【新型コロナ】ママ4,500名に調査!「教育の遅れが心配」「食費が気になる」など

2020/05/11

生活情報誌&Web『サンキュ!』では、新型コロナウイルス感染症拡大による生活への影響について、約4,500名のママにアンケート調査を実施しました。子年齢別のコロナ禍での困りごと・ポジティブな影響・消費行動の変化など生活の変化が浮き彫りに。

困りごと1位は、外出できないストレス

生活のなかで困っていること、不安なこと(複数選択可)

今回のコロナ禍では、「#STAYHOME」がひとつのキーワードになりました。自分のため、そしてみんなのためにずっと家にいることが求められるわけですが、子どもを抱えるママたちにとって「在宅」は容易なことでないようです。質問「新型コロナの感染がひろまっていることで、生活のなかで困っていること、不安なことなどをおえらびください。」では、7割以上の人が「外出できないストレス」がもっともツライと回答。
「外出できないと気分転換ができない・運動不足になる」「子どもたちのストレスをどう発散させるかが毎日の課題」といった声が挙がっていました。

6歳以上の子をもつママは「勉強の遅れ」が最も不安

生活のなかで困っていること、不安なこと(6歳以上の子をもつ母・複数選択可)

6歳以上の子を持つママの困りごと1位は「休校で、 子どもの勉強が遅れてしまう」となっており、妊娠中ママ・未就学児ママの1位「外出できないことによるストレス」とは異なる結果となっています。

「勉強の遅れへの不安」には「オンライン授業やホームルームをやってほしい」という声が多く上がりました。また勉強面だけでなく「同級生や先生とのつながりがなくなり子どものメンタルが心配」などの声も。
休校中の勉強に関しては、学校と同様に時間割を決めて勉強時間を確保するなど…様々な工夫をしているようです。ただ一方でゲームやテレビ・YouTubeに子どもが熱中してしまい勉強がおろそかになって困るなど、家庭内での教育に苦戦しているという意見も多くみられました。

一方、コロナ禍でのポジティブな面も…

新型コロナ対策関連の影響で、ポジティブな方向への気づきや影響(複数選択可)

質問「新型コロナ対策関連の影響で、ポジティブな方向への気づきや影響があれば教えてください。」では、「配偶者とのコミュニケーションが増えた」「家の中を片づけたり断捨離ができた」「お菓子作りの機会が増えた」が上位に。

実際、手軽にお菓子が作れるホットケーキミックスがスーパーで品薄になっており、ホットケーキミックスを使わずにできるお菓子づくりの記事がサンキュ!WEBニュースでも閲覧数が増えています。

新型コロナ対策関連の影響で、ポジティブな方向への気づきや影響(6歳以上・複数選択可)

6歳以上の子を持つママのポジティブな影響は「断捨離ができた」「子どもとのコミュニケーションが増えた」「料理を教えることができた」が上位に。

休校から2カ月程度経ち、1日中子どもと過ごす生活にストレスを感じているという声があがる一方、子どもとのコミュニケーションが増えたとポジティブに捉えているママが約半数近くいることがわかりました。

また外出自粛生活が長引く中で、ママたちが子どもを屋内で楽しませるため、工夫を凝らした様々なアイデアがインスタグラムなどに投稿されています。サンキュ!アンバサダーの中には「おうちいちご狩り」「おうちキャンプ」「おうち回転寿司」「おうちカラオケ」などお出かけせずにおうちで外出気分を味わうなど〈おうち外出〉にハマる人が急増しています。

外出自粛期間中、約4割弱がオンラインで友人などと交流している

質問「外出自粛のなかで、オンライン(LINEやzoomなど)で友人知人親戚と複数で交流されることはありますか?」では約4割弱の人がYESと回答。主なコミュニケーションツールとしては、日常から使っているLINEトークやLINE通話などですが、外出自粛を機に始めたzoomによるオンラインお茶会・オンライン飲み会を行っている人も増えてきています。

またママ友や仕事仲間とコミュニケーションをとる人以外にも、ふだんなかなか会えない海外や地方に住んでいる友人や学生時代の友人と久しぶりの再会をはたした人も。

実際サンキュ!アンバサダーの中でもオンラインママ会にハマる主婦が急増しており、様子をレポートしています。

購入する頻度が増えたのは…

「マスクや消毒液以外で外出自粛の影響で購入額や支出が増えたと思うもの」という設問では、子供が一日中自宅にいることにより「食費・光熱費の増加」という回答が多く見られました。

またおうち時間を充実させるための「お菓子作りの材料、お菓子、おもちゃ、教材」などや、買い物回数を減らすための「乾物、冷凍食品、レトルト食品、日持ちする食材」などの回答も。

サンキュ!WEBニュースでも、食費を減らす工夫・買い物回数を減らす工夫などの記事に注目が集まっています。

今回のアンケートでは、先が見えないコロナ禍にママたちがさまざまな悩みを抱えていることが明らかになった一方、そんなときだからこそポジティブに過ごそうとする工夫やアイデアの一端を見ることができました。サンキュ!でもコロナ禍の今だからこそ役立つ暮らし情報を今後もお届けできるよう準備していきます。

◆調査概要
調査名称:「たまひよ」「サンキュ!」新型コロナウィルスに関する妊婦とママの意識調査 
調査対象:現在妊娠中もしくは子どものいる女性4,411名
調査期間:2020年4月17日~4月20日
調査方法:インターネット調査

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND