女性の外

崩れを防ぎたい!40代のための“ベースメイク”で大事な事

2019/07/23

暑くなり、汗とともにファンデーションがドロドロと落ちてしまう…。しかも、若いころと違って40代はメイク崩れがひどくなりがちです。そんな惨事が訪れないように、暑い夏でも崩れにくい40代のための“ベースメイク”の方法をチェックしましょう。ヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さんが教えてくれました。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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“乾燥”も化粧崩れの大敵!

夏にメイクが崩れやすい原因は、汗や皮脂、乾燥があげられます。
肌は、乾燥すると潤わせようとして必要以上の脂を出してしまいます。40代は若いころよりもお肌が老化しているので、潤いが不足しがちです。また、室内にいてもエアコンなどによって乾燥が加速し、メイクが崩れやすくなってしまうんです。
“絶対崩れない”というのは難しいけど、“崩れにくくする”ことはできるので、その方法を教えていきますね!

まずはスキンケアが大切!

アジアの女の子の美しさの概念.スキンケア。
metamorworks/gettyimages

メイクを崩れにくくするためには、スキンケアが大切です。洗顔料は、肌に優しいタイプのものを選びましょう。洗浄力の強いものは皮脂を取り過ぎてしまい、乾燥に繋がってしまいます。よく泡立てて、こすらずに優しく洗い、丁寧にすすいでくださいね。

メイク前にはフェイスマスクがオススメです。保湿は置いておくのが一番!5分でもよいのでフェイスマスクをしてあげるとキメが整いますよ。乳液やクリームなども、ベタつくからつけないのはNG。ハンドプレスで肌にしっかり入れ込み、きちんとフタをしてあげましょう。
また、アルコールも乾燥に繋がるので、できればアルコールフリーの商品を選んでみて。アルコールはあくまでも飲むためのものです(笑)。

メイク崩れを防ぐための“ベースメイク”のコツ

次に、メイク崩れを防ぐための”ベースメイク”のコツを教えていきます。

日焼け止め・下地は均一に伸ばす!

日焼け止めや下地は、ムラなく均一に伸ばすことが大事です。スポンジを上手に使ってあげると、余計な油分もスポンジが取ってくれるのでオススメです。ただし、汚れたスポンジを使うのはNG。道具は常にキレイにしておきましょう。

また、皮脂をコントロールしてくれる下地なども出ているので、皮脂崩れがしやすい小鼻やTゾーンにつけると、より崩れにくくなりますよ。

ファンデーションは厚塗りしない!

ファンデーションは厚塗りしないことが大切。厚塗りすると崩れやすくなってしまうので、塗るときにスポンジを使ってあげるとファンデーションと肌が密着して崩れにくくなりますよ。商品にもよりますが、パウダーよりリキッドの方が肌との密着度の高く崩れにくいです。

フェイスパウダーはササッと!

フェイスパウダーは、多くつけてしまうと厚塗りになってしまうので、ササッとつけてフタをしてあげましょう。

フィニッシングスプレーもひとつの手!

メイク崩れを防ぐフィニッシングスプレーを最後に一吹きするのも効果的です。
メイクが終わったら上を向いて、上空にスプレーを一吹き。落ちてきたミストを浴びましょう。

ティッシュを上手に使う!

皮脂が気になるなら、スキンケアを一通り終えて下地を塗ったあとに、ティッシュで顔全体を軽く押さえてあげましょう。余計な油分が取れます。パウダーの前にも再び押さえてあげるとなおよいです。


室内にいてもエアコンによって乾燥し、崩れやすくなってしまうベースメイク。いつもより丁寧にスキンケア&メイクすることを心がけていきたいですね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

取材・文/岸沙織

 
 

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