毎日のイライラ、不安をコントロールする「10」の方法
2016/04/27
毎日一生懸命生きていれば、イライラしたり、不安な気持ちになったりするのは当たり前のことです。でも、そんなストレスを抱え続けたり、ストレスに支配されていては、いいことなんてありませんよね。
ストレスがたまる原因は、「思いどおりにいかない」「嫌なことをしている」など、何かに対してイライラしてしまうことです。
そこで、そんな思いがわき起こり、怒ったりイライラしそうになったり、つらくなってしまったときの対処法を、アンガーマネージメント(※)のプロに教えてもらいました。意外と簡単に、ストレスから解放されそうですよ。
※アンガー=怒りのこと
怒り、不安、イライラ・・・ストレスを解放するためのルール
1 イラッとしたら数字を逆から数える
「100、99、98・・・」と、数字を逆から数えてみましょう。
数字に集中することで、カッとなっていた感情が落ち着きます。
「100から3ずつ引いていく」など、ちょっと考えないといけない数字にするとさらに効果的
2 人に対してイライラしそうになったら、その場を離れる
夫、子ども、ママ友、親族・・・。「場」があるときにイラッときたら、いったんその場を離れて深呼吸。
怒りの対象から離れると冷静になれます。「ちょっとお手洗いに」などひと言添えると、より大人
3 将来が不安になったり、過去のことに憤りを感じたら、目の前のことに注意を向ける
目の前のことといっても、真の前の机の傷を数えたり、雑貨を観察したりするのでOK。
今この瞬間に意識を向けることで、過去や未来に対するマイナスの感情が薄れていきます。
4 ストレスがたまりがちな人は、イライラを数値化する
「絶対に許せない」を10点として、今感じるイライラを0~10点の間で点数づけしてみましょう。
目に見えないイライラが原因のストレスも、数値化すれば客観的に把握でき、小さなことは許せるようになります!
5 何が心の重荷になっているか「ストレス一覧」を作って把握する
ストレスを書き出して整理することで、何が自分にとってつらいことなのか、今まで漠然としていたストレスが見えてきます。
ただただつらい状況ではなくなり、何を改善していけばいいのかわかります。
6 自分でどうにかできないことは「しょうがないよね」と受け入れる
「夫の給料が安い」「どうにもできない出費がある」など、自分では変えられないことは、どうじようもありません。
「ガマン」と思っているとストレスになるけれど、「しょうがない」と受けとめると心がラクになります。
7 嫌なんだけど「これはやるべき」と思っていることを書き出す
「家計簿は書くべき」「節約するべき」など、「○○すべき」と思うことが守れないとき、人はストレスを感じます。
自分の「~べき」を書き出してこだわりを客観視すれば、ストレスの原因の傾向がわかり、対策も立てられます。
8 ストレスを感じることは「何のためにやってるんだっけ?」とやる意味を考える
ストレスに感じるその行動、本当にやる意味はないかも?
もしかしたら惰性や「そうすべき」という思い込みだけでしているのかもしれません。目的を明確にすることが、現状改善の第一歩!
9 つらいことは「やめる」のもあり!
ストレスを感じやすく真面目な人は、「やめる」という選択肢を思いつかないことがあります。
つらくてストレスになることは、やめたっていいんです。やめて、もっとラクにできる方法を探すのもアリです!
10 「私、がんばってる」と自分をほめてあげる
思い通りにいかなくてストレスを感じるとき、「私はダメだ」と、自分を責めていませんか? それがさらなるストレスのもとになります!
「私、がんばってる」と自分を認めてほめてあげると、心が満たされ、ストレスから解放されます!
いかがでしたか?
ストレスに出合っても上手にやり過ごしたり、自分のストレスときちんと向き合える大人な私を目指して、毎日をもっとラクに過ごしていきたいですね☆
参照:『サンキュ!』4月号「あなたをストレスから解放する10のルール」より一部抜粋 監修/戸田久実、写真/高野友也(ピースモンキー)、取材/スタジオ・ポット、文/田谷峰子
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