごしたいのか、アクティビティでキャンプ場を選ぶのもひとつの方法として有効です。

ポイント2:標高や気温の確認と準備品

冬のキャンプは寒さ対策が重要。テントですごす場合は、寒さ対策についてしっかり準備を整えましょう。寝袋は、気温に合ったものを選ぶようにしましょう。初日の出を見る計画の場合、いちばん寒い時間に比較的長い時間を外ですごすことになりますので、万全の防寒対策で臨みましょう。

当たりまえですが、標高が高ければ高いほど寒さが増します。登山者用に年中開放されているキャンプ場などもありますが、そういうところは上級者向け。初心者の冬キャンプの場合は、標高の低いところで、コテージやロッジを利用するなど、設備の整っているキャンプ場から試してみることをおすすめします。

寒さが心配なときは、敷地内に温泉がある施設や、食事できるレストランなどが併設されているキャンプ場を選ぶと、湯や食事で冷えた体をしっかり温めることができるので安心です。

ポイント3:混雑に注意

年末年始も営業していて、いろいろなイベントなどを開催しているキャンプ場は、比較的予約が取りにくいことがあります。計画は早めにたてるようにしましょう。

初日の出を楽しめるキャンプ場7選

今回は海沿いを中心に、初日の出を楽しめるキャンプ場をご紹介します。

おすすめ1:THE CHIKURA UMI BASE CAMP(千葉)

目の前に海が広がるロケーションと、「食」をテーマにしたリゾート・グランピング施設。自然を満喫できる開放的な空間と、みんなでいっしょに料理を楽しめるアウトドアダイニングが魅力です。定員8名の部屋もあるので、二世帯や複数グループでの利用も可能。水平線から昇る朝日を、じっくりと見ることができる空間です。

おすすめ2:大洗サンビーチ キャンプ場(茨城県)

年末年始の休業期間がありますが、12/31~1/1の年越し初日の出キャンプは毎年恒例。テントや寝袋などのセットのほか、毛布やホットカーペット、延長コードなど充実のレンタルで、食材のセットもあるから、冬の手ぶらキャンプも安心です。

おすすめ3:天神岬スポーツ公園オートキャンプ場(福島県)

スポーツ施設やキャンプ場、温泉施設などが併設するオートキャンプ場。コテージや宿泊施設もあります。宿泊利用者は、併設の日帰り温泉に入浴可能。温泉からも太平洋に昇る朝日を見ることができます。

おすすめ4:竜洋海洋公園オートキャンプ場(静岡県)

静岡県磐田市、天竜川の河口につくられたキャンプ場。広大な敷地内に、海洋公園があり、野球場やテニスコート、体育館、アスレチックなどさまざまなスポーツ施設のほか、レストハウス、温浴施設などがあり、キャンプとあわせていろんな体験が可能です。サイトから少し歩いて、公園内の小高い丘から初日の出を見るのがおすすめ。

おすすめ5:志摩オートキャンプ場

自然豊かな志摩の地で、海に面したキャンプ場。双眼鏡や星座早見盤などがセットになった星空観察セットや、冬はホットカーペットのレンタルがあります。サイトからは初日の出が見えませんが、歩いて20分ほどの場所にある金比羅山、または車で10分ほどの海岸などから観賞可能です。

おすすめ6:山みず木(高知県)

四国西南部を流れる清流、四万十川が太平洋に流れ込む河口から海抜60mの崖の上にあるキャンプ場です。水平線から昇る朝日、夕暮れで赤く染まる美しい海を眺めることができます。グランピングサイトには、空調機器やベッドソファーなどが設置され、快適キャンプが可能です。敷地内に、宿泊施設、カフェ、ギャラリー、温泉、オーガニックファームなどがあります。

おすすめ7:くにの松原キャンプ場(宮崎)

宮崎県の志布志湾に面した益丸海岸、ウミガメの産卵でも知られる日南海岸国定公園内にあるキャンプ場。自然体験、林業体験、セグウェイ体験などさまざまなアクティビティビティを用意しています。年越しキャンプは、毎年恒例でもちつき大会とそば打ち体験が可能。

◇◇◇◇

冬とはいえ、年末年始はキャンプ場が混みあう時期です。人気のキャンプ場は早いうちに予約でいっぱいになってしまうので、計画は早めにたてることをおすすめします。

サイトから直接初日の出が見えるところもあれば、観賞スポットまで希望者をいっしょに案内してくれるところもあります。初日の出だけでなく、年越しのイベントを用意しているキャンプ場もあるので、事前にいろいろ確認して、予約を取ってお出かけくださいね。


◆監修・執筆/渡部郁子
アウトドアナビゲーター、温泉ソムリエ。JFNラジオ「JOYFUL LIFE」ほか、山と温泉と音楽をテーマに「人生を豊かにする情報」を様々なメディアで発信中。子どもにやさしい温泉や山、フェス情報など、子どもといっしょに楽しむアウトドアスタイルを提案しています。

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