【連載】GUをこう着る。Vol.12 Stylist、丸尾朋世さん
2017/10/26
雑誌の仕事の場合、ファッションスタイリストは、まずその雑誌の特集内容に合った衣装を借りるため、「リース」に向かいます。多いときで、3日間で40ものブランドから借りることも。パパッと衣装を選んだら、プレスのかたとおしゃべりします。入荷情報を教えてもらったりするので、このおしゃべりが意外と大切なんですよ。次に、借りた衣装を編集部で並べてコーディネートします。直感が大切な作業なので、リミットを2時間と決め、めちゃくちゃ集中します!
その集中力とテンションを上げるために、自分が着る服にもこだわりが。たいていベーシックな服をベースに、トレンドものを1点入れます。GUは旬のアイテムが低価格でそろうので、プロの目から見ても本当に優秀。私もふだんから取り入れています。今日は、シンプルなニットとサンダルに、秋色のベロアスカートを合わせました。今季はベロアがめっちゃ流行しますよ! トレンドアイテムやポイントカラーを投入することで、全体の印象が締まり、気合が入るのです。こうして集中してコーディネートした衣装をモデルさんに着てもらい、バシッとステキに決まった瞬間は、「やった!」と思いますね。
ベーシックな中に、 トレンドものを1点投入。 気合スイッチが入ります。
Profile
丸尾朋世さん:ファッションスタイリスト。『サンキュ!』をはじめとした生活情報誌やファッション誌、テレビタレントなどのスタイリングを手がける。最近ハマっているのは、ボディミスト。フランス産のオーガニックのものを愛用。疲れたときやテンションが下がったとき、全身にシュッとひと吹きして、香りに癒やされている
グレーニットトップス¥1,069、クラッシュベロアプリーツスカート¥2,149、ベロアサボサンダル¥2,689、カラーパーツ&タッセルイヤリング¥637/GU電話1(プッシュホン)0120・856・452
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撮影/押尾健太郎 スタイリスト/丸尾朋世 取材・文/編集部 協力/GU
※『サンキュ!』2017年10月号より