メイクが残念な感じになりがち…そんなかたは、普段使っているメイクアイテムにその一因があるかもしれません。メイク下手さんにありがちな“メイクアイテムの5つの特徴”について、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが詳しく教えてくれました。
特徴1:道具&ポーチのなかが汚い
メイク下手さんが使いがちなメイクアイテムには、共通点があります。まず、メイク道具が汚いのは言うまでもありません!ブラシやスポンジが汚いと、肌に汚れをつけるようなものですよ。発色もキレイにいかないし、肌が荒れる場合もあります。
また、ポーチのなかが汚いかたも、あまりメイクが上手な印象がありませんね。道具を大切に、清潔にすることをまずは気をつけてみてくださいね。
特徴2:長年同じアイシャドウ&リップを使っている
毎年何かしらのトレンドアイテムが出ているにもかかわらず、5年10年と長年同じアイシャドウやリップを使っていませんか?これもメイク下手になる一因。若いころはパールやツヤのあるものが似合っていたかたでも、40代になってそれらをそのまま使ってしまうとバランスが悪くなってしまいます。メイク上手になるためには、年齢やトレンドに応じて、メイクアイテムもアップデートしていくことが大切ですよ。
特徴3:付属のチップだけを使っている

化粧品を買ったときに元々ついているチップだけを使ってずっとメイクしているというかた!チップだけを使っていると、いつまでもメイクが上達しません。ぜひブラシも使いましょう。各メーカー、さまざまな使いやすいブラシを出してくれているので、使わないのはもったいないです!プチプラからも、チークブラシやリップブラシなどいろいろ出ていますよ。
特徴4:引っかかるペンシルアイライナーを使い続けている
年齢と共に目元にハリがなくなり、シワにペンシルアイライナーが引っかかってしまう…それでもペンシルライナーを使い続けていませんか?引っかかるなと感じたら、ジェルタイプやリキッドタイプに変えてみて。描きにくいと目の上ばかりにラインを足してしまい、肝心なインラインを疎かにしてしまいがち。メイクも下手に見えてしまいます。
また、ペンシルの芯が丸まっていないかチェックを!上手く描けない原因になっている可能性もあります。
特徴5:ベージュ&ペールピンクの色味しか持っていない

ベージュやペールピンクなど、薄い色味のアイテムしか持っていないかたも残念!それらの色が好きだからテーマカラーにしているのかもしれないけど、年齢を重ねるにつれて、メイクはより一層メリハリが大切になってきます!ボヤッとした色ばかり使うと、加齢によって問題の出てくる箇所が、より目立ってしまいますよ。
メイクが上手くいかない…と悩んでいる方は、ぜひこの5つのポイントを意識してみてくださいね。
教えてくれたのは・・・

取材・文/岸沙織