【Netflix】怖いけど観たい!心臓に悪いほどハラハラする韓国サスペンスおすすめ映画

2021/02/17

皆さん、こんにちは!STYLEライターJUMIJUMIです。

過去に韓国留学経験があり韓国大好き歴15年!韓国ドラマ・映画を字幕なしで楽しむのが家事や育児の合間の息抜きタイムです。

今回は、怖いけど結末を知りたい!ハラハラ手に汗握るサスペンス映画を厳選しました。

韓国は【サスペンス映画の宝庫】だと思います。同じサスペンスでも設定や展開が多種多様で選ぶのが本当に難しいのですが比較的新しい作品から選んだ3本をご紹介します。

『THE CALL』

2020年に韓国で劇場公開予定でしたがコロナの影響により中止になり、Netflixにて配信されています。

主人公は幼い頃に火事で父親を亡くしたソヨン。母親も病で入院することになり、久々に人里離れた古びた実家に帰ります。紛失したスマホの代わりに古びた電話をつなげてみると、不審な電話がかかってくるように。

相手は20年前のこの家に住んでいるヨンスクでした。1999年を生きるヨンスクと2019年を生きるソヨン。不思議な電話によってつながった2人には友情が芽生えていきます。

そしてそれぞれの運命を変えるべく協力し、ヨンスクは火事からソヨンの父親を助け、ソヨンはヨンスクを死から救うのでした。

まるで感動ファンタジーのようですね。でも違います!ここからが本番!予想のつかない命懸けの戦いが始まるのです!1つの家を舞台に展開されるパラレルワールド。当然過去が変われば未来も変わるので、未来(現代)を生きるソヨンは翻弄されます。緻密に練られたストーリーに私も翻弄され、最後まで緊張感が途切れませんでした。

過去と未来が交互に出てくるので、カレンダーの日付などの細かい部分にも注目しながら観るのがいいと思います。そしてエンドクレジットまでお見逃しなく!

この作品がここまで面白い要因はストーリー展開の他に、女優さんの演技の素晴らしさだと思います。ソヨンを演じるのはドラマ『美男ですね』や『ピノキオ』など、話題作に引っ張りだこのパク・シネ。ヨンスクを演じるのは2018年映画『バーニング』で女優デビューしたばかりのチョン・ジョンソです。徐々に本性を見せるヨンスクの豹変ぶりやソヨンの緊迫感ある演技。小さな表情の変化1つ1つに魅了されること間違いなしです。

『目撃者』

目撃者(字幕版)

韓国で2018年に公開されました。こちらもNetflixで見られます。

女性の悲鳴を耳にし窓から外を眺めたサンフン。目にしたのは女性が殺される瞬間でした。
慌てて部屋の明かりを消しますが犯人はそれを見ていました……。翌日から警察による捜査が始まりますが、身の危険を感じたサンフンは知らないフリをします。しかし周辺で奇妙なことが起き、犯人の影を感じ始めます。

あらすじを書いているだけでも怖くなります……まずは「余計なことには関わりたくない」という現代人の心理がよく描かれていて切なくなります。

サンフンも今の生活や家族を守るために無関心を装いますが、その行動が逆に危険を引き寄せてしまうのです。犯人が近付いてくるハラハラドキドキ感!とにかくスリル満点です!

最後まであっという間に観られると思います。頼りないけれど家族思いで正義感が強い、応援したくなってしまうサンフンという人物もこの作品の大きな魅力です。

そんなサンフンを演じるのはベテラン俳優のイ・ソンミン。2014年のドラマ「ミセン -未生-」で愛情あふれる上司を演じ日本でも注目されました。韓国ドラマ・映画には欠かせない名俳優です。

『ドアロック』

ドアロック(字幕版)

こちらも2018年韓国公開作品です。Netflixでは現在は公開されていないようです。

1人暮らしをしている銀行員のギョンミン。ある日、自宅ドアロックのナンバーキーに異変を感じ、念のため暗証番号を変更します。するとその夜、何者かがドアロックを開けようとする音が!怖くなり警察に相談しますが取り合ってもらえません。しかしその後も自宅内で不審な出来事が続き……。

この作品は韓国だから作り出せた最強(最恐)のサスペンスだと思います。というのも日本では玄関のロックには鍵を使うことがほとんどですね。韓国ではドアノブ付近に付いているナンバーキーを使い、自分で設定した暗証番号(韓国では秘密番号という)を入力してロックを解除するという方法が多く使われます。

韓国ドラマなどを観ていると、酔い潰れた友人を家まで運んだはいいけど秘密番号がわからず入れないとか、恋人の誕生日を秘密番号に設定するとか、ケンカした妻に秘密番号を変えられて締め出される夫とか。

ドアロック関係のエピソードはよく出てくるのですが、ここまで恐ろしいものが出来上がるとは……韓国サスペンスに慣れているはずの私も、新しい恐怖心を感じました。

前半は謎も多くじわじわと怖さが増していきますが、後半は本当に心臓に悪いのでご注意ください。

主人公ギョンミンを演じるのはコン・ヒョジン。ドラマ『主君の太陽』や『椿の花咲く頃』などで主演を務めています。弾けるように明るい役柄や影のある役柄、どちらも見事に演じる女優さんです。

気になる作品はありましたか?

韓国サスペンスには、どこか独特の雰囲気があるように思います。何かが迫り来る演出……そしてそこからの唐突感!

日本映画にはないテンポの使い方があるのでしょうか。そして風景には乾燥した空気感や寒さが見えるような気がします。それが映像全体に哀愁や淋しさをプラスしているのかもしれません。

観ている側を色々な手法でハラハラドキドキさせるエンターテイメント性の高い韓国サスペンス!

実は私はあまり得意ではなくて、いつも手で顔を隠して指のすき間から覗くスタイルで鑑賞しています。皆さんもぜひ、覚悟を決めて鑑賞してみてくださいね!

◇この記事を書いたのは:JUMIJUMI
●薬膳フードデザイナー
障害のある娘の体調管理に活かすため資格取得。家庭で簡単に取り入れられるような薬膳料理やライフスタイルを提案。
●韓国留学経験を活かし、韓国ドラマの解説や韓国料理などを紹介するのが大好き。
●ハンドメイドラタン雑貨のネットショップを運営

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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