40代でもイタくならない!春の大人「ピンク」コーデとコツ
2019/04/08
春になると、女子が必ずと言っていいほど着たくなるカラーは「ピンク」!いつの時代も心ときめかせるカラーですが、過剰すぎると、いくらでもイタいファッションに転びがち。今回は、そんな誘惑のある「ピンク」の選び方と40代だからこそ着たい「ピンク」コーデとそのコツをご紹介します。
■教えてくれたのは・・・
里村素子さん
エアークローゼット所属のスタイリスト兼アドバイザー。最も得意なスタイルは、コンサバオフィスファッション。「トレンド先どり!」のようなアイテム、プチプラなのに高見えするアイテムの紹介、アラフォーやワーママでもおしゃれ見える着こなし術など、ファッションに関する実用的で幅広い知識を持つ。
まずは「ピンク」の選び方。「ピンク」といっても、そのバリエーションもさまざま。甘さ強めの「ピンク」やビビッドな「ピンク」など、いろいろあります。
まずは、40代ならグレーがかった「ダスティピンク」や「モーブピンク」がおすすめ。
抵抗なく取り入れられる「ダスティピンク」や「モーブピンク」
少し「ピンク」の甘さに抵抗がある人は、ここからトライ!
ライダース合わせで脱・かわいい
クールなライダースジャケット&甘さの少ない「ダスティピンク」との組み合わせは、ほどよく「ピンク」を引き締めてくれる効果あり。逆にトップスにフェミニンなビジューつきカーディガンや、レーシーアイテムをオンすると、一気にイタい「ピンクおばさん」になるので要注意です。
大人の余裕が感じられるデニムスタイル
肌なじみのいい落ち着いた「ピンク」なら、トップスに持ってきてもカジュアルなデニムに品を出してくれますよ。バッグや靴もブラウン系のシックなカラーで統一すれば、若づくり感はゼロ!
中級者は明るめ「ピンク」にトライ!
肌色もよく見せてくれる明るめの「ピンク」。コーディネートがキリッと引き締まります。
スモーキーな「ピンク」をマスターしたら、次にぜひトライしてほしいのが、ビビットな「ピンク」。カラーの鮮やかさがUPする分、より存在感も大きくなるので、アイテム選びは慎重に!ただ取り入れやすいのは、トップスより断然ボトムス。
かわいさをどこまで封印できるかが鍵!
「フューシャピンク」のテーパードパンツにはトレンドのダッドスニーカーを合わせて、かわいい「ピンク」でなく、カジュアルさと抜け感が出る今ドキなスタイルに持っていくのが正解!白のバッグをプラスしてより軽快なイメージに。
ボーダーなら嫌みのないピンクコーデに
誰もが持っているボーダーは、「ビビットピンク」のスカートと合わせると春らしく、さわやかさのあるスタイリングに仕上げてくれますよ。
上級者なら「ピンク」×色合わせで楽しむ!
ピンク好きなら、「ピンク」でコーデを遊ぶくらいの余裕を!ぜひトライしてみてください。
「ピンク」を着こなす大人スタイルなら、やはり少し難易度が高そうに見えるカラーとの掛け合わせがおすすめ。グッと大人らしく、おしゃれ感がUPしますよ。
「ビビットピンク」の中和剤はカーキ!
「ビビットピンク」をすんなり受け止めてくれるのが、カーキカラー。色相の観点から見ても「ピンク」の補色となるのが「緑」。それゆえ、メンズっぽさが「ピンク」のほどよい中和剤になってくれるのです。甘さの調節が必要な40代こそ取ぜひ取り入れて!
とことんニュアンスカラー
ベージュやグレージュなどのニュアンスカラーと合わせて、なじませピンクコーディネートに仕上げるのも上級ワザ!ただ全体がぼやっとした印象にならないように、写真のようにポイントで白を見せたり、小物でメタリックな辛口アイテムをプラスするのがポイントです。
大人だから「小物ピンク」も映える
お洋服の「ピンク」でなくても、「小物ピンク」で春の大人コーデを楽しむのも◎。
バッグの1点投入
「ピンク」と相性のいい上品なベージュワンピースは、バッグ1点で春を感じさせるモードな装いに。