丸い化粧鏡付きのクリーム色のドレッシングテーブルのミニマルでモダンで現代的なデザイン、白い壁の寝室の窓のカーテンからのまだらの日光の下でのパンパの花瓶

【プロが回答】シミ、シワ、たるみ……肌の老化現象を食い止めたい!男も女も顔の老け対策!

2024/11/18

シミ、シワ、たるみ……食い止めたい肌の老化現象!女性だけでなく、男性の悩みにもフィーチャー。気になる悩みに、その道のプロがお答えします!顔のツボを押すフェイスマッピングで男も女も顔の老け対策に。

自律神経、睡眠、顔立ちを整えるKAOYOMIサロン代表。著書は『綿棒で1分押し!フェイスマッピング』(Gak...

>>>鍼灸師・美容アナリスト奈部川貴子の記事をもっと見る

最先端の美容医療を提供するクリニック「THE ONE.」勤務。耳鼻咽喉・頭頸部外科医、美容外科医としてオペも...

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顔の老け方に男女の差はないが、老ける速度に差があります

「男女ともに皮膚の弾力を保つコラーゲンが年々減少。また、顔の筋肉が凝り固まり、骨と脂肪が痩せていきます。50歳まではこういった老け方に男女の差はありません」と橘さん。「ただ、シワやたるみなどの老化の進行は、男性よりも女性のほうが速く、その速度は2倍ともいわれています。これは更年期で女性ホルモンが減少することが影響しています。また、老化が加速する大きな原因は紫外線による光老化。セルフケアや美容医療を上手に活用して、老化を防ぎましょう」。


<教えてくれた人>
美容皮膚科医 橘澄さん
最先端の美容医療を提供するクリニック「THE ONE.」勤務。耳鼻咽喉・頭頸部外科医、美容外科医としてオペも行う。

【女】顔のシミが気になってメイクがつい厚塗りになっちゃう。これ以上増やさなくする方法は?(42歳)

顔が伸びた??シミも気になる~

【男】小・中・高・大とずっとスポーツ会系で常に日焼け!今、一気にシミになった(45歳)


A とにかく、どんな日も日焼け止めが必須!
大きな原因は紫外線によるダメージ。365日、外出しない日でも日焼け止めを塗るのがマスト。500円玉大をたっぷりと全顔に塗るのが目安です。目から入った紫外線もシミにつながるので外出時はサングラスも使って。

【女】美容医療デビューをしたいけど、勇気がでない~~。選び方や金額の目安は?(44歳)

A シミやたるみ治療はハードルが低めなので初めての方にも
シミやたるみは施術方法の選択肢があるため、ハードルが低めかも。ただし、自己判断せず、医師から提案されたものを選んで。

【女】これ以上老けたくない~!スキンケアで少しでも対策したいけど、何を買えばいいのかわからない(39 歳)

A 肌の悩みに合う成分を選んで。今後の注目は肌の弾力を助ける“バクチオール”“グラナクティブレチノイド”
肌悩みに合わせ、自分に必要な成分を配合している化粧水や乳液、美容液を選んで。注目は、低刺激でハリ肌に導くグラナクティブレチノイドやバクチオール。


●シワ
肌の保水力を助けてくれる成分を!
・セラミド ・ビタミンC ・ヒアルロン酸

●シミ
肌の炎症を抑える成分を!
・ビタミンC ・トラネキサム酸 ・ナイアシンアミド

●たるみ
肌の弾力をサポートしてくれる成分を!
・ビタミンA(レチノール・グラナクティブレチノイド等) ・ バクチオール

【男】妻に「太ったね」と言ったら、「あなたも顔パンパン」と言われました。これは年のせい?(48歳)

顔がパンパン?テカテカするなぁ~

A 加齢に加え、たばこ、ストレスなども要因大
男性は加齢に伴って太りやすくなるうえ、顔の脂肪の量が多く、年をとるとそれがたるんでくるので顔がパンパンに見えやすい。また、紫外線やたばこ、飲酒、ストレスなども原因に。たばこや飲酒は控えめに!

【男】顔がすぐテッカテカになるのはどうして!? おしぼりで顔ふきふきがやめられない(45歳)

A 元々皮脂の分泌が多いせい。スキンケアで対策してみて
男性は女性より毛穴の数が多く、皮脂の分泌量も多いせい。改善するには毎日スキンケアを。皮脂分泌を抑えてくれる、ナイアシンアミドやレチノールが配合された化粧水を使ってみてください。

足だけでなく顔にもツボがある フェイスマッピングで女も男も顔の老け対策!

フェイスマッピングは、リフレクソロジーの“反射区”や東洋医学の“ツボ”を融合したメソッドで古くからある考え方です。顔のポイントを刺激することで、顔老けの改善にも効果的です。


<教えてくれた人>
鍼灸師・美容アナリスト 奈部川貴子さん
自律神経、睡眠、顔立ちを整えるKAOYOMIサロン代表。著書は『綿棒で1分押し!フェイスマッピング』(Gakken)。

1 自分の顔のシミや肝斑など、気になる部分が、どこにあるかチェック
まず鏡を見ながら、シミやむくみなど気になる症状が顔のどの場所にあるかをチェックします。

2 フェイスマッピングで、どの臓器の部分にあたるか確認。弱っている臓器を知る
フェイスマッピングと照らし合わせ、どの臓器にあたるか確認。例えば“胃”部分なら食事を見直すサインです。

3 その部分に効くツボを押してケアする
さらに部分に効くツボを押す。その刺激が臓器に伝わって、肌の不調が改善しやすくなります。


●ツボの押し方
指の第二関節で、片側ずつ交互約10秒沈み込むようにぐーっと押す(1カ所につき3セット)
人差し指を折り曲げ、第2関節の角で押します。心地よく感じる強 角さで深く沈めるように押して。

【シミ・肝斑】
弱っているのは膵臓(すいぞう)ゾーン。食生活では白い砂糖を減らして。
鼻筋上部~目頭とこめかみ上部は膵臓ゾーン。この部分のシミや肝斑は“白砂糖過剰”の状態。控えめに。


効くツボ
血行促進するツボが◎
・シミ1
目頭あたり→睛明(せいめい)

・シミ2
目尻あたり→瞳子髎(どうしりょう)



【むくみ】
胃のゾーンにあたるので、食事の改善を。
胃のゾーンである頬骨に出やすく、暴飲暴食で胃に負担をかけるとむくみます。食事改善をしてみて。


効くツボ
すっきり顔効果アリ
・むくみ
牽正(けんせい)
そこから、頬骨の下沿いにツボを押すと◎。


参照:『サンキュ!』2024年12月号「女と男の見た目と体の悩み、解決スペシャル」より。掲載している情報は2024年10月現在のものです。イラスト/根津あやぼ 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/和田美穂 編集/サンキュ!編集部

 
 

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