もともと美人に見える「アイメイク」で、自分史上1番キレイ!
2018/10/03
鏡を見てため息をついている人へ。人はメイクで変わることができます。ポイントは、”顔の余白をコントロール”すること。メイクで陰影をつけ、パーツ間の距離を調整すれば、理想の顔立ちに近づくことができますよ。早速、人気ヘア&メイクアップアーティストの「美人メイク術」を紹介します。
<監修>
●長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト。2万人以上の女性を見て、触れてきた経験に基づく統計により、だれをも美人に見せるメソッドを考案し、話題に。コスメは何を使うかではなく、どう使うかが長井メイクのキモ。
アイホール
まぶたに欲しいのは〝彫りの深さ〞です。そのためにブラウンで彫りをつくりますが、最初にオフホワイトでまぶたを明るくしておくと、彫りが際立ちます。
1.オフホワイトをまぶた全体に指で塗る
まぶたの際から眉下まで、オフホワイトのアイシャドウを指で塗り広げて、まぶたを明るく。指で塗ることでアイシャドウが肌に密着します。
2.ブラウンを薬指でジグザグ塗りする
1番明るいブラウンを指に取り、まぶたの際からアイホールへジグザグに塗る。片目ずつ仕上げずに、左右同時に進めるのが大切。
3.目を開けて「彫り」ができているかチェック
アイシャドウは何ミリ塗るかではなく、目を開けたときに〝彫り=奥行き〞ができているかが肝心。途中で目を開けて彫りを確認しながら塗って。
4.2、3を繰り返す。
ブラウンのアイシャドウは、下図の①⇒②⇒③のように薄い色⇒濃い色の順に塗っていきます。すべての色を塗らなくても、彫りがつくれた時点で終了してOK!
目尻
長井流のもう1つの余白コントロール術が、ちょいたしライン。アイラインを長くすることで目を大きく見せ、目尻~こめかみの幅の縮小=小顔効果を狙います。
1.アイラインを延ばすと目が大きく見える
マスカラを塗ったあと、目尻にまつ毛を1束たすイメージで、アイラインを延ばします。鏡を真っすぐ見ながら、左右交互に調整して。目の幅が広がることで目が大きく&小顔にも。
*アイゾーンメイクの順番*
バランスが重要な長井メイクでは、❶アイシャドウ⇨❷マスカラ⇨❸アイライン⇨❹アイブロウが自分史上最高の目元をつくるステップ。
眉
〝眉は添え物〞、と言う長井さん。そのため眉メイクはアイメイクの最後。バランスを見ながら、「お借りぺぺぺ」で彫りを深くし、ちょいたしラインで余白を埋めます。
1.仕上げに1本描きたすと小顔に見える
手持ちのアイブロウパウダーでいつもどおりに眉を描いたあと、眉尻の上側に眉ペンシルで〝眉毛1本分〞を描きたして。
2.お借りペペペで鼻筋を高く見せる
※眉頭をぼかしてノーズシャドウにすること
指を眉頭に当てて、眉頭にのせた色を目頭までスッとぼかす。アイブロウを少し借りて、ノーズシャドウにし、目元の彫りを深めます。
パーツ間の距離が整うと、美人に見えます。目元に濃淡をつけて、顔のパーツの印象を調整できれば、今日からあなたも「美人顔」に!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
参照:『サンキュ!』10月号「”もともと美人”に見せるメイク術」より。掲載している情報は18年8月現在のものです。監修・ヘア・メイク/長井かおり 撮影/鈴木希代江 取材・文/白倉綾子 編集/サンキュ!編集部
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