人気ヘアメイクアップアーティストが「メイク前に絶対やること/やらないこと」
2020/12/16
プロのヘアメイクアップアーティストが、メイク前に絶対やること/やらないこととは?メイク前のルーティンをヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんに伺いました!
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
やること:手のしっかりケア
ヘアメイクアップアーティストという職業柄、自分自身の“手”も大事な道具のひとつ。常に乾燥しないようケアしています。部屋のあちこちにハンドクリームを置いて、こまめに塗っていますね。
やらないこと:手を冷やす
たとえば、ファンデーションを手の平で温めてから塗るとノリがよくなったり…と、人肌でメイクのノリってよくなるんです。そのため、日頃から手を冷やすことは避けるようにしています。寒い時期、外に出るときには手袋をしたり、朝手が冷えているなと感じたら温めるよう心がけていますね。
やること:その日のコンディションに合わせてスキンケアを変える
朝起きたら鏡を見て、その日の顔色をチェックします。くすんでいるなと感じたり、手で触ってみて乾燥しているようだったら、ローションやクリームの量をいつもより増やすなど保湿に力を入れます。肌のコンディションは毎日異なるので、スキンケアは日々調節していますよ。
やらないこと:スキンケア用品の点数を増やしすぎる
スキンケアは毎日継続してやることが大事!アイテムの点数を増やしすぎてしまうと、疲れてしまいますよね。基本的なケアを毎日継続、たまにスペシャルケアを取り入れる…というように、スキンケアが負担にならないように気をつけています。ずっと同じものを使うのではなく、たまに変えてみるのもよいですよね。
やること:メイク前のローションマスク
メイク前にはローションマスクして、しっかり保湿するようにしています。スキンケアをしてから少し時間が経っていたら、メイク直前にもう一度スキンケアをするようにしていますよ。
やらないこと:朝起きてすぐのメイク
朝起きてから、コンディションが整わないうちはメイクしません。シャワーを浴びるなどして、身体を温めてからメイクするようにしています。
やること:明るい場所に鏡を置く
メイクするのは明るいところ、できれば自然光の入ってくる場所が理想です。暗い場所ではメイクしないようにしています。洗面台などは意外と暗いので、私は自然光の入るリビングに、自分の顔がしっかり全部映る鏡を置いてメイクしています。
やらないこと:寒い部屋&エアコンの近くでのメイク
先ほど人肌でメイクのノリがよくなると言いましたが、自分の身体が冷えていると顔色も悪くなり、メイクのノリも悪くなってしまいます。寒い場所でメイクするのは避けるようにしていますね。
寒いからといってエアコンの近くでメイクすると、風が当たり過ぎて乾燥してしまいます。ひざ掛けをするなど足元を温めると、それだけで血色がよくなるのでオススメです。